プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Site Studio Contributorの使用
12c (12.2.1)
E70068-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

6 表の操作

表は、Webページで様々な目的のために使用できます。表を使用してテキストやグラフィックを整理したり、(スプレッドシートのように)データを表形式で表現することは、ワープロ・プログラムを長期間使用しているユーザーにとって、身近な処理です。

Webページでも、表を使用して同様の処理を行うことができます。また、Webページでのより一般的な表の用途として、コンテンツの構造化をあげることができます。通常のWebページでは、テキスト、グラフィック、他のコンテンツは、単純に連続表示されます。テキストやイメージは折り返され、アイテムが連続して表示されます。Webページのどこにアイテムを表示するかを制御する方法はないため、表を使用することが役立ちます。

表を使用すると、テキストまたはイメージを1つのセルに配置して整列し、他のテキストまたはイメージを別のセルに配置して整列できます。たとえば、イメージの横にテキストを配置したり、テキスト、グラフィックおよび他のタイプのコンテンツを上下または左右に並べて配置する場合は、表を使用します。

表に対して、次のタスクを実行できます。

6.1 表の追加

Contributorで編集ツールバーを使用して表を追加できます。表を追加すると、表をサイズ変更したり、表のプロパティを変更したりできます。

表を追加するには、次のタスクを実行します。

  1. 表を追加する場所にカーソルを置きます。

  2. 編集ツールバーの「表の挿入」アイコン(図6-1)をクリックします。

    図6-1 「表」アイコン

    「表」アイコン

    表のプロパティ・ダイアログが表示されます(図6-2)。

    図6-2 「表」ダイアログ

    図6-2の説明が続きます
    「図6-2 「表」ダイアログ」の説明

  3. 必要に応じて各表プロパティを指定または編集します。

    • : 表の行数を指定します。

    • : 表の列数を指定します。

    • 枠線サイズ: 表の枠線サイズを(ピクセル単位で)指定します(表の周囲に枠線を表示しない場合は0を設定します)。

    • 位置合わせ: 表にデフォルト設定を使用するのか、それとも右揃え、左揃えまたは中央揃えを使用するのかを指定します。

    • : 表の幅を(ピクセル単位またはページ幅の比率で)指定します。幅を指定しないと、表のサイズはセル・コンテンツにあわせて自動的に設定されます。

    • 高さ: 表の高さを(ピクセル単位で)指定します。高さを指定しないと、表のサイズはセル・コンテンツにあわせて自動的に設定されます。

    • セルの間隔: セル境界線の厚さを指定します。

    • セルのパディング: セルのコンテンツとセルの内側の境界との間に空白を挿入することを指定します。

    • キャプション: 表のタイトルを指定します。タイトルは表の上部に表示されます。

    • サマリー: 表にコメントを設定します。コメントは表に表示されません。アクセシビリティの確保には、サマリーの提供が有用です。

    すべてのオプションが表の作成に必要となるわけではありません。行数および列数は必ず指定します。それ以外の属性はオプションであり、必要に応じて使用します。

  4. 「OK」をクリックして、表を追加します。

    表がページに追加されます。マウスまたは表のプロパティ・ダイアログ・ボックスを使用して、表をサイズ変更したり、表の属性を変更したりできます(「表のプロパティの変更」を参照)。

6.2 表サイズの変更

マウスまたは表のプロパティのダイアログ・ボックスを使用して、表全体のサイズを変更できます。

マウスを使用したサイズ変更

マウスを使用して表のサイズを変更するには、次のタスクを実行します。

  1. 表の境界上でカーソルが十字の矢印になるまでマウス・カーソルを動かし、左マウス・ボタンをクリックします。

    表が選択されていることを示すフレームが表の周囲に表示されます(図6-3)。

    図6-3 選択されていない表と選択された表

    選択されていない表および選択されている表(フレームあり)
  2. フレームの任意のボックスをクリックしてドラッグし、表のサイズを変更します。

表のプロパティのダイアログ・ボックスを使用したサイズの変更

表のプロパティのダイアログ・ボックスで表全体のサイズを変更することもできます。「表のプロパティの変更」を参照してください。

6.3 表の列の幅の変更

表の列幅を変更するには、次のタスクを実行します。

  1. サイズを変更する列の任意のセルにマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックして、セルセルのプロパティを選択します。

  3. 「幅」フィールドに値を指定します(ピクセル単位またはパーセント)。

  4. 「OK」をクリックします。

これにより、更新された幅で列が表示されます。意図したサイズにならない場合は、列幅の設定よりも優先される表幅の設定がある可能性があります。「表のプロパティの変更」を参照してください。

6.4 表の行の高さの変更

表の行の高さを変更するには、次のタスクを実行します。

  1. 高さを変更する行の任意のセルにマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックして、セルセルのプロパティを選択します。

  3. 「高さ」フィールドに値を指定します(ピクセル単位)。

  4. 「OK」をクリックします。

これにより、更新された高さで行が表示されます。意図したサイズにならない場合は、行の高さの設定よりも優先される表の高さの設定がある可能性があります。「表のプロパティの変更」を参照してください。

6.5 表への行または列の追加

マウスを使用して表に行や列を追加できます。

表への行の追加

行を表に追加するには、次のタスクを実行します。

  1. 行の追加位置にある行にマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックし、「行」を選択し、現在の行の上と下のどちらに行を追加するかに応じて行を上に挿入または行を下に挿入を選択します。

表への列の追加

列を表に追加するには、次のタスクを実行します。

  1. 列の追加位置にある列にマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックし、「列」を選択し、現在の行の右と左のどちらに列を追加するかに応じて列を左に挿入または列を右に挿入を選択します。

行または列を追加した後、セル・プロパティのフォームを使用して幅を微調整できます(「表セルのプロパティ」の変更)。

6.6 表の行または列の削除

マウスを使用して、表から行や列を削除できます。

表からの行の削除

表から行を削除するには、次のタスクを実行します。

  1. 削除する行内の任意の場所にマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックして、「行」「行の削除」を選択します。

表からの列の削除

表から列を削除するには、次のタスクを実行します。

  1. 削除する列内の任意の場所にマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックして、「列」列の削除を選択します。

[Ctrl]キーを押しながら[Z]キーを押すと、アクションを取り消すことができます。

6.7 表のセルの分割または結合

表のセルは分割またはマージできます。セルの分割は行または列の追加に似ていますが、対象はセルのグループではなく単一のセルです。一方、セルのマージはそのセルを削除して隣のセルに追加する操作に似ています。

表のセルの分割

表のセルを分割するには、次のタスクを実行します。

  1. 分割するセルにマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックしてセルを選択し、セルを2行と2列のどちらに分割するかに応じてセルの水平分割またはセルの垂直分割を選択します。

表のセルのマージ

表のセルをマージするには、次のタスクを実行します。

  1. マージするセルにマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックしてセルを選択し、右と下のどちらのセルとマージするかに応じて右側へマージまたは下へマージを選択します。

6.8 表のプロパティの変更

ページに表を追加した後、その表のプロパティに変更を加える必要がある場合があります。この場合には、表のプロパティ・ダイアログ・ボックスを使用します。表の行と列の数、表の幅と高さ、および一部の表示オプションを変更できます。

表のプロパティを変更するには、次のタスクを実行します。

  1. プロパティを編集する表内の任意の場所にマウスのカーソルを置きます。

  2. 右クリックし、表のプロパティを選択します。

    表のプロパティ・ダイアログが表示されます(図6-4)。

    図6-4 「表」ダイアログ

    図6-4の説明が続きます
    「図6-4 「表」ダイアログ」の説明

  3. 必要に応じて各プロパティを指定または編集します。

    • : 表の行数を指定します。

    • : 表の列数を指定します。

    • 枠線サイズ: 表の枠線サイズを(ピクセル単位で)指定します(表の周囲に枠線を表示しない場合は0を設定します)。

    • 位置合わせ: 表にデフォルト設定を使用するのか、それとも右揃え、左揃えまたは中央揃えを使用するのかを指定します。

    • : 表の幅を(ピクセル単位またはページ幅の比率で)指定します。幅を指定しないと、表のサイズはセル・コンテンツにあわせて自動的に設定されます。

    • 高さ: 表の高さを(ピクセル単位で)指定します。高さを指定しないと、表のサイズはセル・コンテンツにあわせて自動的に設定されます。

    • セルの間隔: セル境界線の厚さを指定します。

    • セルのパディング: セルのコンテンツとセルの内側の境界との間に空白を挿入することを指定します。

    • キャプション: 表のタイトルを指定します。タイトルは表の上部に表示されます。

    • サマリー: 表にコメントを設定します。コメントは表に表示されません。アクセシビリティの確保には、サマリーの提供が有用です。

  4. 作業を終了後、「OK」をクリックします。

6.9 表のセルのプロパティの変更

ページに表を追加した後、セル・プロパティに変更を加える必要がある場合があります。この場合は、セルのプロパティ・ダイアログ・ボックスを使用します。表の行と列の数、表の幅と高さ、および一部の表示オプションを変更できます。

その表の各セルの外観を微調整するには、表セルのプロパティ・フォームを使用する必要があります。このフォームでは、表の各セルについて、位置合せ、高さおよび幅、背景色などを変更できます。

表セルのプロパティを変更するには、次のタスクを実行します

  1. プロパティを編集する表セルの任意の場所にマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックし、セルのプロパティを選択します。

    セルのプロパティ・ダイアログが表示されます(図6-5)。

    図6-5 セルのプロパティ・ダイアログ

    図6-5の説明が続きます
    「図6-5 セルのプロパティ・ダイアログ」の説明

  3. 必要に応じて各セル・プロパティを指定または編集します。

    • : セルの幅を(ピクセル単位または表幅の比率で)指定します。この値はそのセルの列全体の幅に影響を及ぼすことに注意してください。

    • 高さ: セルの高さを(ピクセル単位で)指定します。この値はそのセルの行全体の高さに影響を及ぼすことに注意してください。

    • ワード・ラップ: セル・コンテンツのワード・ラップを有効または無効にします。ワード・ラップを有効にすると、セル・コンテンツが定義したセル幅よりも大きい場合には、次の行に自動的に改行されます。ワード・ラップを無効にすると、(列幅制限がないかぎり)セル・コンテンツが1行に収まるようにセル幅が自動的に調整されます。

    • 水平位置合せ: セルでコンテンツの水平位置(左揃え、中央揃え、右揃え)を指定します。

    • 垂直位置合せ: セルでコンテンツの垂直位置(最上部、中央、最下部、ベースライン)を指定します。

    • 行範囲: セルがまたぐ行数を指定します。

    • 列範囲: セルがまたぐ列数を指定します。

    • 背景色: セルの背景の色を指定します。色を選択するには、このフィールドの横にある「選択」をクリックします。フィールドには、色が16進値として表示されます。

    • 枠線の色: セルの境界の色を指定します。色を選択するには、このフィールドの横にある「選択」をクリックします。フィールドには、色が16進値として表示されます。

  4. 作業を終了後、「OK」をクリックします。

6.10 表の削除

表を削除するには、次のタスクを実行します。

  1. 削除する表内の任意の場所にマウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックして、「表の削除」を選択します。

    表が削除されます。


重要:

表を削除すると、表内のすべてのもの(テキスト、グラフィックなど)が削除されます。必要なコンテンツは、削除前に表から移動してください。