Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentでの開発 12c (12.2.1) E70070-01 |
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この章では、Oracle WebCenter Content Serverに追加のコンポーネントをインストールする方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
コンテンツ・サーバーのサーバー・コンポーネントはデフォルトでインストールされますが、カスタム・コンポーネントおよびOracle Technology Networkからダウンロードされたコンポーネントを使用できるようにするには、それらをインストールして有効にする必要があります。
次のいずれかの方法を使用してコンポーネントをインストールできます。
コンポーネントをインストールする前に、まず、そのコンポーネントをインスタンスにダウンロードする必要があります。次の要件を満たさないかぎり、コンポーネントをダウンロードできません。
コンポーネントは、IdcHomeDir
/system
ディレクトリの外部(つまりDomainHome
/ucm/idc/system
)に存在する必要があります。これにより、コンポーネントにパッチがアップロードされている場合を除き、パッケージ化されているすべてのコンポーネントが除外されます。
コンポーネントに適切な名前のZIPファイルがあり、それがカスタム・コンポーネントまたはコア・コンポーネント・ディレクトリ内に存在する必要があります。
コンポーネント・ウィザードを使用して、複数のコンテンツ・サーバー・インスタンス上にインストールするカスタム・コンポーネントをZIPファイルにパッケージ化することができます。
インストールするコンポーネントをパッケージ化する手順は、次のとおりです。
「管理」トレイまたはメニューで、「管理サーバー」→「コンポーネント・マネージャ」を選択します。
「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。
「コンポーネント・マネージャ」ページの最初の段落で、「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックします。
これで「拡張コンポーネント・マネージャ」ページが表示され、ダウンロードできるコンポーネントのリストが提示されます。
パッケージ化するコンポーネントを、「コンポーネントのダウンロード」リストから選択します。
「ダウンロード」をクリックし、「ファイルのダウンロード」画面を表示します。
「このファイルをディスクに保存」を選択して、「OK」をクリックします。
「別名保存」ダイアログ・ボックスで、ディレクトリに移動して、必要に応じてファイル名を変更し、「保存」をクリックします。
これによって、コンポーネントのインストールに使用できるコンポーネントZIPファイルが作成されます。
拡張コンポーネント・マネージャを使用してコンポーネントをインストールするには、次の手順を実行します。
「管理」トレイまたはメニューで、「管理サーバー」→「コンポーネント・マネージャ」を選択します。
「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。
「コンポーネント・マネージャ」ページで「参照」ボタンをクリックして、ダウンロードおよび保存されたZIPファイルを見つけます。
コンポーネント名を選択し、「開く」をクリックします。
「インストール」をクリックします。何がインストールされるかを詳細に示すメッセージが表示されます。
「続行」をクリックしてインストールを続けるか、「取消」をクリックしてインストールを停止します。
「続行」をクリックした場合、インストールが正常に行われるとメッセージが表示されます。次の2つのオプションのいずれかを選択します。
コンポーネントを有効にし、コンテンツ・サーバーを再起動します。
コンポーネント・マネージャに戻ります(コンポーネントの追加を続けることができます)。
コンポーネントの追加が完了したら、有効にするコンポーネントを選択し、「有効化」をクリックします。コンポーネントの有効化が完了したら、サーバーを再起動します。
コンポーネント・ウィザードを使用してコンポーネントをインストールするには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードを起動します。
(Windowsオペレーティング・システム)「スタート」メニューから、「プログラム」→「Oracle WebCenter Content Server」→サーバー名→「ユーティリティ」→「コンポーネント・ウィザード」を選択します。
(UNIXオペレーティング・システム) DomainHome
/ucm/cs/bin
ディレクトリでComponentWizard
スクリプトを実行します。
「コンポーネント・ウィザード」のメイン画面および「コンポーネント・リスト」画面が表示されます。
「コンポーネント・リスト」画面で、「インストール」をクリックします。
「インストール」画面が表示されます。
「選択」をクリックします。
ダウンロードされて保存されたZIPファイルにナビゲートし、それを選択します。
「開く」をクリックします。
ZIPファイルのコンテンツが「インストール」画面のリストに追加されます。
「OK」をクリックします。コンポーネントを有効にするように求められます。
「はい」をクリックします。そのコンポーネントは、「コンポーネント・リスト」画面で、有効なコンポーネントとして表示されます。
コンポーネント・ウィザードを終了します。
コンテンツ・サーバーを再起動します。
インストールするコンポーネントに応じて、「管理」トレイまたはメニューあるいは「管理アプレット」ページに新しいメニュー・オプションが表示されます。コンポーネントのなかには、単に既存の機能を拡張するだけで、別個の新しいオプションとしては表示されないものがあります。詳細は、コンポーネントのドキュメントを参照してください。
ComponentToolユーティリティを実行し、インストールして有効にするコンポーネントのZIPファイルを指定します。
DomainHome/ucm/cs/bin/ComponentTool path_to_file/component.zip