この章では、Oracle WebCenter Sitesのコンポーネントに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。
この項では、一般的な問題および回避策について説明します。次のトピックが含まれています:
A/Bテストが実行されるページが変更されて再公開されると、A/BテストでバリアントAに対する新規データが示されます。差分が該当しなくなるようなページの変更であった場合、バリアントも正しく表示されません。
A/Bテストでは使用されるが、他では使用されないテンプレート・アセットは削除できます。ただし、A/Bテストの差分に使用されているテンプレートを削除すると、A/Bテストで意図していたコンテンツがサイトの訪問者に表示されません。
A/Bテストの実行時、ベース・ページを変更し、公開できます。この変更によって、テスト・バリアントが正しく出力されず、テスト結果が警告なしで無効になることがあります。
アセットを正常にロールバックした後、フォーカスがブラウザになく、Contributorインタフェースでキーボード・ショートカットが機能しません。
Contributorインタフェースで、JAWSアクセシビリティ・リーダーがPulldown、UploaderおよびtypeAhead属性エディタを使用するフレックス・アセットのフィールド名を読み上げません。さらに、リーダーは「ワークフロー・ステータス」画面のすべてのフィールド名は読み上げません。最後に、リーダーは日付ピッカー属性エディタを使用する複数値日付フィールドのフィールド名を読み上げません。
システム・ツールからダウンロードしたログ・ファイルには、cas.log
の情報が含まれません。
「リフレッシュ」を右クリックしても、「スレッド情報」、サイト情報および「DB情報」のページはリフレッシュされません。
ログ・ビューアでログを表示しようとすると、メッセージ「エラーが発生しました。」
が表示されますが、ログは空です。
「DB情報」の表情報を表示する権限が不十分な場合、アクセスは許可されていません
メッセージが複数回表示されます。
実行するテストのタイプを変更しないと、ファイル・システムのテストを複数回実行できません。
システム・ツールのファイル・システムのテスト情報は、Internet Explorerではグラフ形式で表示されません。このグラフを表示するには、Firefoxを使用します。
新しいAssetMakerアセット・タイプを作成するとき、フィールド間の移動に[Tab]キーを使用すると、ビューの「参照」ボタンが表示されなくなります。ボタンが元々表示されていた領域をクリックすると、参照を継続できます。
WebCenter Sitesが階層LDAPを使用するように構成されているときに、ユーザーが管理サイトへのアクセス権のみを持っていて、管理インタフェースにログインすると、ツリー・タブには複数のタブがロードされて表示されますが、それらのタブはすべて空になります。
ics.CommitBatchedCommands()
が正しいステータスを返さないか、すべての状況においてerrno
変数を適切に設定しません。
JSP処理で空白が追加されます。
ページまたはコレクションではないアセットでasset:export
/ asset.export
タグを使用すると、出力されるXMLに無名のアソシエーションに関する情報が含まれません。
アセットの特定のリビジョンを削除するXMLタグASSET.DELETEREVISION
の実行に失敗します。JSPバリアントasset:deleterevision
を使用する必要があります。
大/小文字を区別するデータベースの場合、大/小文字の区別をfalse
に設定しても、検索問合せの大/小文字の区別は無効化されません。
Contributorインタフェースで右クリックを使用してサイト・プランを承認しても、承認にスロット・アセットが含まれません。スロットを含むページは、個別に承認する必要があります。
推奨またはプロモーションが承認されたとき、依存関係としてセグメントが表示されません。
リビジョン・トラッキングされているアセットを削除すると、アセットの初期調査において、AssetCacheに表示されるこのアセットの更新時間および有効な依存関係は不正確です。
5MBよりも大きいBLOBをアップロードすると例外が発生しますが、無視しても問題ありません。
AssetCacheでコピーのための<Assettype ID>のシリアライズ/デシリアライズ中にエラーが発生しました
<render:LogDep>
によって、リンクされていないキャッシュが行われる可能性があります。認識されないrendermode
が渡された場合、システムはページをキャッシュしますが、依存関係をログに記録しません。これにより、依存関係が存在しないために、どのようにしてもページがフラッシュされなくなります。
次のような警告メッセージがログに表示される場合があります: diskStorePathを使用してCacheManagerの新しいインスタンスを作成しています
。このメッセージは無視しても問題ありません。
WebCenter SitesをWebLogic Server埋込みLDAPと統合すると、WEM管理インタフェースのサイト・ユーザーの管理ページで以前に割り当てられていたユーザーのリストに影響することがあります。この表示の問題は、機能には影響しません。以前に割り当てられていたユーザーはサイトに正常にログインできます。
バルク・アプルーバ・ユーティリティの実行で、ログイン資格証明をbulkapprove.ini
ファイルにプレーン・テキストで含める必要がなくなりました。ユーティリティでコマンドラインの引数として資格証明を受け入れるようになりました。次に例を示します。
BulkApprover <config=...> <action=initialize,notify,approve,mark_publish> <output_file=xxx> <target_list=...> <username=...> <password=...> target_list=<...>[optional, overrides approvalTargetList
キャッシュの使用が増えると、キャッシュ内の実際のアイテム数が同じ場合でも、ディスク格納サイズは大きくなり続けます。
Satellite Serverでキャッシュされる予定がないBLOBは、sscachedir
/uncachedblob
の下に追加されます。このディレクトリは、BLOBがSatellite Serverにキャッシュされない場合に大きくなります。このディレクトリのコンテンツはいつでも安全に削除できます。手動で削除するか、またはFlushServerのresetコールを使用して削除できます。
注意: FlushServerのresetコールは、Satellite Serverからすべてのキャッシュを消去します。 |
テンプレート・バリアントに基づくページは、最初のリクエスト時はリモートのSatellite Serverでキャッシュされません。
CKEditorで外部リンクを作成する際、ターゲットが"not set
"、"frame
"または"Same Window (_self)
"に設定されている場合、フレームに"Loading
"メッセージが表示されます。
Contributorインタフェースで複数の属性エディタ(CKEditorなど)を使用してアセットを編集し、各エディタに独自のカスタムconfig.js
ファイルがある場合、フォーム・モードでは機能しますが、編集モードでは機能しません。編集モードでは、カスタマイズされたconfig.js
ファイルはロードされません。
ユーザーがWebCenter Sitesクラスタ環境に正常にログインした後、チケットが無効であるか、すでに期限切れであるというエラー・メッセージがsites.log
ファイルに表示されます。このメッセージは機能に影響せず、無視してかまいません。
Contributorインタフェースの新規ウィンドウでページをプレビューする場合、まずリクエストのラッパー要素が確認されます。この要素が使用可能でない場合、管理インタフェースでサイトに対して構成されているデフォルトのラッパー要素がページで使用されます。
スロットのスワッピング中にテンプレートの互換性の問題でエラーが発生すると、元のスロットのコンテンツが消去されます。リフレッシュするか、保存を取り消して、前に保存した状態に復帰してください。
開発者ツールを使用してインポートしたサイトのツリーには、ブックマークが表示されません。これを解決するには、管理インタフェースでブックマーク・ツリー・タブを編集してから保存します。
ドッキングされた検索からドラッグ・アンド・ドロップするとき、アバター・ウィンドウ(アセット名が青で表示されます)が検索の後ろに隠れる傾向があります。
サイト・プラン・ツリーへのページのドラッグ・アンド・ドロップはサポートされていません。そのようにすると、ツリー・ノードのインジケータが回転しますが、結果が返されません。このとき、もう応答していないサイト・プラン・ツリーのノードから開始されたアクションを除いて、他の操作は続行できます。
ベーシック・アセットの場合、大きい(64MB超)ファイルのアップロードでは進捗バーが正確に表示されません。
bs.security=true
を設定すると、WebモードまたはプレビューでBLOBのレンダリングが失敗します。
bs.security=true
を設定すると、BLOBが作成画面に正確にレンダリングされませんが、調査は適切に表示されます。
レイアウト選択テンプレートは、Contributorインタフェースでプロキシ・アセットの一部として追加したビデオの後ろに表示されます。
値が空の日付ピッカーは、Webモードでは機能しません。
Webモードでは、「レイアウトの変更」オプションで選択したレイアウトは、アセットを保存しない場合でもブラウザで保持されます。
スロットの表示に対する変更は、Webモードでのアセットのコピー操作ではコピーされません。
Contributorインタフェースで右から左(RTL)の方向を使用する場合、ナビゲーション・ペイン・ツリーでコンテキスト・メニューとサブメニューが重なり合うことがあります。さらに、「コンテンツ」メニューのサブメニュー・オプションが完全に表示されないことがあります。
エクスポートにfw_attributeeditor
またはfw_uiconfiguration
アセットタイプが含まれている場合、バージョン11.1.1.6.0または11.1.1.6.1からの開発者ツール・エクスポートの11.1.1.8.0へのインポートは失敗します。ユーザーはインポートの前にこれらのタイプをデータストアから削除する必要があります。
バージョン7.6.xからの開発者ツールのインポートは、カレンダがこのバージョンと11gR1以上では異なるため、日付ピッカー属性エディタがデータストアに含まれている場合は失敗します。このデータをインポートする属性を削除してください。
既存の要素オプションを使用してテンプレートを作成すると、指定した要素が存在しない場合は空のテンプレートがWebCenter Sitesに作成されますが、これをエクスポートすることはできません。
エクスポートするファイルのファイル名の長さがオペレーティング・システムのファイル名制限を超える場合、そのファイルはエクスポートできません。これは、アップロードしたBLOBのファイル名が長すぎる場合に発生することがあります。
サイトを削除しても、エクスポートしたアセットに関する情報は更新されません。回避策として、最初に、削除するサイトのアセットの共有を解除してから、サイトを削除します。
アセット以外のリソースの削除は、それぞれの削除先で手動で実行する必要があります。これは、現時点では、削除されたアセット以外のリソースに対する同期が行われないためです。
リソースをインポートする順序に注意する必要があります。すべての開発者がそれぞれのシステムに"Bを指し示すA"がある場合を考えてみます。このとき、ある開発者が、Cを指し示すようにAを変更してBを削除したとします。他の開発者がAの前にBを同期化する場合、参照されているアセットを削除できないため、インポートに失敗します。
インポート中に、索引付けデータの例外が発生する場合があります。これは、検索索引にのみ影響し、実際のデータ・インポートには影響しません。必要に応じて、影響があったアセット・タイプの索引付けを、インポート後に再実行してください。
スラッシュまたはカンマを含むfw_uids
があるリソースは、エクスポートできません。
Windows環境のEclipseのSyncおよびFWワークスペースのビューでは、UTF-8文字が適切に表示されません。
ロケール階層情報は、エクスポートした階層DimensionSetでは保持されません。回避策として、インポート後に階層情報を手動で構成します。
SiteCatalogリソースには、ElementCatalogリソースに対する依存関係が含まれません。現時点では、これらを手動でエクスポート/インポートする必要があります。
開発者ツールのEclipseプラグインの自動補完は、この自動補完がアプリケーション・サーバーでサポートされていない場合は、二重引用符を追加します。二重引用符を手動で一重引用符に変更する必要があります。
セグメント基準に文字列値の履歴定義が含まれている場合は、セグメント・アセットのインポートに失敗します。
リモート・インスタンスに接続する際、存在しない場所がプロジェクトWEB-INF
フォルダによって指し示されます。その結果、コード補完が機能しません。この問題の回避策として、リモート接続で作業する際にローカルjar / tldにマップします。
ElementCatalogエントリが既存のElementCatalogエントリの名前で作成されている場合、JSPが新しい空のJSPでオーバーライドされます。
一部のLinuxシステムでは、WebCenter Sitesインタフェースおよびログ・セクションが表示されません。
推奨アセットにセグメントを追加するには、管理インタフェースで提供されるアセット・フォーム機能を有効にするかわりに、Contributorインタフェースでフォームを使用することをお薦めします。Contributorインタフェースでアセットの作成フォームは「コンテンツ」→「新規」メニューを選択して作成できます。このフォームには「検索」/「ツリー」タブを使用してアクセスできます。
管理インタフェースの推奨アセットの作成からアクセスできる「選択したセグメントの追加」オプションの問題で、アセット・フォームを有効にすると、セグメントを追加できない場合があります。(「選択したセグメントの追加」オプションは、管理インタフェースの「プロパティ管理」でadvancedUI.enableAssetForms
プロパティをtrue
に設定し、サイトに対して「推奨」アセット・タイプを有効にすると使用できます。)
推奨の一部であるアセットを評価100に設定すると、そのアセットのみが返されます。
複数の親を使用する場合は、それらすべてで同一の親選択スタイルを使用する必要があります。
デフォルトのイメージ最適化フィルタではGIFイメージは最適化されません。これはJDKの制限です。GIFイメージを最適化する必要がある場合、カスタムのイメージ最適化APIを実装する必要があります。
このリリースでは、既存の不具合によりEndeca SSLドメインへのデータのロードはサポートされません。この問題はWebCenter Sitesのパッチで解決される予定です。
インストール時およびインストール後、WebCenter Sitesサーバーの停止でjersey-container-servlet-core-2.9.jar
ライブラリに関連する例外が表示されることがあります。この例外は停止プロセスを妨げず、無視してかまいません。
WebLogicドメインがデフォルト以外のディレクトリで構成されている場合、Fusion Middleware構成ウィザードの実行後、grant-opss-permission.sh
ファイル内のgrant-opss-permission.py
のパスを再設定する必要があります。grant-opss-permission.sh
ファイルおよびgrant-opss-permission.py
ファイルはDOMAIN_HOME
/wcsites/bin
ディレクトリにあります。
WebCenter Sitesの管理対象サーバーおよび管理サーバーの停止時、管理対象サーバーまたは管理サーバーのログ・ファイルに例外が表示されることがあります。これらの例外は機能に影響せず、無視してかまいません。
WebCenter SitesとそのコンポーネントであるInsightsおよびVisitor Servicesのロギング・レベルを指定するログ構成ファイルは次のとおりです。
WebCenter Sitesの場合: DOMAIN_HOME
/wcsites/wcsites/config/logging-config.xml
Insightsの場合: DOMAIN_HOME
/config/fmwconfig/servers/wcsites_server1/logging.xml
Visitor Servicesの場合: DOMAIN_HOME
/config/fmwconfig/servers/visitorservices_server1/logging.xml
InsightsおよびVisitor Servicesのロギング・レベルは、Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用して設定できない場合、管理者が手動で設定できます。InsightsおよびVisitor Servicesについてlogging.xml
ファイルに行った変更は、これらのコンポーネントの再起動後にのみ適用されます。
Sites.log
およびcas.log
ファイルは、Fusion Middleware Controlコンソールに表示されません。
サイト・キャプチャのODLロギングは、-DuseODL
JVM引数なしでは機能しません。
150%を超えて拡大すると、モビリティ・プレビュー・ページが正しくレンダリングされません。
デバイス名によって識別するためのユーザー・エージェント識別を使用して最も効果的に動作するサンプルが、devices.xml
ファイルによって提供されます。粒度を大きくするにはこのファイルを変更します。
デバイス名フィールドに31文字よりも多く入力すると、その名前がマルチデバイス・プレビューでデバイス領域の外に表示されます。
プロキシ・アセットを含むコンテンツ問合せを作成すると、検索結果にドット(…)のみが表示されます。
クラスタのパブリッシュ中、パブリッシュ・ステータス画面の進捗バーが、実際の手順とは異なる順序で進捗を表示します。
ディスクへのエクスポート: 表示テンプレートを変更すると、複数のアセットが公開リストに入ります。これを解決するためのユーティリティについては、テクニカル・サポートにお問い合せください。
パブリッシュ済の子ページをサイト・プランから削除し、後で親のみをパブリッシュすると、子ページはパブリッシュ先に残されますが、サイト・プランには表示されません。
パブリッシュ中に作成された一時ファイルは、公開後ファイル・システムに残ります。
プロモーションに対する依存アセット関係は、パブリッシュ後に失われます。これは、RESTおよび開発者ツールのインポート/エクスポートでも発生します。
BLOBのパブリッシュ時に、エラー-3100
が発生する場合があります。これは無視して問題ありません。
管理インタフェースの「パブリッシュ」コンソールで、失敗したパブリッシュ・セッションを削除してもセッションは削除されません。削除したセッションは、引き続き「履歴」タブに表示されます。
パブリッシャ・ロールのユーザーがページをパブリッシュした場合、「パブリッシュ」画面にページの依存(子)アセットは表示されません。この動作は、承認画面と異なります。承認画面では、ページの承認の依存(子)アセットが表示されます。
RESTコールを行うには、ユーザーはまずCASからマルチチケットを取得します。マルチチケットを受信したら、ユーザーはPOSTリクエストをURL http://<host:port>/sites/wem/service/encrypttoken
に送信します。このPOSTリクエストには、ContentType
ヘッダー値applications/x-www-form-urlencoded
を含めます。ユーザーは、このコールのレスポンスとしてencryptedtoken
値を取得します。REST URLへのすべてのコールで、このencryptedtoken
値をリクエストのX-CSRF-Tokenヘッダーの値として含める必要があります。この変更は、レガシーREST APIを介したものも含め、すべてのRESTコールに適用されます。
無効なマルチチケットをSatellite ServerへのRESTコールで使用すると、ログイン画面にリダイレクトされるかわりに、次の例外がスローされます: javax.servlet.ServletException
: Failed to parse assertion for multi ticket xxx
無効なマルチチケットをSatellite ServerへのRESTコールで使用すると、ログイン画面にリダイレクトされます。ただし、チケットを生成して要求された情報を表示するのではなく、リダイレクトに失敗してエラーが表示されます。
WebCenter Sitesへのログイン中に、ブラウザを介して無効なチケットまたは複数チケットを使用してRESTコールを開始すると、セッション・チケットが使用されるため成功します。
複数値の関連付けは、序数値では返されません。
削除したグループは、セキュリティ構成からは削除されません。グループは、FW_CSSecurityConfig
表からエントリを削除することによって手動で削除できます。
負荷がかかっている状態でバッファ書込みを使用すると、次の例外が発生する場合があります。データが適切に返されるので、これは無視しても問題ありません。
com.sun.jersey.server.impl.application.WebApplicationImpl onException SEVERE: 内部サーバー・エラーjavax.ws.rs.WebApplicationException: javax.xml.bind.MarshalException
Content-typeヘッダーは、削除操作を可能にするために設定する必要があります。
RESTでのアセット・タイプの作成時、Plural Form
は管理インタフェースに反映されず無視されます。
存在していないオブジェクトに対してDeleteメソッドを起動すると、ステータス・コード200が返されます。
Applicationオブジェクト・タイプに対するUpdateは、Delete権限も付与されていない場合には機能しません。
WebCenter Sitesの再起動後の最初の要求がPUTの場合、作成は失敗してエラー500が返されます。
ナビゲーション・サービスは、ページ・アセットが存在しない場合に、エラー200ではなく、エラー500を返します。
説明はサイトに必須の属性ですが、WebCenter Sites RESTサービスでは作成/編集中にサイトの説明が検証されません。
RESTを通じてロールを削除したときには、それに対応するサイトおよびユーザーのエントリは削除されません。WEMの管理インタフェースを使用してロールを削除するか、手動でUserPublication
表をクリーンアップして依存関係を削除してください。
ナビゲーション・サービスにアクセスするために、ユーザーはRESTAdminグループに属している必要があります。
アセット・データに対するREST APIでは、属性データがnullの場合に空の文字列が返されることがあります。
Central Authentication Service (CAS)を介したリモートのSatellite ServerへのREST APIコールは、マルチチケットを取得した後、各RESTコールでそのマルチチケットを使用して行う必要があります。
リビジョン・トラッキングされているアセットのバージョンを表示すると、その親が削除されている場合は画面が空白になります。
チェックアウトへのアクセスが拒否される場合、Contributorインタフェースで「チェックアウト」ボタンをクリックしてもレスポンスはありません。
リビジョン・トラッキングされているアセットに関連付けられているアセットを削除すると、ロールバック時にすべての関連付けが削除されます。
Apache Webサーバーで実行されるRemote Satellite Serverインスタンスで、キャッシュされないテンプレートに関連する1つ以上の操作が、進行中の別の操作が原因でブロックされることがあります。この操作またはスレッドのブロックはApacheの不具合によるもので、スループットが低下します。この問題は、キャッシュされないテンプレートの数が増えるにつれて悪化します。
共存するSatellite Serverを使用してラッパー・ページが呼び出されると、Content-typeヘッダーが失われます。WebCenter Sitesのログにヘッダーはすでにコミットされているため、ヘッダー(ヘッダー名)を設定できません
と記録されます。
回避策として、アプリケーション・サーバーのレスポンス・バッファ・サイズを増やします。
Contributorでアセットに複数のタグが割り当てられている場合、詳細検索で正しい結果が返されません。たとえば、アセットに3つのタグが割り当てられ、詳細検索でそのタグの1つに基づいてアセットを検索すると、検索結果が表示されません。
Contributorで属性に固有の詳細検索を大文字で始めると、詳細検索で結果が表示されません。
共有ファイル・システムが個別のデータベースに格納されるNIO(非ブロッキングI/O)共有ファイル・システムが使用される場合、WebCenter Sitesへの最初のログインで2-5分の遅延が見込まれます。
共有ファイル・システムがデータベースで管理される場合、システム情報ツールで使用可能なダウンロード・オプションが機能しません。
このリリースでは、サイト・キャプチャはOracle Access Managerと統合できません。
アーカイブ・サイズが大きい場合、アーカイブのダウンロード・アクションがタイムアウトになる場合があります。
同一のクローラに重複したスケジュールを組むと、複数のジョブおよびアーカイブが作成されます。クローラごとにスケジュールを1つのみ作成し、重複したジョブおよびアーカイブの作成を回避することをお薦めします。
場合によっては、Solaris上のインストールで、開始URIが正しく構成されていないと、ネットワーク・エラーのかわりにHTTPとしてのエラーがレポートされることがあります。開始URIが正しく構成されていることを確認してください。
サイト・キャプチャは、linked-cache.xml
およびcas-cache.xml
の2つのキャッシュをWebCenter Sitesと共有します。デフォルト値は、サイト・キャプチャとWebCenter Sitesで同じです。
キャッシュの構成では、サイト・キャプチャはWebCenter Sitesのクラスタ・メンバーとして処理されます。WebCenter Sitesのポートを変更する場合、サイト・キャプチャのポートを更新して一致させる必要があります。WebCenter Sitesをunicast
に変更する場合、サイト・キャプチャもunicast
に変更する必要があります。
サイト・キャプチャとWebCenter Sitesが異なるマシン上にある場合、timeToLive
(ttl
)値を調整し、同じクラスタのメンバーのようにする必要があります。
更新したページの再公開時、avisportsのサイト・ナビゲーションには配置されていないページのみ表示されます。サイト・ナビゲーションは、新たに作成されたサイトでは想定どおりに機能します。
Contributorインタフェースで別のユーザーによってページが編集または表示されているときにページを別のサイト・ナビゲーションに移動すると、正しいデバイス・グループがマルチデバイス・プレビューに正確に反映されない場合があります。
showparentnodes=false
と設定すると、ツリー内の最後のノードの関連アセットが、ルート・ノードの子として表示されます。
httpsを使用するように構成されている場合、Windows 7でSites Explorerを使用することをお薦めします。
スタート・メニューに21文字よりも多くの文字数が含まれていると、Contributorインタフェースの検索ボックスに適切に表示されません。
ResultSetの「サマリー」画面をリフレッシュしても、適切にリフレッシュされない場合があります。正確なレポートを表示するには、キャッシュごとに個別の画面を使用してください。
fatwire.logging.cs.xml
ロガーをDEBUG
レベルに設定すると、サーバーを再起動しないかぎり、管理インタフェースが適切にロードされません。
POST
タグは、USERNAME
、PASSWORD
またはLOGOUT
属性が渡されると正常に機能しません。ログイン要求およびログアウト要求は、CatalogManagerのかわりに、ポストされているURLに送信されます。回避策の1つとして、このタグが実行される前にログインを実行します。別の方法として、FormPoster APIを直接使用して、ポスト操作を実行できます。
ResultSetによって返される行が1000行よりも多い場合、SEARCHSTATE.ADDRICHTEXTCONSTRAINT
は失敗します。
有効なpubid
がセッションにない場合、asset:void
タグを使用してページおよびベーシック・アセットを削除することはできません。回避策として、セッションのpubid
を"0"
に設定し、無効にした後で再度削除します。
LayoutConfig
内の左および右のナビゲーション・パネルを切り替えると、Contributorインタフェースでエラーがスローされ、ロードは行われません。
以前のリリースからのアップグレード・サポートは12.2.1では利用できません。
リリース12.2.1より前は、管理者はweb.xml
ファイルを変更してバニティURLを解決するようURLリライタ・フィルタを構成していました。リリース12.2.1では、管理者は、Oracle WebCenter Sitesプロパティ・ファイル・リファレンスで説明されているように、プロパティ管理ツールを使用してwcs_properties.json
ファイルのsite.prefix
プロパティを変更し、リライタ・フィルタを構成します。site.prefix
プロパティでは、リライタ・フィルタを使用したバニティURLの解決に必要な一意のサイト接頭辞のカンマ区切りのリストを指定します。
Visitor Servicesの構成には、プロファイル、アイデンティティおよびアクセス・プロバイダ(オプション)JARファイルが必要です。これらのファイルは、次の方法で作成できます。
新しい実装を作成します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesでの開発のWebCenter Sites: Visitor Servicesの開発に関する項を参照してください。
ディストリビューションに含まれるサンプル・ソースとJavaファイルを変更します。構成ウィザードでサンプル付きオプションを選択してVisitor Servicesをインストールした場合、これらのサンプルJARおよびソース・ファイルはsamples
フォルダにあります。Visitor Servicesをサンプルなしでインストールした場合、これらのJARおよびソース・ファイルについてはOracleサポートに問い合せてください。
WEM管理インタフェースで新規サイトを追加すると、エラーが発生したことを示すメッセージが表示されることがあります。このエラー・メッセージは無視してかまいません。
ソートの大/小文字の区別に不整合があります。
特殊文字または記号が含まれるサイト名は削除されません。管理インタフェースを使用してサイトを削除してください。
サイトを削除しても、そのサイトに割り当てられたアプリケーションをクリーンアップすることにはなりません。これを解決するには、Sites Explorerを使用して、FW_Applications
表のurlaccessroles
列から、手動でサイトのエントリを削除します。
失効したグループ・メンバーシップ・データを持つユーザーには、ロールの割当てができません。この回避策として、WEM管理インタフェースでユーザーを編集して保存します。
WEM管理のユーザーに、別のサイトでSiteAdmin
ロールが割り当てられている場合、デフォルトではこのユーザーにSiteAdmin
ロールは追加されません。このユーザーには、必要に応じて、手動でWEM管理アプリケーションへのアクセスを割り当てます。
最後にアクセスしたアプリケーションまたはアセットが存在しなくなった後にWebCenter Sitesにログインすると、画面が空白になります。
WEM管理インタフェースでパスワードの変更時に古いパスワードの入力が正しくない場合、「保存して閉じる」を選択すると、古いパスワードが正しくないという警告の表示に失敗します。この場合、パスワードは変更されません。
最初の保存後にワークフロー・レポートが編集された場合、共有ロールを再選択する必要があります。
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesでの開発の任意のタイプのアセットのインポートに関する項に説明されているようにXMLPostユーティリティを起動する場合、開発者はESAPI.properties
ファイルをクラスパスに含めてセキュリティの警告が表示されないようにします。
XMLネームスペースは、評価中にXML要素から取り除かれます。
親アセットを変更すると、アセット上の再帰依存関係としてXMLPostが作成されます。
loadproperty
タグを使用した新しいDataSourceの動的ロードはサポートされていません。
Asset APIがスタンドアロン・アプリケーションで使用されており、main
メソッドからコールされると、(他のJavaアプリケーションの場合とは異なり)Asset APIコールの完了後に自動的に終了しません。これは、Asset APIがWebCenter Sitesの別のクラスタ・メンバーのように動作して、すべてのイベントをバックグラウンドで起動するためです。終了するには、コードでSystem.exit(0)
をコールする必要があります。
WebCenter Sitesによって作成されたすべての管理データベース表には、接頭辞FW_
が付きます(表はFatWire Content Serverの7.5リリース以降追加されました)。アセット・タイプは、接頭辞FW_
を付けて作成しないでください。
次の表に、WebCenter Sitesによって使用されるアセット・タイプ名を示します。
表2-1にデフォルトで作成されるアセット・タイプをリストします。
表2-1 デフォルト・アセット・タイプ
デフォルト・アセット・タイプ | デフォルト・アセット・タイプ | デフォルト・アセット・タイプ |
---|---|---|
AdvCols |
AttrTypes |
Collection |
Content Query |
CSElement |
Device |
Device Group |
Dimension |
DimensionSet |
FW_Application |
FW_View |
HFields |
HistoryVals |
Page |
PageAttribute |
PageDefinition |
PageFilter |
Promotions |
Query |
ScalarVals |
Segments |
SiteEntry |
Site Plan |
Slots |
Template |
WebRoot |
-- |
表2-2に、avisportsサンプル・サイトによってインストールされているアセット・タイプをリストします。
表2-2 Avisportsサンプル・サイトのアセット・タイプ
Avisportsアセット・タイプ | Avisportsアセット・タイプ | Avisportsアセット・タイプ |
---|---|---|
ArticleCategory |
AVIArticle |
AVIImage |
ContentAttribute |
ContentDef |
ContentFilter |
ContentParentDef |
ImageCategory |
YouTube |
表2-3に、FirstSite IIサンプル・サイトによってインストールされているアセット・タイプをリストします。
表2-3 FirstSite IIサンプル・サイトのアセット・タイプ
FirstSite IIアセット・タイプ | FirstSite IIアセット・タイプ | FirstSite IIアセット・タイプ |
---|---|---|
Content_A |
Content_C |
Content_CD |
Content_F |
Content_PD |
Document_A |
Document_C |
Document_CD |
Document_F |
Document_PD |
FSIIVisitor |
FSIIVisitorAttr |
FSIIVisitorDef |
FSIIVisitorParent |
FSIIVisitorPDef |
Media_A |
Media_C |
Media_CD |
Media_F |
Media_P |
Media_PD |
Product_A |
Product_C |
Product_CD |
Product_F |
Product_P |
Product_PD |
StyleSheet |
-- |
-- |
表2-4に、WebCenter Sitesによる使用のために予約されており、カスタム・アセット・タイプに割り当てることのできない名前を(アルファベット順に)リストします。
表2-4 制限されているアセット・タイプの名前
制限される名前 | 制限される名前 | 制限される名前 | 制限される名前 |
---|---|---|---|
ActiveList |
AdvCols |
AdvCols_Dim |
AdvCols_DimP |
AdvCols_Extension |
AdvCols_ManRec |
AdvCols_Publish |
AdvCols_SSpec |
AdvCols_Types |
ApprovalQueue |
ApprovedAssetDeps |
ApprovedAssets |
AssetDefaultTemplate |
AssetEditPane |
AssetExportData |
AssetIndexSourceConfig |
AssetListener_reg |
AssetPublication |
AssetPublishList |
AssetQueues |
AssetRelationTree |
AssetStubElementCatalog |
AssetSubtypes |
AssetType |
Assignment |
AssocNamed |
AssocNamed_Subtypes |
CARTSET |
Category |
CCFunction |
CCRoles |
CheckOutInfo |
Collection |
Collection_Dim |
Collection_DimP |
Comparators |
ComplexAssets |
CSElement |
CSElement_Arg |
CSElement_ArgVals |
CSElement_CArgs |
CSElement_Composition |
CSElement_Dim |
CSElement_DimP |
CSElement_Map |
CSElement_Publish |
CSEvents |
DeliveryType |
Desktop |
Dimension |
Dimension_Dim |
Dimension_DimP |
DimensionSet |
DimensionSet_Dim |
DimensionSet_DimP |
DimensionSet_EDim |
DistributionList |
Dtproperties |
ElementCatalog |
EmbeddedReference |
Externalclients |
Extension |
Externalclientsconfig |
Filters |
FlexAssetDef_reg |
FlexAssetTypes |
FlexFilterTypes |
FlexGroupTypes |
FlexGrpTmplTypes |
FlexTmplTypes |
FunctionPrivs |
FW_CSGroups |
FW_CSUserGroups |
FW_SecurityConfig |
FW_UIConfiguration |
Global_Q |
GroupParticipants |
HFields |
HFields_Dim |
HFields_DimP |
HFields_Extension |
HFields_Publish |
HistoryVals |
HistoryVals_Dim |
HistoryVals_DimP |
Include |
IndexSourceMetaDataConfig |
Link |
Link_Dim |
Link_DimP |
Linkset |
Linkset_Dim |
Linkset_DimP |
Locale |
LocaleMap |
LocaleTree |
MenuArgs |
MenuLegalArgs |
MimeType |
MungoBlobs |
ObjectPrivs |
ObjectPublish |
ObjectRegistry |
Page |
Page_Dim |
Page_DimP |
Previewgen |
Promotions |
Promotions_Dim |
Promotions_DimP |
Promotions_Extension |
Promotions_Goals |
Promotions_ManRec |
Promotions_Publish |
PubContext |
PubKeyTable |
Publication |
Publication_Replicate |
PublicationTree |
Publish |
PublishedAssets |
PubMessage |
PubSession |
PubTarget |
PubTarget_Distribution |
PubTarget_Satellites |
PubTarget_Sites |
Query |
Query_Dim |
Query_DimP |
Rank |
Remove |
Replicate |
Replicate_Assets |
Replicate_AssetTypes |
RTInfo |
RuleMap |
RuleSetDef |
SaveSearch |
SaveSearch_Roles |
SaveSearch_Sites |
ScalarVals |
ScalarVals_Dim |
ScalarVals_DimP |
ScalarVals_Extension |
ScalarVals_Publish |
Scratch |
SearchEngineMetaDataConfig |
Segments |
Segments_Dim |
Segments_DimP |
Segments_Extension |
Segments_Publish |
SiteCatalog |
SiteEntry |
SiteEntry_Dim |
SiteEntry_DimP |
SiteEntry_Publish |
SitePlanTree |
Source |
StartMenu |
StartMenu_Roles |
StartMenu_SChoices |
StartMenu_Sites |
StartParticipantChoice |
StartProcessChoice |
StatusCode |
SystemACL |
SystemEvents |
SystemIdGenerator |
SystemInfo |
SystemItemCache |
SystemLocalAlias |
SystemLocaleString |
SystemPageCache |
SystemRemoteAlias |
SystemSatellite |
SystemSeedAccess |
SystemSQL |
SystemTransforms |
SystemUserAttr |
SystemUsers |
Tab |
TempBlobs |
Template |
Template_Arg |
Template_ArgVals |
Template_CArgs |
Template_Composition |
Template_Dim |
Template_DimP |
Template_Map |
Template_Publish |
Template_Subtypes |
Template_Thumb |
Template_TName |
TempObjects |
TNames |
TreeTabs |
TreeTabs_Items |
TreeTabs_Roles |
TreeTabs_Sect |
TreeTabs_Sect_Roles |
TreeTabs_Sect_Sites |
TreeTabs_Sites |
Type |
UITag |
UITagItem |
UIUserLoggedInDetails |
UnassignedObjects |
UserPublication |
VMACCESSKEY |
VMACCESSMETHOD |
VMATTRIBUTECATEGORY |
VMHISTORYATTRIBUTEDEF |
VMHISTORYATTRIBUTEFIELD |
VMHISTORY ATTRIBUTEFIELDDEF |
VMSCALARATTRIBUTEDEF |
VMVISITOR |
VMVISITORSCALARBLOB |
VMVISITORALIAS |
VMVISITORSCALARVALUE |
VMzで始まる任意の名前 |
Workflow |
Workflow_ARols |
Workflow_Assets |
Workflow_DlgA |
Workflow_Roles |
Workflow_Sites |
Workflow_TActs |
WorkflowAsgAction |
WorkflowAsgsActions |
WorkflowConditions |
WorkflowDlgActions |
WorkflowDlkActions |
WorkflowGroups |
WorkflowGroups_Dlock |
WorkflowGroups_DRoles |
WorkflowGroups_ERoles |
WorkflowGroups_Sites |
WorkflowGrp Actions |
WorkflowObjects |
WorkflowObjsAction |
WorkflowParticipants |
WorkflowProActions |
WorkflowRoutes |
WorkflowRoutes_Comp |
WorkflowRoutes_Cond |
WorkflowRoutes_Dead |
WorkflowStatusCode |
WorkflowStatusCode_TActs |
WorkflowStpActions |
WorkflowSubject |
-- |
-- |
-- |
特定のデータベースについては、フレックス・アセット・タイプの名前を、データベース表の名前に許可されている最大文字数未満で10文字以上にする必要があります。
特定のデータベースについては、ベーシック・アセット・タイプの名前を、データベース表の名前に許可されている最大文字数未満で5文字以上にする必要があります。
属性"Start Date
"および"End Date
"は、WebCenter Sitesが初期状態のアセット・タイプに使用するため、予約されています。それらは、ユーザー作成のAssetMakerアセットでは使用しないでください。
Apache Web ServerがHTTP 1.1を使用するように構成されていない場合、ページはInternet Explorerによってキャッシュされます。
Internet Explorerで「ツール」→「インターネット オプション」→「設定」→「ページを表示するごとに確認する」オプションをtrue
に設定する必要があります。
検証なしの場合、ユーティリティはコンテンツのバージョニングを無視します。検証ありの場合、コンテンツ・タイプがバージョニングの対象であるときは、ユーティリティはコンテンツを更新しません。
ページ・キャッシュはBulkLoaderによってフラッシュされません。ページ・キャッシュは永続的であるため、BulkApproverの実行前にキャッシュを消去する必要があります。
BulkApproverは、WebCenter Sitesタグを介して実装されるため、BulkApproverを使用するにはWebCenter Sitesの実行が必要です。
フレックス・フィルタ(FieldCopierなど)は起動されません。
BulkLoaderではBLOBがサポートされません。これについては、XMLPostを使用する必要があります。
BulkLoaderを使用して一括転送したアセットには、開始日および終了日を指定または構成できません。
WebCenter Sitesの実行中は、BulkLoaderを実行しないでください。
BulkLoaderを使用してアセットを追加すると、そのアセットはLuceneでは索引付けされなくなります。インポート後に再索引付けする必要があります。
同じ操作(たとえば、すべて挿入またはすべて更新)を実行しており、かつ複数のソース表が同一のアセットを参照しない場合を除き、複数のBulkLoaderインスタンスを実行することはお薦めしません。そのようにすると、データが破損する可能性があります。
BulkApproverは、ApproveおよびMark Publishの実行後にパブリッシュ・ステータスを反映するためにPubAsset
表を更新することはありません。
オブジェクト表についてリビジョン・トラッキングが有効である場合、CatalogManagerを使用して表を削除しても、WebCenter Sitesはその表をリビジョン・トラッキングされている表として処理し続けます。
WebCenter Sitesは、SystemSQL
表内のtablename
列の値にnullを許容します。ただし、ResultSetキャッシングが適切に機能するには、この値を指定する必要があります。
ユーザー名に、SystemUsers
表の既存のユーザーの"id"値がある場合、WebCenter Sitesにログインできません。たとえば、DefaultReaderのID値は2です。ユーザー名"2"でユーザーを作成すると、そのユーザーはログインできません。
CatalogMoverは、BLOBを保持する列からエクスポートを実行しません。たとえば、プロパティcc.blob
で指定されたデータ型を使用する列で表が作成されています。イメージが表にアップロードされます。CatalogMoverが行をエクスポートすると、イメージはエクスポート・データに書き込まれません。
以前に承認されていたコレクション内のアセットのランクを変更すると、再構築した後でも、そのコレクションが適切なキューに入れられません。
新しく追加したタグは、リフレッシュした後に検索結果に表示されます。
このリリースでは、ブラウザの「戻る」ボタンの使用はサポートされていません。
承認および削除の一覧画面には、レイアウト・テンプレートの評価に基づいた参照が表示されます。なんらかの理由でレイアウト・テンプレートの実行が失敗すると、表内に示されるアセットが不正確になることがあります。
ページ・レイアウトでは、ネストされたスロットで複数のレベルを使用できます。ただし、最初の2レベル以外にスロットのプロパティはありません。ツールで複数レベルへのドラッグ・アンド・ドロップを実行できます。
Contributorインタフェース内のドラッグ・アンド・ドロップは、ページでiFrameが使用されている場合は機能しません。
Clarkii Image Editorは、Webモードではサポートされていません。
Webモードでデバイス・ビューを変更すると、未保存の変更が保持されません。
Contributorインタフェースでは、ドッキングされた検索モードでのアイテムの複数選択がサポートされていません。
互換モードでのInternet Explorerの使用はサポートされていません。
WebCenter Sites 12cでは、文字列の長さ指定を使用して、基礎となるデータベースの列サイズをバイト単位で指定します。テキスト・フィールドの最大長を指定する際、マルチバイト・キャラクタでは、文字ごとのバイト数がより多く必要になることに注意してください。
開発者ツールは、リビジョン・トラッキングが有効なアセットはサポートしていません。
cs.use.short.jsp.names=false
(新しいデフォルト値であり、デフォルトではtrue
で使用される)の場合、ドットを含むJSP要素(www.xyz.com/common/flexLinkButton
など)は適切にデプロイされません。これらは.jsp
拡張子なしでデプロイされます。その結果、アプリケーション・サーバーでこれらを実行できません。これを回避するには、JSP要素名にドットを使用している場合、cs.use.short.jsp.names=true
に設定します。
リモートのSatellite ServerとWebCenter Sitesの間にWebサーバーをインストールする場合、httpaccess.properties
ファイル内のCookieヘッダー・プロパティをhttp.protocol.single-cookie-header=true
に設定し、remote_satellite_server install folder/WEB-INF/classes
フォルダに置く必要があります。
セキュリティ上の理由から、次のサーブレットには内部アクセスのみを提供することをお薦めします。
Install
HelloCS
CatalogManager
TreeManager
CacheServer
Inventory
WebCenter Sitesは、WebLogicドメインのOracle HTTP Server (OHS) Webキャッシュではサポートされていません。現在、スタンドアロン・モードのOHSでサポートされています。
非ASCII文字は、次の「フォーム名」フィールドで使用しないでください。
サイト
Template
サイト・エントリ
CS要素
属性
推奨
セグメント
次に対しては英数字のみ使用してください。
アセット・タイプ
アセット定義
アセット・サブタイプ
適切な引数
ディスクにキャッシュが残っていると、リモートSatellite Serverの最終アクセス時間およびヒット数が消去されます。
各WebCenter Sitesクラスタ・メンバーからサイトのページにアクセスすることによってinCacheを初期化することをお薦めします。
パブリッシュの宛先のオペレーティングシステム用のオープン・ファイル・ハンドルの最大数が、65000に設定されていることを確認してください。ソース・システムは少なくとも32000に設定する必要があります。ただし、これらの数値は単なるガイドラインであるため、データのタイプとパブリッシュ操作のサイズに応じた調整が必要になることがあります。
ディスクへのエクスポート: SIMPLENAME
を使用してエクスポートしたページは、実際には正しくないテンプレートでレンダリングされます。重複する公開キーを削除するユーティリティについては、テクニカル・サポートにお問い合せください。
複数の開発WebCenter Sitesインスタンスから単一の配信WebCenter Sitesインスタンスへのパブリッシュはサポートされていません。
RESTを使用してベーシック・アセット・タイプを作成する際、Asset API内でINPUTFORM
タグのサポートが制限されます。その結果、サポートされていないINPUTFORM TYPES
は<INPUTFORM TYPE="TEXT" WIDTH="48" REQUIRED="YES"/>
として解釈されます。ユーザーがWebCenter Sitesインタフェースで正しいアセット・タイプ属性を確認できるようにするには、データベース(Sites ExplorerのAssetType
表)を介してアセット・ディスクリプタ・ファイル内でINPUTFORM
タグを更新する必要があります。
複数スレッドを使用するためのBufferingConfig.xml
の設定はサポートされていません。
REST APIを使用しているときに、GET
操作を実行してから結果のBeanに対してPUT
を使用すると、重複したfw_uid
値が作成される可能性があります。このような場合、新しいアセットは異なるアセットIDで作成されますが、そのアセットは同じfw_uid
を持ったままになります。回避策として、Bean内のfw_uid
を消去してからPUT
操作を実行します。
REST APIの使用中、サーバー側に次のメッセージが表示されます。このメッセージは無視しても問題ありません。
com.sun.jersey.core.impl.provider.xml.SAXParserContextProvider getInstance WARNING: JAXP feature XMLConstants.FEATURE_SECURE_PROCESSING cannot be set on a SAXParserFactory. External general entity processing is disabled but other potential security related features will not be enabled. org.xml.sax.SAXNotRecognizedException: http://javax.xml.XMLConstants/feature/secure-processing
WebCenter SitesとSatellite Serverは、同じタイムゾーン内に存在するよう構成される必要があります。
Luceneでは、ダッシュ、アンダースコアおよび他の特殊文字に続くテキストの索引付けに失敗します。
索引付けにかかる時間がcs.timeout
設定よりも長くなると、例外がスローされ、索引付けが不安定な状態になる場合があります。タイムアウトは、索引のサイズに応じて調整する必要があります。
SQL Serverは、データ型DATETIME
では最高3.33ミリ秒の精度でミリ秒を格納します。
WebCenter Sitesでは、レガシーのWord 95ドキュメントの索引付けがサポートされておらず、ログに例外がスローされます。
Luceneの標準アナライザでは、ハイフン(-)が含まれる語句を様々に処理します。次に例を示します。
ABC-DEF-HIJが1つの単語として索引付けされたり、ABCとDEF-HIJとして個別に索引付けされたりすることがあります。この場合、「ABC-DEF-HIJ」の検索では、必ずしも正しい結果が返されるとはかぎりません。
XMLまたはHTMLタグに含まれるテキストの検索は、サポートされていません。
ステータス・メッセージは、アプリケーション・ユーザー・インタフェースに表示されません。crawler.log
ファイルでログ・メッセージを確認してください。
サイト・キャプチャ・セッションのフェイルオーバーは、このリリースではサポートされていません。
Sites Explorerは、一部のWindows 2008 R2サーバーで起動に失敗します。
プレビュー・アセットを割り当てずにサイトを作成すると、ログにエラーが記録されますが、無視しても問題ありません。
CS.XCELERATE.ASSET][ERROR]
エラー: タグasset.load pagename:OpenMarket/Xcelerate/Admin/SiteFrontのVariables.previewAssetTypeに関するアセット・タイプ情報をロードできませんおよび[CS.XML][ERROR] object.getに対してpreviewAssetという名前のオブジェクトが存在しません
LDAPを使用する場合、ハイフン('-')を含むサイト名はサポートされません。
insite:calltemplate
で使用されるバリアント属性に入力した値の選択は、clegal
引数に有効なすべてのタイプに適用できる値にする必要があります。
名前に"."が含まれるラッパー・ページは実行されません。テンプレート・アセットおよびサイト・エントリ・アセットの名前には、ドット(.)を含めないようにしてください。
テンプレート・アセットのコードに、タグ<throwexception>
を使用しないでください。<throwexception>
タグは、WebCenter Sitesでの実行自体およびネストまたは親のWebCenter Sitesエンジンを事実上終了させます。これによって、テンプレートの実行およびクライアントへのデータのストリーミングが中断します。さらに、ユーザーがパブリッシュをエクスポートするためのテンプレートを承認すると、<throwexception>
によって承認ページの実行が終了し、ユーザーはフィードバックを取得しません。
テンプレートが削除されるときのページの破損の可能性について、警告が表示されません。テンプレートは、他のアセットでデフォルト・テンプレートとして使用されている可能性があるため、テンプレートを削除するときは注意する必要があります。削除によって、そのようなページのレンダリングが失敗します。
URLパターンを削除しても、そのパターンに基づいたURLは削除されません。
アセットをWebCenter Sitesにインポートする際、WebCenter Contentコネクタはアセット権限を確認せず、アセット・レベルの制限(アセットがリビジョン・トラッキングされているかどうかなど)にかかわらずアクションを実行します。これがAsset APIの制限です。
この時点で既知の問題はありません。
この項では、Oracle WebCenter Sites: Visitor Services Java APIリファレンスの記載内容の誤りについて次の項で示します。
キャッシュ・ツール・リソース:
GET
http://<host>:<port>/<context>/rest/v1/cachetool/{region}/list
リソース・エンドポイントを使用して、現在Visitor Servicesにインストールされているすべてのプロバイダのリストをフェッチできます。
REQUEST:
パス・パラメータ: Name Description Format
Region
: 値common
およびshared_cache
が受け入れられます。Common
では、インストールされているすべてのプロバイダのリストが返され、Shared_cache
では、インストールされているすべてのプロバイダとそのインストール/更新の日のString
のリストが返されます。
RESPONSE: サポートされるメディア・タイプ: application/json
200レスポンス: インストールされているプロバイダのリスト。
例1: 現在インストールされているプロバイダのリストのフェッチ
curl -i -H "Accept: application/json" -X GET http://<host>:<port>/<context>/rest/v1/cachetool/common/list Response: Content-Length:1111 Content-Type:application/json { "type": "cacheToolResponse", "status": "success", "entry": { "entry": [ { "key": "profileProviderConfig.pr1", "value": "profileProviderConfig.pr1" }, { "key": "profileProviderConfig.pr2", "value": "profileProviderConfig.pr2" }, { "key": "profileProvider.pr1", "value": "profileProvider.pr1" }, { "key": "profileProvider.pr2", "value": "profileProvider.pr2" }, { "key": "identityProviderConfig.identityProvider1", "value": "identityProviderConfig.identityProvider1" }, { "key": "identityProvider.identityProvider1", "value": "identityProvider.identityProvider1" } ] } }
例2: 現在インストールされているプロバイダがインストール/更新された時間のフェッチ
curl -i -H "Accept: application/json" -X GET http://<host>:<port>/<context>/rest/v1/cachetool/shared_cache/list Response: Content-Type:application/json { "type": "cacheToolResponse", "status": "success", "entry": { "entry": [ { "key": "profileProviderConfig.pr1", "value": "Fri Sep 04 12:03:41 IST 2015" }, { "key": "profileProviderConfig.pr2", "value": "Fri Sep 04 12:03:41 IST 2015" }, { "key": "profileProvider.pr1", "value": "Fri Sep 04 12:03:41 IST 2015" }, { "key": "profileProvider.pr2", "value": "Fri Sep 04 12:03:41 IST 2015" }, { "key": "identityProviderConfig.identityProvider1", "value": "Fri Sep 04 12:03:41 IST 2015" }, { "key": "identityProvider.identityProvider1", "value": "Fri Sep 04 12:03:41 IST 2015" } ] } }
public String getAggregatedProfile(String visitorId, String rule, boolean updated
)およびpublic String getAggregatedProfile(String visitorId, String rule)
メソッドは同じRESTポイントhttp://host:port/context/rest/v1/visitor/id/visitorId/profile/aggregated/rule
を使用します
使用するメソッドは、REST URLの問合せパラメータupdated
によって異なります。たとえば、URL http://host:port/context/rest/v1/visitor/id/visitorId/profile/aggregated/rule ?updated=true
は、public String getAggregatedProfile(String visitorId,String rule, boolean updated)
を使用します。ただし、問合せパラメータupdated
を指定しない場合、public String getAggregatedProfile(String visitorId, String rule)
がコールされ、これが最終的にはパラメータが3つの最初のメソッドをコールし、updatedパラメータの値にfalse
を渡します。これらの2つのメソッドによってupdated
パラメータに値を指定しない場合のAPIが簡略化されます。値falseを指定する(visitorClient.getAggregatedProfile(visitorId, rule, false)
)かわりにvisitorClient.getAggregatedProfile(visitorId, rule)
をコールすることができます。
サンプル付きオプションを選択した場合、ディストリビューションにsamples
フォルダが含まれます。samples
フォルダには、WebCenter Sitesで使用可能なデフォルト・プロバイダ・バンドルのソース・コードおよびJARが含まれています。このサンプル・コードを使用してデフォルト・プロバイダ・バンドルのコードを変更したり、サンプル・コードをベースにカスタム・プロバイダ・バンドルを作成したりできます。