この付録では、次の各項で、Java EE JMSリソース定義要素およびプロパティについて説明します。
この項では、JMSリソース定義を使用してアプリケーション・モジュール内の接続ファクトリを構成する場合に指定する要素について説明します(「Java EEリソース定義を使用したJMSリソースの定義」参照)。
次の例では、@JMSConnectionFactoryDefinition
アノテーションを使用して接続ファクトリを定義しています。
@JMSConnectionFactoryDefinition( name="java:global/jms/demoConnectionFactory", className= "javax.jms.ConnectionFactory", description="Sample description for Connection Factory", clientId="client_Id01", transactional=true, properties= {"UserName=myuser", "delivery-mode=Persistent", "load-balancing-enabled=true"}
JMSConnectionFactoryDefinition
アノテーションの詳細は、http://docs.oracle.com/javaee/7/api/javax/jms/JMSConnectionFactoryDefinition.html
を参照してください。
表A-1は、@JMSConnectionFactoryDefinition
で使用できる要素を示しています。
JMSアプリケーション・モジュールの要素定義の詳細は、http://xmlns.oracle.com/weblogic/weblogic-jms/1.4/weblogic-jms.xsd
にあるweblogic-jms.xsd
スキーマを参照してください。
表A-1 @JMSConnectionFactoryDefinition要素
@JMSConnectionFactoryDefinitionにある要素 | JMSアプリケーション・モジュールにある同等の要素 | 型 | 説明 |
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String |
定義されるJMS接続ファクトリのJNDI名。 注意: これは必須要素です。 |
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String |
接続ファクトリの説明。 |
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String |
接続に使用されるクライアントID。 |
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Boolean |
接続がトランザクションに参加するかどうかを指定します。接続がトランザクションに参加しない場合、このプロパティを デフォルト値は |
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なし |
String |
リソース・アダプタの名前。 |
|
なし |
String |
この値は無視されます。 |
|
なし |
String |
この値は無視されます |
|
なし |
Int |
この値は無視されます |
|
なし |
Int |
この値は無視されます。 |
|
なし |
String |
この値は無視されます。 |
|
なし |
String |
この値は無視されます。 |
JMS接続ファクトリ・プロパティ
注意: この項で定義されるプロパティは、接続ファクトリ定義がアダプタを指定しない場合のみ適用されます。アダプタが指定されると、アダプタに対して一意であるプロパティが考慮されます。 |
表A-2は、@JMSConnectionFactoryDefinition
のproperties
要素で使用できるプロパティを示しています。
表A-2 @JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ
@JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等の要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
|
|
String |
接続ファクトリの名前。指定しない場合、名前は |
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String |
リソースに対してターゲットとして指定されるJMSサーバー。アプリケーションで指定された |
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|
Boolean |
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表A-3は、@JMSConnectionFactoryDefinition
のproperties
要素で指定できるデフォルト・メッセージ配信プロパティを示しています。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのJMS接続ファクトリ: 構成: デフォルト配信に関する項を参照してください。
表A-3 デフォルト・メッセージ配信のための@JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ
@JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のdefault-delivery-params要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
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String |
定義される接続ファクトリを使用してプロデューサから送信されるすべてのメッセージに割り当てられる配信モード。 受け入れられる値: |
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String |
メッセージが生成されてからその宛先で表示できるようになるまでの遅延時間(ミリ秒)。 |
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Long |
メッセージの最大存在時間を示すミリ秒数。この値は、メッセージに優先度が明示的に定義されていない場合に使用されます。 |
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Int |
メッセージに優先度が明示的に定義されていない場合に使用するデフォルトの優先度。 |
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Long |
ロールバックまたは回復されたメッセージが再配信されるまでの遅延時間(ミリ秒)。 |
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Int |
シリアライズされたメッセージ本文のバイト数。任意のメッセージがこの制限を超過すると、JMSメッセージ・プロデューサまたまコンシューマによってそのメッセージが送信または受信されたときに、メッセージは圧縮されます。 |
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String |
この接続ファクトリのデフォルトの順序単位プロデューサ。 オプション:「システム生成」および「ユーザー生成」 |
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Long |
宛先に、送信されようとしているメッセージ用に利用できる領域が十分にない(割当てがない)場合に、送信側が待機する最長時間(ミリ秒) |
表A-4は、@JMSConnectionFactoryDefinition
のproperties
要素で指定できるクライアント・パラメータを示しています。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのJMS接続ファクトリ: 構成: クライアントに関する項を参照してください。
表A-4 @JMSConnectionFactoryDefinitionクライアント・プロパティ
@JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のclient-params要素 | 型 | 説明 |
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String |
複数のJMS接続が同じクライアントIDを使用できるかどうかを指定します。 有効なオプションは、 |
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String |
接続上のサブスクリプション共有ポリシー。 有効なオプションは、 |
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String |
有効なオプションは、 |
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Boolean |
注意: このプロパティのデフォルト値は、JMS接続ファクトリ定義を使用して作成された接続ファクトリでは、 |
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Int |
非同期セッション向けに存在でき、メッセージ・リスナーにまだ渡されていないメッセージの最大数。 |
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String |
未処理のマルチキャスト・メッセージ数が 有効なオプションは、 |
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String |
同期コンシューマが1回のサーバー・アクセスでメッセージ(つまり、サーバーからクライアントに送られるメッセージ)をプリフェッチするかどうかを指定します。 有効なオプションは、 |
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String |
サーバーとのネットワーク接続が失われた後、またはサーバーの再起動時に、明示的および暗黙的にリフレッシュされるJMSクライアントのタイプを指定します。 有効なオプションは、 |
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Long |
同期JMSコールが、JMSクライアント上で進行中の再接続を諦める前に、コール元スレッドをブロックする時間の最大長(単位はミリ秒)。 |
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Long |
最初のネットワーク切断、または最後の同期呼出しの試行のうち、いずれか最近に起こった方の後に、JMSクライアント(特に非同期コンシューマ)が、再試行を放棄せずサーバーに再接続しようとし続ける最長時間(ミリ秒)。 |
表A-5は、@JMSConnectionFactoryDefinition
のproperties
要素で指定できるトランザクション・パラメータを示しています。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのJMS接続ファクトリ: 構成: トランザクションに関する項を参照してください。
表A-5 @JMSConnectionFactoryDefinitionトランザクション・プロパティ
@JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のtransaction-params要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
|
|
Long |
接続ファクトリで作成された接続上のすべてのトランザクションのタイムアウト値(秒)。 このプロパティは、 |
表A-6は、@JMSConnectionFactoryDefinition
のproperties
要素で指定できるフロー制御パラメータを示しています。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのJMS接続ファクトリ: 構成: フロー制御に関する項を参照してください。
表A-6 @JMSConnectionFactoryDefinitionフロー制御プロパティ
@JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のflow-control-params要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
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Int |
しきい値の条件に達したプロデューサで許可される秒当たりの最大メッセージ数。プロデューサがフロー制御されている場合、秒当たりFlowMaximumに指定されたメッセージ数よりも処理を高速化できません。 |
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Int |
しきい値の条件に達したプロデューサで許可される秒当たりの最小メッセージ数。これはプロデューサのフロー制限の下限値。つまり、フロー制限がFlowMinimumに達したプロデューサの処理速度はWebLogic JMSによりそれ以上落とされません。 |
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Int |
プロデューサがフローをFlowMaximumのメッセージ数からFlowMinimumに、あるいはその反対に調節するときの調節期間の秒数。 |
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Int |
プロデューサが「最大フロー」のメッセージ数から「最小フロー」に、またはその反対にフローを調整するときに使用するステップ数。 |
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Boolean |
接続ファクトリを使用して作成されたプロデューサでフローを制御できるかどうかを指定します。 |
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String |
通常の非永続な非トランザクション・メッセージングのパフォーマンスを向上させるために、この接続ファクトリを使用して作成されたメッセージ・プロデューサに、一方向のメッセージ送信を許可するかどうかを指定します。 有効なオプションは、 |
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|
Int |
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表A-7は、@JMSConnectionFactoryDefinition
のproperties
要素で指定できるロード・バランシング・パラメータを示しています。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのJMS接続ファクトリ: 構成: ロード・バランシングに関する項を参照してください。
表A-7 @JMSConnectionFactoryDefinitionロード・バランシング・プロパティ
@JMSConnectionFactoryDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のload-balancing-params要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
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Boolean |
接続ファクトリを介して作成された非匿名プロデューサが、分散宛先内で呼出し単位でロード・バランシングされるようにするかどうかを指定します。 |
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Boolean |
サーバー・インスタンスで、分散宛先の複数のメンバー宛先にまたがってコンシューマまたはプロデューサのロード・バランシングを実行するときに、同じサーバー・インスタンス内で動作する他の物理宛先にまたがるロード・バランシングを最初に試行するかどうかを指定します。 |
表A-8は、@JMSConnectionFactoryDefinition
のproperties
要素で指定できるセキュリティ・パラメータを示しています。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのJMS接続ファクトリ: 構成: セキュリティに関する項を参照してください。
この項では、JMSリソース定義を使用してアプリケーション・モジュール内のJMS宛先リソースを構成する場合に指定する要素について説明します(「Java EEリソース定義を使用したJMSリソースの定義」参照)。
次の例は、@JMSDestinationDefinition
アノテーションを使用して宛先を定義しています。
@JMSDestinationDefinition( name="java:global/jms/demoDestination", interfaceName="javax.jms.Queue", className= "javax.jms.Queue", description="Sample description for Queue", destinationName="myQueue", properties= {"default-unit-of-order=true", "time-to-deliver=Persistent", "attach-sender=always"}
JMSDestinationDefinition
アノテーションの詳細は、http://docs.oracle.com/javaee/7/api/javax/jms/JMSDestinationDefinition.html
を参照してください。
表A-9は、@JMSDestinationDefinition
で使用できる要素を示しています。
JMSアプリケーション・モジュールの要素定義の詳細は、http://xmlns.oracle.com/weblogic/weblogic-jms/1.4/weblogic-jms.xsd
にあるweblogic-jms.xsd
スキーマを参照してください。
表A-9 @JMSDestinationDefinition要素
@JMSDestinationDefinition内の要素 | JMSアプリケーション・モジュールにある同等の要素 | 型 | 説明 |
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String |
定義されるJMS宛先リソースのJNDI名。 注意: これは必須要素です。 |
|
または
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String |
JMS宛先インタフェースの完全修飾名。有効なオプションは、 JMS宛先定義は、 注意: これは必須要素です。 |
|
|
String |
定義されるJMS宛先の説明。 |
|
|
String |
キューまたはトピックのランタイムMBean名。指定しない場合、宛先名は |
|
なし |
- |
この値は無視されます。 |
|
なし |
- |
この値は無視されます |
表A-10は、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素を使用して定義できるプロパティを示しています。
表A-10 @JMSDestinationDefinitionプロパティ
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等の要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
|
|
String |
リソースに対してターゲットとして指定されるJMSサーバー。アプリケーションで指定された |
|
|
Boolean |
|
表A-11は、宛先のバイト/メッセージしきい値の上限と下限を定義するプロパティを示しています。これらのパラメータは、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素で定義できます。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: しきい値と割当てに関する項を参照してください。
表A-11 @JMSDestinationDefinitionしきい値プロパティ
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のthresholds 要素 |
型 | 説明 |
---|---|---|---|
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Long |
ロギングやフロー制御イベントを発生させる上限しきい値(この宛先内の合計バイト数)。 |
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|
Long |
ロギングやフロー制御イベントを発生させる下限しきい値(この宛先内の合計バイト数)。 |
|
|
Long |
ロギングやフロー制御イベントを発生させる上限しきい値(この宛先内の合計メッセージ数)。 |
|
|
Long |
ロギングやフロー制御イベントを発生させる下限しきい値(この宛先内の合計メッセージ数)。 |
表A-12は、宛先のメッセージ配信オーバーライドを定義するプロパティを示しています。これらのパラメータは、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素で定義できます。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: オーバーライドに関する項を参照してください。
表A-12 @JMSDestinationDefinitionメッセージ配信オーバーライド・プロパティ
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のdelivery-params-overrides 要素 |
型 | 説明 |
---|---|---|---|
|
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String |
メッセージ・プロデューサによって指定された配信モードに関わりなく、宛先に届くすべてのメッセージに割り当てられる配信モード。 有効なオプションは、 |
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String |
メッセージが生成されてからそのターゲット分散宛先で表示できるようになるまでの配信遅延時間(ミリ秒単位またはスケジュールとして)。 |
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Long |
メッセージ・プロデューサによって指定されたTimeToLive値に関係なく、宛先に届くすべてのメッセージに割り当てられる存続時間。 |
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Int |
メッセージ・プロデューサによって指定された優先度に関わりなく、宛先に届くすべてのメッセージに割り当てられる優先度。 |
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Long |
コンシューマや接続ファクトリによって指定された再配信遅延に関わりなく、ロールバックまたは回復されたメッセージが再配信されるまでの遅延(ミリ秒単位)。 詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: 再配信に関する項を参照してください。 |
表A-13は、宛先のメッセージ配信障害パラメータを示しています。これらのパラメータは、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素で定義できます。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: 再配信に関する項を参照してください。
表A-13 @JMSDestinationDefinitionメッセージ配信障害プロパティ
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のdelivery-failure-params 要素 |
型 | 説明 |
---|---|---|---|
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Int |
メッセージがエラー宛先に移動する前に再配信を試行できる回数。 |
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String |
宛先で期限切れメッセージに遭遇したときに使用するメッセージの有効期限ポリシー。 有効なオプションは、 |
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|
String |
「有効期限ポリシー」が |
表A-14は、分散宛先のメッセージ・ライフサイクルのロギング・オプションを示しています。これらのパラメータは、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素で定義できます。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: ロギングに関する項を参照してください。
表A-14 @JMSDestinationDefinitionメッセージ・ロギング・プロパティ
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等のmessage-logging-params 要素 |
型 | 説明 |
---|---|---|---|
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Boolean |
モジュールで、メッセージのライフサイクルに関する情報をロギングするかどうかを指定します。 |
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String |
メッセージに関するどの情報を記録するかを定義します。 このプロパティは、次の例に示すように定義されます。 @JMSDestinationDefinition(name = "java:global/jms/testDestination", interfaceName = "javax.jms.Queue", destinationName = "testDestination", properties={"message-logging-format=%header%,%properties%"}) このプロパティの有効値の詳細は、『Oracle WebLogic Server MBeanリファレンス』にある、 |
表A-15は、分散宛先用の高度な構成オプションを示しています。これらのパラメータは、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素で定義できます。
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: 一般に関する項の、詳細構成オプションを参照してください。
表A-15 @JMSDestinationDefinition詳細構成オプション
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等の要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
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String |
この宛先のメンバーにメッセージが配信される方法を指定します。 有効なオプションは、 |
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Boolean |
起動時に宛先で新しいメッセージの生成を休止するかどうかを指定します。 |
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Boolean |
起動時に宛先で新しいメッセージの挿入を休止するかどうかを指定します。 |
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Boolean |
起動時に宛先で消費を休止するかどうかを指定します。 |
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Boolean |
ドメイン、JMSサーバー、宛先名に基づいて、システムで生成される順序単位名をWebLogic Serverが作成するかどうかを指定します。 |
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String |
順序単位の一部であるメッセージの宛先として分散宛先メンバーが選択される方法を指定します。 有効なオプションは、 |
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String |
この宛先に届くメッセージに送信側ユーザーの資格証明が添付されている必要があるかどうかを指定します。 有効なオプションは、 |
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String |
宛先の参照名または分散宛先のメンバーの参照名。JNDIを利用せずに |
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String |
ユーザーがストア・アンド・フォワードを使用する宛先にメッセージを送信できるかどうかを指定します。 有効なオプションは、 |
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Int |
このパラメータは、コンシューマへの配信のために(配信があった場合)、利用できるメッセージ一式を作成するために宛先が待機する時間の長さを決定します。 |
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String |
この宛先で、作業単位(UOW)機能を有効化するかどうかを指定します。 有効なオプションは、 |
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Int |
未完了のUOW内の未配信メッセージが期限切れになるまでの最長時間(ミリ秒)を指定します。 |
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Int |
宛先でプロデューサから受信するメッセージの最大サイズ。 詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: しきい値と割当てに関する項の、最大メッセージ・サイズの説明を参照してください。 |
表A-16は、共通分散キューに固有のプロパティを示しています。これらのパラメータは、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素で定義できます。
注意: これらのプロパティは、@JMSDestinationDefinition のinterfaceName 要素がjavax.jms.Queue に設定されている場合のみ適用できます。 |
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散キュー: 構成: 全般に関する項を参照してください。
表A-16 キュー宛先のための@JMSDestinationDefinitionプロパティ
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等の要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
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Int |
コンシューマを持たない共通分散キュー・メンバーが、コンシューマを持つ他の共通分散キュー・メンバーにメッセージを転送するまでに待機する秒数。 |
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Boolean |
分散キュー・メンバー間でのメッセージ転送時に配信回数をリセットするかどうかを指定します。 |
表A-17は、共通分散トピックに固有のプロパティを示しています。これらのパラメータは、@JMSDestinationDefinition
のproperties
要素で定義できます。
注意: これらのプロパティは、@JMSDestinationDefinition のinterfaceName 要素がjavax.jms.Topic に設定されている場合のみ適用できます。 |
これらのプロパティの詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプの、共通分散トピック: 構成: 是パンに関する項および共通分散トピック: マルチキャストに関する項を参照してください。
表A-17 キュー宛先のための@JMSDestinationDefinitionプロパティ
@JMSDestinationDefinitionプロパティ | JMSアプリケーション・モジュールにある同等の要素 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
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String |
送信されたメッセージをすべてのメンバーに転送するかどうかを指定する共通分散トピックのメッセージ転送ポリシー。 有効なオプションは、 宛先がJMS宛先定義を使用して作成された場合、このプロパティのデフォルト値は 注意: 共通分散トピックが |
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String |
トピックが、マルチキャスト・コンシューマにメッセージを送信するために使用できるアドレス。 |
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Int |
マルチキャストの存続時間の値。メッセージがコンシューマに到達するまでに通過できるルーターの数を指定します。 |
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Int |
トピックが、マルチキャスト・コンシューマにメッセージを送信するために使用されるポート。 |