| Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Oracle Coherenceアプリケーションの開発 12c (12.2.1) E69939-01 |
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この付録では、Coherenceアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタcoherence-application.xml内の要素に関するすべてのリファレンス情報を示します。
この付録の構成は、次のとおりです。
coherence-application.xmlファイルのネームスペース宣言およびスキーマの場所の適切なテキストは、次のとおりです。
<coherence-application xmlns="http://xmlns.oracle.com/coherence/coherence-application">
application-lifecycle-listener要素は、com.tangosol.application.LifeCycleListenerインタフェースを実装するクラスの完全修飾名を指定します。このクラスでは、Coherenceキャッシュおよびクラスタ化されたサービスの作成および破棄の前後のカスタム処理が可能です。
次の表に、application-lifecycle-listener要素で定義できる要素を示します。
cache-configuration-ref要素は、Coherenceキャッシュ構成ファイルの名前および場所を指定します。このファイルの場所は、Coherenceグリッド・アーカイブ(GAR)内のルート・ディレクトリに対して相対的です。URLも指定できます。このファイルが見つからない場合、またはこの要素が指定されていない場合、デフォルトで事前定義済のキャッシュ構成ファイル(coherence-cache-config.xml)が使用されます(このファイルはシステム・クラスパスのcoherence.jarライブラリに配置されています)。
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注意: 構成ファイルをGARのルート・ディレクトリに配置する場合、デフォルトのファイル名(coherence-cache-config.xml)は使用しないでください(デフォルトのファイル名を使用した場合、システム・クラスパスに配置されたcoherence.jarファイルに含まれる構成ファイルが最初に検索され、GAR内の構成ファイルがロードされることはありません)。ファイル名の変更以外に、構成ファイルをGARのMETA-INFディレクトリに配置する方法もあります。 |
coherence-application要素は、Coherenceアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタのルート要素です。
次の表に、coherence-application要素で定義できる要素を示します。
表A-2 coherence-applicationの要素
| 要素 | 必須/ オプション |
説明 |
|---|---|---|
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オプション |
Coherenceキャッシュ構成ファイルの名前および場所を指定します。 |
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オプション |
Coherence Portable Object Format (POF)構成ファイルの名前および場所を指定します。 |
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オプション |
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オプション |
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configurable-cache-factory-config要素は、com.tangosol.net.ConfigurableCacheFactoryインタフェースを実装するクラスの完全修飾名を指定します。デフォルトの実装は、com.tangosol.net.ExtensibleConfigurableCacheFactoryクラスです。
カスタムのConfigurableCacheFactory実装の使用は高度なユースケースであり、通常は、異なるクラス・ローダーによってスコープ設定されるアプリケーションが異なるキャッシュ構成ファイルを使用できるようにする場合に使用されます。
次の表に、configurable-cache-factory-config要素で定義できる要素を示します。
init-params要素は、初期化パラメータを指定します。任意の数のinit-params要素を定義できます。
次の表に、init-params要素で定義できる要素を示します。
表A-4 init-paramsの要素
| 要素 | 必須/ オプション |
説明 |
|---|---|---|
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param-type |
オプション |
初期化パラメータのJavaタイプを指定します。次の標準タイプがサポートされています。
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オプション |
初期化パラメータの値を指定します。この値は、パラメータのJavaタイプに固有の形式にします。 例: <init-params> <param-type>java.lang.String</param-type> <param-value>EmployeeTable</param-value> </init-params> |
pof-configuration-ref要素は、Coherence POF構成ファイルの名前および場所を指定します。このファイルの場所は、Coherenceグリッド・アーカイブ(GAR)内のルート・ディレクトリに対して相対的です。URLも指定できます。このファイルが見つからない場合、またはこの要素が指定されていない場合、デフォルトで事前定義済のPOF構成ファイル(pof-config.xml)が使用されます(このファイルはシステム・クラスパスのcoherence.jarライブラリに配置されています)。
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注意: 構成ファイルをGARのルート・ディレクトリに配置する場合、デフォルトのファイル名(pof-config.xml)は使用しないでください(デフォルトのファイル名を使用した場合、システム・クラスパスに配置されたcoherence.jarファイルに含まれる構成ファイルが最初に検索され、GAR内の構成ファイルがロードされることはありません)。ファイル名の変更以外に、構成ファイルをGARのMETA-INFディレクトリに配置する方法もあります。 |