この章では、アップグレード中にドメインを再構成する場合に、再構成ウィザードに表示される画面について説明します。
この章には次の項が含まれます:
この画面から、アップグレードするドメインの場所を指定します。
オプション/フィールド | 説明 |
---|---|
ドメインの場所を入力してください |
再構成するドメインへのフルパスを入力します(たとえば、C:\domains\mydomain)。「参照」ボタンを使用して、ドメイン・ディレクトリに移動することもできます。 |
この画面には、セットアップ・プロセスの進行状況が表示されます。プロセス中に、次の操作が行われます。
WLSコア・インフラストラクチャ・ファイルが更新されます。
WebLogicドメイン構成が読み取られます。
Fusion Middleware製品を含む、インストール済製品の再構成テンプレートが自動的に適用されます。これにより、config.xml、config-groups.xml、security.xmlなどの様々なドメイン構成ファイルが更新されます。
Fusion Middleware製品をサポートするスキーマ、スクリプトおよび他のファイルが更新されます。
ドメイン・アップグレードが検証されます。
「次へ」をクリックして、続行します。「ドメイン・モードおよびJDK」画面が表示されます。
ドメイン・モードを構成して、JDKを選択したら、その後の画面は、ドメインのコンテンツによって異なり、ドメインごとに異なります。
ドメイン・モード
ドメイン・モードは再構成時に変更できません。元のドメインから継承されます。
JDK
「JDK」セクションを使用してドメインのJDKを選択します。ご使用のプラットフォームでサポートされるJDKのみを選択します。特定のプラットフォームでサポートされるJDKのリストは、Oracle Technology NetworkにあるOracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成を参照してください。
オプション | 説明 |
---|---|
JDK | WebLogic Serverをインストールした際に使用されたJDKをリストします。デフォルトJDKは、Oracle HotSpot SDK versionですが、インストール時に別のJDKをインストールして使用した可能性があります。 |
その他のJDK | WebLogic Serverをインストールした際に使用したJDK以外のJDKを使用する場合にこのオプションを選択します。「参照」ボタンを使用して、JDKを格納しているディレクトリに移動します。
WebLogic Serverをインストールした際に使用したJDKを選択する場合は、再構成ウィザードによりそのJDKを起動するサーバー起動スクリプトが作成されます。WebLogic Serverをインストールした際に使用しなかったJDKを選択すると、再構成ウィザードで起動スクリプトが構成されません。起動スクリプトを手動で変更する必要があります。 起動スクリプトの詳細は、『Oracle WebLogic Serverのパフォーマンスのチューニング』を参照してください。 |
この画面を使用して、後続のコンポーネント・スキーマ画面(「JDBCコンポーネント・スキーマ」、「GridLink Oracle RACコンポーネント・スキーマ」または「Oracle RACマルチ・データ・ソース・コンポーネント・スキーマ」)のスキーマ・フィールドに移入するために使用するスキーマ情報を取得するためにデータベースに接続する情報を指定できます。この手順をスキップして、コンポーネント・スキーマ画面で各コンポーネント・スキーマを手動で構成するオプションもあります。
次のいずれかのオプションを選択します。
フィールド | 説明 |
---|---|
RCUデータ |
データベースに接続して、ドメインに含まれるすべてのスキーマのスキーマ情報を取得する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、この画面のフィールドがアクティブになります。Repository Creation Utility (RCU)のSTBコンポーネントに指定した接続情報を使用して、各フィールドに入力します。実行したら、「RCU構成の取得」をクリックして、スキーマ情報を取得します。
サービス表の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のサービス表の理解に関する項を参照してください。 スキーマ情報を正常に取得したら、「次へ」をクリックして、続行します。 注意: サポートされるJDBC接続は、RCUによってサポートされるOracleサービス・タイプのJDBC接続だけです。 |
手動で構成 |
このオプションを選択すると、各スキーマの設定を手動で構成する必要があります。コンポーネント・スキーマ画面のスキーマ表の一部のフィールドは、デフォルトのJava DB値で移入されることに注意してください。たとえば、すべてのスキーマに対してホスト名はdbhost.exampleに設定されます。
このオプションを選択したら、「次へ」をクリックして続行します。 |
RCUデータ・オプションの次のフィールドに情報を入力して、「RCU構成の取得」をクリックします。
詳細は、『Repository Creation Utilityによるスキーマの作成』のデータベース接続の詳細に関する項を参照してください。
フィールド | 説明 |
---|---|
ベンダー |
データベースのベンダーを選択します。 |
ドライバ |
データベースに構成されるJDBCドライバを選択します。リストには、選択したデータベースのベンダーの共通JDBCドライバが含まれます。 |
DBMS/サービス |
データベースDBMS名を入力します。サービス・タイプ・ドライバを選択した場合はサービス名を入力します。 |
ホスト名 |
データベースをホストするサーバーの名前を入力します。 |
ポート |
データベースのホストになるサーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。 |
スキーマ所有者 スキーマ・パスワード |
データベースのサービス表スキーマに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。これは、Repository Creation Utility (RCU)の「スキーマ・パスワード」画面でSTBコンポーネントに指定されたスキーマのユーザー名およびパスワードです。デフォルトのユーザー名はprefix_STBです(接頭辞がRCUで定義した接頭辞である場合)。指定するスキーマはドメインに対して一意である(他のドメインによって使用されていない)必要があります。
詳細は、『Repository Creation Utilityによるスキーマの作成』のスキーマ・パスワードに関する項を参照してください。 注意: 「RCU構成の取得」をクリックすると、RCUを使用して、スキーマの作成時に指定されたスキーマ・パスワードが取得されます。スキーマ・パスワードがRCUで設定されていた元のパスワードから変更された場合、「JDBCコンポーネント・スキーマ」、「GridLink Oracle RACコンポーネント・スキーマ」、または「Oracle RACマルチ・データ・ソース・コンポーネント・スキーマ」画面で、新しいパスワードを「スキーマ・パスワード」フィールドまたは列に入力する必要があります。 |
Fusion Middlewareのいくつかのコンポーネントの場合、JDBCデータ・ソースは、コンポーネントのデータベース・スキーマの一部として定義される場合があります。これらのスキーマは、インストール時にリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)によりロードされます。
再構成ウィザードを使用してコンポーネントのWebLogicドメインを再構成する場合は、データベース・ドライバ、スキーマ所有者、パスワードなど、JDBCコンポーネント・スキーマ設定を構成できます。
「データベース構成タイプ」画面で「RCU構成の取得」オプションを選択した場合は、スキーマ表がすでに適切に移入されており、「次」をクリックして続行できます。
ただし、スキーマ・パスワードがRCUで設定されていた元のパスワードから変更された場合は、手動で「スキーマ・パスワード」フィールドまたは列に新規パスワードを入力する必要があります。
注意: 11gリリースからのアップグレード時に、OPSSスキーマ・アップグレードに関する重要な情報について、『Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』の12.1.3へのセキュリティのアップグレードに関する項を参照してください。 |
「データベース構成タイプ」画面で「手動で構成」オプションを選択した場合は、この表にリストされているスキーマを手動で構成してから続行する必要があります。
ドメインを作成する製品に関連付けられるJDBCコンポーネント・スキーマは、画面の下半分にリスト表示されます。
スキーマの名前の横のチェック・ボックスを選択して、データ・ソース設定を指定するスキーマを選択します。
注意: 複数のコンポーネント・スキーマを選択する場合、一部のフィールドに、フィールドの現在の値が選択したコンポーネント・スキーマ間で異なることを示す「コンポーネント・スキーマ間で異なります」というテキストが表示される場合があります。それらのフィールドの値を変更すると、新しい値が選択した各コンポーネント・スキーマに一様に適用されます。ベンダー、ドライバ、ホスト名、ポート番号など、コンポーネント・スキーマのパラメータのデフォルト値は、アプリケーションのテンプレートに指定した値によって異なります。 |
フィールド | 説明 |
---|---|
ベンダー |
データベースのベンダーを選択します。 |
ドライバ |
データベースへの接続に使用するJDBCドライバを選択します。リストには、選択したデータベースのベンダーの共通JDBCドライバが含まれます。 |
DBMS/サービス |
データベースのDBMS名(サービス・タイプ・ドライバを選択している場合はサービス名)を入力します。 |
ホスト名 |
データベースをホストするサーバーの名前を入力します。 |
ポート |
データベースのホストになるサーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。 |
スキーマ所有者 |
データベースへの接続に使用するユーザー名を入力します。 |
スキーマ・パスワード |
このユーザー名のパスワードを入力します。 |
指定した値は、選択したスキーマのスキーマ・リストの適切な列に表示されます。
1つ以上のスキーマをGridLink RACスキーマに変換するには、それらのスキーマのチェック・ボックスを選択し、「GridLinkへ変換」オプションを選択します。構成が終わったら、「次へ」をクリックします。「次へ」をクリックすると、「GridLink Oracle RACコンポーネント・スキーマ」画面が表示されます。
詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のActiveLink GridLinkデータ・ソースの使用に関する項を参照してください。
1つ以上のスキーマをOracle RACマルチ・データ・ソース・スキーマに変換するには、そのスキーマの名前の横のチェック・ボックスを選択し、RACマルチ・データ・ソースに変換オプションを選択します。構成が終わったら、「次へ」をクリックします。「次へ」をクリックすると、「Oracle RACマルチ・データ・ソース・コンポーネント・スキーマ」画面が表示されます。
詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のOracle RACとWebLogic Serverの併用に関する項を参照してください。
この画面は、WebLogicドメインに含まれるコンポーネント・スキーマをGridLink RACデータ・ソースとして構成するために使用します。GridLinkデータ・ソース は、Fast Application Notification (FAN)イベントにレスポンスするサービスを表す単一のデータ・ソースです。
GridLink RACデータ・ソースの詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のActiveLink GridLinkデータ・ソースの使用に関する項を参照してください。
ウィザードの「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面でGridLink RACデータ・ソースとして構成するために選択したコンポーネント・スキーマが、画面の下半分にリストされます。
「データベース構成タイプ」画面でRCUデータ・オプションを選択した場合は、スキーマ表は適切に移入されており、「次へ」をクリックして続行できます。
ただし、スキーマ・パスワードがRCUで設定されていた元のパスワードから変更された場合は、手動で「スキーマ・パスワード」フィールドまたは列に新規パスワードを入力する必要があります。
注意: 11gリリースからのアップグレード時に、OPSSスキーマ・アップグレードに関する重要な情報について、『Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』の12.1.3へのセキュリティのアップグレードに関する項を参照してください。 |
「データベース構成タイプ」画面で「手動で構成」オプションを選択した場合は、この表にリストされているスキーマを手動で構成してから続行する必要があります。
画面の下半分に表示されるスキーマのリストでは、スキーマの名前の横にあるチェック・ボックスを選択して、GridLink RACデータ・ソースとして構成するスキーマを選択します。
注意: 複数のデータ・ソース・スキーマを選択した場合、一部のフィールドに、フィールドの現在の値が選択したスキーマ間で異なることを示す「コンポーネント・スキーマ間で異なります」というテキストが表示される場合があります。それらのフィールドの値を変更すると、新しい値が選択した各スキーマに一様に適用されます。 |
フィールド | 説明 |
---|---|
ドライバ |
適切なドライバを選択します。次のドライバの一部または全部がリストで表示されます。
|
サービス名 |
データベースのOracle RACサービス名を入力します。 |
スキーマ所有者 |
データベースへの接続に使用するユーザー名を入力します。 |
スキーマ・パスワード |
このユーザー名のパスワードを入力します。 |
FANの有効化 |
選択すると、データ・ソースはFAN通知を登録して処理します。 |
SSLの有効化 |
選択すると、SSLが有効になるため、ウォレット・ファイル、ウォレット・パスワード、および1つ以上のOracle Notification Service (ONS)ホスト/ポートを指定する必要があります。 |
ウォレット・ファイル |
SSLが有効の場合、ONS/SSLの資格証明を含むウォレット・ファイルへのフルパスを指定します。ウォレット・ファイルは、キーと証明書を保存するOracle資格証明ファイルです。 |
ウォレット・パスワード | ウォレット・ファイルのパスワードを指定します。このパスワードは、モジュール構成ファイルで暗号化されます。 |
サービス・リスナー | GridLinkデータベース・サービス・リスナーの名前を入力します。1つ以上のデータベース・インスタンスのサービス・リスナーを構成する必要があります。 |
ポート |
データベース・サービス・リスナーのリスニング・ポートです。デフォルトでは1521に設定され、通常は変更する必要がありません。 |
プロトコル |
このフィールドをクリックし、WebLogic Serverとデータベース・サービス・リスナーの間の通信に使用するプロトコルを選択します。 |
ONSホスト |
Oracle Notification Service (ONS)ホスト名を指定します。SSLが有効の場合、1つ以上のONSホストとポートを指定する必要があります。 |
ポート |
ONSホストで使用するリスニング・ポートを指定します。 |
指定した値は、選択したスキーマのスキーマ・リストの適切な列に表示されます。
追加行をサービス・リスナー表に追加するには、表内の任意の場所をクリックし、「追加」をクリックします。
追加行をONSホスト表に追加するには、表内の任意の場所をクリックし、「追加」をクリックします。
サービス・リスナー表から行を削除するには、表内の任意の場所をクリックし、「削除」をクリックします。
ONSホスト表から行を削除するには、表内の任意の場所をクリックし、「削除」をクリックします。
この画面は、WebLogicドメインに含まれるコンポーネント・スキーマをOracle RACマルチ・データ・ソースとして構成するために使用します。
詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のOracle RACとWebLogic Serverの併用に関する項を参照してください。
ウィザードの「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面でOracle RACマルチ・データ・ソースとして構成するために選択したコンポーネント・スキーマが、画面の下半分にリストされます。
「データベース構成タイプ」画面でRCUデータ・オプションを選択した場合は、スキーマ表は適切に移入されており、「次へ」をクリックして続行できます。
ただし、スキーマ・パスワードがRCUで設定されていた元のパスワードから変更された場合は、手動で「スキーマ・パスワード」フィールドまたは列に新規パスワードを入力する必要があります。
注意: 11gリリースからのアップグレード時に、OPSSスキーマ・アップグレードに関する重要な情報について、『Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』の12.1.3へのセキュリティのアップグレードに関する項を参照してください。 |
「データベース構成タイプ」画面で「手動で構成」オプションを選択した場合は、この表にリストされているスキーマを手動で構成してから続行する必要があります。
画面の下半分に表示されるスキーマのリストでは、スキーマの名前の横にあるチェック・ボックスを選択して、Oracle RACマルチ・データ・ソースとして構成するスキーマを選択します。
注意: 複数のデータ・ソース・スキーマを選択した場合、一部のフィールドに、フィールドの現在の値が選択したスキーマ間で異なることを示す「コンポーネント・スキーマ間で異なります」というテキストが表示される場合があります。それらのフィールドの値を変更すると、新しい値が選択した各スキーマに一様に適用されます。 |
フィールド | 説明 |
---|---|
ドライバ | データベースへの接続に使用するJDBCドライバを選択します。 |
サービス名 | データベースのOracle RACサービス名を入力します。 |
ユーザー名 | データベースへの接続に使用するユーザー名を入力します。 |
パスワード | 指定したユーザー名のパスワードを入力します。 |
ホスト名 | Oracle RACデータベース・インスタンスをホストしているサーバーの名前を入力します。 |
インスタンス名 | 各Oracleデータベース・インスタンスの名前を入力します。 |
ポート | データベースのホストになるサーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。 |
注意: 少なくとも1つのデータベース・インスタンスのホスト名、インスタンス名およびポート番号を指定する必要があります。 |
現在選択しているスキーマの別データベース・インスタンスを追加するには、「ホストの追加」をクリックします。
データベース・インスタンスを削除するには、「ホスト名」表のその行の任意の場所をクリックして、「削除」をクリックします。
スキーマに指定した値は、選択したスキーマのスキーマ・リストの適切な列に表示されます。
前の画面で指定したデータ・ソースの構成をテストするためにこの画面を使用します。
テストするスキーマの名前の横のチェック・ボックスを選択して、「選択された接続のテスト」をクリックします。
ウィザードでは、スキーマを構成するとき指定したドライバ、ホスト、ポートや他の情報から構成されるURLへの接続を試行して、各スキーマの構成をテストします。
テストの結果は、「ステータス」列に表示されます。詳細は、「接続結果ログ」の項に表示されます。
JDBCデータ・ソースにはデータベース接続のプールが含まれます。データベース接続は、データ・ソース・インスタンスの作成時(デプロイ時またはターゲット指定時)に作成されるか、サーバー起動時に作成されます。アプリケーションはJNDIツリーでデータ・ソースをルックアップしてから、接続をリクエストします。アプリケーションに接続する必要がなくなった場合は、接続がデータ・ソースの接続プールに戻されます。
この画面では、ドメイン・ソースで定義したJDBCデータ・ソースを構成します。
ドメインを作成する製品に関連付けられるJDBCデータ・ソースは、画面の下半分にリスト表示されます。
各データ・ソース名の横のチェック・ボックスを選択して、設定を指定するデータ・ソースを選択します。指定した値は、選択したデータ・ソースのデータ・ソース・リストの適切な列に表示されます。
注意: 複数のデータ・ソースを選択した場合、一部のフィールドに、フィールドの現在の値が選択したデータ・ソース間で異なることを示す「コンポーネント・スキーマ間で異なります」というテキストが表示される場合があります。それらのフィールドの値を変更すると、新しい値が選択した各データ・ソースに一様に適用されます。ベンダー、ドライバ、ホスト名、およびポート番号などのデータ・ソース・パラメータのデフォルト値は、アプリケーション・テンプレートで指定した値によって異なります。 |
フィールド | 説明 |
---|---|
ベンダー |
データベースのベンダーを選択します。 |
ドライバ |
データベースへの接続に使用するJDBCドライバを選択します。リストには、選択したデータベースのベンダーの共通JDBCドライバが含まれます。 |
DBMS/サービス |
DBMS SIDまたはサービス名を入力します。入力する値は、選択したドライバによって異なります。
Oracleドライバ名に、「インスタンス接続用」という言葉が含まれている場合、SIDを入力します。 Oracleドライバ名に、「サービス接続用」という言葉が含まれている場合、サービス名を入力します。 DataDirectドライバの構成の詳細は、DataDirectのドキュメントを参照してください。 |
ホスト名 |
データベースをホストするサーバーの名前を入力します。 |
ポート名 |
サーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。 |
ユーザー名 |
データベースへの接続に使用するユーザー名を入力します。 |
パスワード |
指定したユーザー名のパスワードを入力します。 |
1つ以上のデータ・ソースをGridLink Oracle RACデータ・ソースに変換するには、それらのスキーマのチェック・ボックスを選択し、「GridLinkへ変換」オプションを選択します。構成が終わったら、「次へ」をクリックします。「次へ」をクリックすると、「GridLink Oracle RACデータ・ソース」画面が表示されます。
詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のActiveLink GridLinkデータ・ソースの使用に関する項を参照してください。
1つ以上のデータ・ソースをOracle RACマルチ・データ・ソースに変換するには、必要なデータ・ソースの名前の横のチェック・ボックスを選択し、「RACマルチ・データ・ソースへ変換」オプションを選択します。「次へ」をクリックすると、「Oracle RACマルチ・データ・ソース」画面が表示されます。
詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のOracle RACとWebLogic Serverの併用に関する項を参照してください。
この画面は、WebLogicドメインに含まれるデータ・ソースをGridLink Oracle RACデータ・ソースとして構成するために使用します。GridLinkデータ・ソース は、Fast Application Notification (FAN)イベントにレスポンスするサービスを表す単一のデータ・ソースです。
詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のActiveLink GridLinkデータ・ソースの使用に関する項を参照してください。
ウィザードの「JDBCデータ・ソース」画面でGridLink RACデータ・ソースとして構成するために選択したデータ・ソースが、画面の下半分にリストされます。
画面の下半分に表示されるデータ・ソースのリストでは、各データ・ソースの名前の横にあるチェック・ボックスを選択して、GridLink RACデータ・ソースとして構成するデータ・ソースを選択します。
注意: 複数のデータ・ソースを選択した場合、一部のフィールドに、フィールドの現在の値が選択したデータ・ソース間で異なることを示す「データ・ソース間で異なります」というテキストが表示される場合があります。それらのフィールドの値を変更すると、新しい値が選択した各データ・ソースに一様に適用されます。 |
フィールド | 説明 |
---|---|
ドライバ |
次のドライバの一部または全部がリストで表示されます。
|
サービス名 |
データベースのOracle RACサービス名を入力します。 |
ユーザー名 |
データベースへの接続に使用するユーザー名を入力します。 |
パスワード |
指定したユーザー名のパスワードを入力します。 |
FANの有効化 |
選択すると、データ・ソースはFAN通知を登録して処理します。 |
SSLの有効化 |
選択すると、SSLが有効になるため、ウォレット・ファイル、ウォレット・パスワード、および1つ以上のOracle Notification Service (ONS)ホスト/ポートを指定する必要があります。 |
ウォレット・ファイル |
SSLが有効の場合、ONS/SSLの資格証明を含むウォレット・ファイルへのフルパスを指定します。ウォレット・ファイルは、キーと証明書を保存するOracle資格証明ファイルです。 |
ウォレット・パスワード |
ウォレット・ファイルのパスワードを指定します。このパスワードは、モジュール構成ファイルで暗号化されます。 |
サービス・リスナー |
GridLinkデータベース・サービス・リスナーの名前を入力します。1つ以上のデータベース・インスタンスのサービス・リスナーを構成する必要があります。 |
ポート |
データベース・サービス・リスナーのリスニング・ポートです。デフォルトでは1521に設定され、通常は変更する必要がありません。 |
プロトコル |
このフィールドをクリックし、WebLogic Serverとデータベース・サービス・リスナーの間の通信に使用するプロトコルを選択します。 |
ONSホスト |
Oracle Notification Service (ONS)ホスト名を指定します。SSLが有効の場合、1つ以上のONSホストとポートを指定する必要があります。 |
ポート |
ONSホストで使用するリスニング・ポートを指定します。 |
指定した値は、選択したスキーマのデータ・ソース・リストの適切な列に表示されます。
追加行をサービス・リスナー表に追加するには、表内の任意の場所をクリックし、「追加」をクリックします。
追加行をONSホスト表に追加するには、表内の任意の場所をクリックし、「追加」をクリックします。
サービス・リスナー表から行を削除するには、表内の任意の場所をクリックし、「削除」をクリックします。
ONSホスト表から行を削除するには、表内の任意の場所をクリックし、「削除」をクリックします。
ドメインに含まれるデータ・ソースをOracle RACデータ・ソースとして構成するためにこの画面を使用します。
「JDBCデータ・ソース」画面でOracle RACデータ・ソースとして構成するために選択したデータ・ソースのリストが画面の下半分に表示されます。
各データ・ソース名の横のチェック・ボックスを選択して、設定を指定するデータ・ソースを選択します。
Oracle RACデータ・ソースの詳細は、『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のOracle RACとWebLogic Serverの併用に関する項を参照してください。
注意: 複数のデータ・ソースを選択した場合、一部のフィールドに、フィールドの現在の値が選択したデータ・ソース間で異なることを示す「データ・ソース間で異なります」というテキストが表示される場合があります。それらのフィールドの値を変更すると、新しい値が選択した各データ・ソースに一様に適用されます。 |
フィールド/列 | 説明 |
---|---|
ドライバ |
データベースへの接続に使用するJDBCドライバを選択します。 |
サービス名 |
Oracle RACデータベースのサービス名を入力します。 |
ユーザー名 |
データベースへの接続に使用するユーザー名を入力します。 |
パスワード |
指定したユーザー・アカウントのパスワードを入力します。 |
ホスト名 | Oracle RACデータベース・インスタンスをホストしているサーバーの名前を入力します。 |
インスタンス名 |
各Oracleデータベース・インスタンスの名前を入力します。 |
ポート | データベースのホストになるサーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。 |
新規データベース・インスタンスを追加するには、「追加」をクリックして、ホスト名、インスタンス名、およびポート番号を指定します。
この画面を使用して、「JDBCデータ・ソース」画面および「Oracle RACマルチ・データ・ソース」画面で構成したデータ・ソース接続をテストします。
注意: データベース接続をテストするには、接続するデータベースが起動している必要があります。接続をテストしない場合は、データ・ソースを選択しません。「次へ」をクリックして、続行します。 |
テストする各データ・ソースのチェック・ボックスを選択して、「接続のテスト」をクリックします。
ウィザードでは、各データ・ソースを構成するとき指定したドライバ、ホスト、ポート、および他の情報から構成されるURLへの接続を試行して、選択した各データ・ソースの構成をテストします。
テストの結果は、「ステータス」列に表示されます。詳細は、「接続結果ログ」の項に表示されます。
ドメイン・テンプレートには、データベース・タイプ別に分類されたSQLファイルのセットが含まれている場合があります。ドメイン・テンプレートにSQLファイルが存在する場合、WebLogicドメインを作成するときに、「データベース・スクリプト」画面でそれらを実行できます。既存のSQLまたはデータベース・ロード・ファイルを使用して、WebLogicドメインに定義されたすべてのデータ・ソースのデータベースのコンテンツが設定されます。
「JDBCデータ・ソース」項で、スクリプトを実行するデータ・ソースを選択します。実行できるスクリプトが「SQLファイル」項に表示されます。
「DBバージョン」ドロップダウン・リストからデータベースのバージョンを選択します。
「スクリプトの実行」をクリックします。
選択したデータ・ソースの「SQLファイル」項に表示されたすべてのスクリプトが実行され、結果は「結果」項に表示されます。テスト出力をログ・ファイルにキャプチャするには、「ロギングの有効化」チェック・ボックスを選択して、「ログ・ファイル」フィールドにログ・ファイルのフルパスを指定します。
SQLスクリプトを実行する各データ・ソースに対して、ステップ1から3を繰り返します。
すべてのスクリプトを実行したら、「次へ」をクリックします。
この画面は、再構成するドメインで、ホストごとのノード・マネージャが使用されている場合にのみ表示されます。この画面を使用して、再構成するドメインに使用するノード・マネージャ構成を選択します。結果として生成される構成は、「ノード・マネージャ・タイプ」および「ノード・マネージャ構成」で選択したオプションの組合せに応じて異なります。
ドメインごとおよびホストごとのノード・マネージャ構成の詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』のノード・マネージャのデフォルトの構成に関する項を参照してください。
注意: ドメインをアップグレードしてホストごとのノード・マネージャ構成からドメインごとのノード・マネージャ構成に変更する際に、カスタム・スクリプトを使用してWebLogic Server環境を起動および停止する場合、手動でスクリプトを更新してノード・マネージャ・ホームの場所を新しいドメインベースの場所に変更する必要があります。 |
オプション/フィールド | 説明 |
---|---|
ノード・マネージャ・タイプ | 次のいずれかのノード・マネージャ・タイプを選択します。 |
ドメインごとのデフォルトの場所 |
このオプションを選択すると、ノード・マネージャ・ホームが<domain_name> /nodemanager に再定義され、ノード・マネージャ・ホームを編集できなくなります。 |
ドメインごとのカスタムの場所 |
このオプションは、このドメインの特定の場所に、ドメインごとのノード・マネージャ構成ファイルを作成する場合に選択します。「ノード・マネージャ・ホーム」フィールドでディレクトリを指定するか、「参照」をクリックしてその場所に移動します。指定するディレクトリは空である必要があります。このディレクトリに、nodemanager.properties およびnodemanager.domains ファイルが作成されます。 |
ノード・マネージャ・ホーム |
ドメインごとのカスタムの場所オプションを選択した場合は、「参照」をクリックして、ドメインごとのノード・マネージャ構成の格納に使用するディレクトリの場所に移動します。 |
手動ノード・マネージャ・セットアップ |
このオプションを選択した場合は、ドメインのノード・マネージャ構成の作成がスキップされ、残りのフィールドはすべて変更できなくなるため、ドメインでノード・マネージャを使用する場合は「ノード・マネージャ構成の実行」の説明に従って、ノード・マネージャを手動で構成する必要があります。再構成されたドメインでは、ホストごとのノード・マネージャ構成が引き続き使用されます。
既存のドメインがノード・マネージャを使用するように構成されておらず、再構成されたドメインでノード・マネージャを使用しない場合も、このオプションを選択する必要があります。 ノード・マネージャ構成の詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』を参照してください。 |
ノード・マネージャ構成 | 次の2つのオプションから1つを選択します。「手動ノード・マネージャ・セットアップ」を選択した場合は、次のフィールドを使用できません。 |
新規構成の作成 |
nodemanager.propertiesのデフォルトの設定を使用して、再構成されたドメインに、ドメインごとのノード・マネージャ構成が自動的に作成されます。ドメインが正常に再構成された後に、必要に応じて、nodemanager.propertiesを変更できます。 |
既存の構成を移行 |
すでに存在するホストごとのノード・マネージャ構成が、再構成されたドメインのドメインごとの構成に移行されます。これには、ListenAddress、ListenPort、StartScriptName、JavaHomeおよびLogFileの環境固有の設定は含まれません。 |
ノード・マネージャ・ホーム |
「既存の構成を移行」オプションを選択した場合は、再構成したドメインの移行先にするノード・マネージャのホーム・ディレクトリを入力するか、参照してください。 |
Oracle推奨デフォルトの適用 |
このチェック・ボックスは、「既存の構成を移行」オプションを選択した場合に、nodemanager.propertiesファイルに指定されているOracle推奨のデフォルトを使用するときに選択します。移行されるnodemanager.propertiesファイルの設定を引き続き使用する場合は、このチェック・ボックスの選択を解除してください。
Oracleが推奨するデフォルト状態のプロパティは次のとおりです。 LogLimit=0 AuthenticationEnabled=true LogLevel=INFO DomainsFileEnabled=true NativeVersionEnabled=true LogToStderr=true SecureListener=true LogCount=1 StopScriptEnabled=false QuitEnabled=false LogAppend=true StateCheckInterval=500 CrashRecoveryEnabled=false StartScriptEnabled=true LogFormatter=weblogic.nodemanager.server.LogFormatter ListenBacklog=50 |
ノード・マネージャ資格証明 | 次のフィールドに適切なノード・マネージャ資格証明を指定します。 |
ユーザー名 パスワード パスワードの確認 |
再構成されたドメインで、ノード・マネージャの起動に使用するユーザー名とパスワード。 |
詳細構成を行うすべてのカテゴリ(存在する場合)を選択します。選択したカテゴリごとに、詳細構成を行うことができる適切な構成画面が表示されます。この画面で項目も選択しない場合、次に「構成のサマリー」画面が表示されます。
注意: この画面にリストされたカテゴリは、ドメインのために選択したテンプレートで定義されたリソースによって異なります。 |
オプション | 説明 |
---|---|
ノード・マネージャ | このオプションは、ホストごとのノード・マネージャ構成を使用中のドメインを再構成する場合にのみ使用できます。ドメインごとのノード・マネージャに切り替えることも、既存のホストごとのノード・マネージャの使用を続行することも可能です。
注意: このオプションが使用可能な場合に選択しないときは、「ノード・マネージャ構成の実行」の説明に従って、ノード・マネージャを手動で構成する必要があります。 「ノード・マネージャ」を参照してください。 |
管理対象サーバー、クラスタおよびCoherence | このオプションをして、次の操作を行います。
「サーバーのマシンへの割当て」で「管理対象サーバー」を参照してください。 |
ドメイン・フロントエンド・ホストのキャプチャ | ドメイン全体のフロントエンド・ホストのHTTP URLおよびHTTPS URLと、HTTPまたはHTTPSのどちらがデフォルトかを構成します。このオプションは、選択したテンプレートの少なくとも1つにConfigMappingが定義されている場合にのみ使用できます。
「ドメイン・フロントエンド・ホスト」を参照してください。 |
デプロイメントとサービス | アプリケーション・デプロイメントおよびサービスのサーバーとクラスタへのターゲット指定方法をカスタマイズするために、このオプションを選択します。
「デプロイメント・ターゲット指定」および「サービス・ターゲット指定」を参照してください。 |
JMSファイル・ストア | このオプションを選択して、JMSファイル・ストアの設定を変更します。各ファイル・ストアの名前、ディレクトリおよび同期書込みポリシーを変更できます。
「JMSファイル・ストア」を参照してください。 |
この画面を使用して、ドメイン内の各キーの資格証明を提供します。ドメインで以前に定義された資格証明は、表にすでに含まれています。
資格証明の詳細は、『Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』のアイデンティティ、ポリシー、資格証明、キー、証明書および監査の理解に関する項を参照してください。
列 | 説明 |
---|---|
キー名 | この列には、ドメイン内の各キーの名前が表示されます。 |
ユーザー名 | 各行に、各キーに使用するユーザー名を入力します。 |
パスワード | 各行に、各キーに使用するパスワードを入力します。 |
ストア名 | この列には、各キーに関連付けられている資格証明ストアが表示されます。 |
この画面では、次のものを指定します。
各キーストアに対して信頼できる証明書へのパス
各キーストアの秘密鍵へのパス、秘密鍵のパスワード、および秘密鍵のアイデンティティ証明書へのパス。
「信頼できる証明書」、「秘密鍵」または「アイデンティティ証明書」フィールドをクリックすると、フィールドの右側に参照アイコンが表示されます。このアイコンをクリックして、適切なファイルを参照します。
オプション/フィールド | 説明 |
---|---|
ストア・キー名 | ドロップダウン・リストから、構成するストア/キーを選択します。 |
「信頼できる証明書」表 | 「信頼できる証明書」表には、次の2つの列が含まれます。 |
別名 |
製品テンプレートで定義される信頼できる証明書の別名を表示する読取り専用フィールド。 |
信頼できる証明書 |
選択したストア/キーに使用する信頼できる証明書のフルパスおよびファイル名を入力するか、行の右側にあるアイコンをクリックして、信頼できる証明書ファイルに移動して選択します。 |
「秘密鍵」表 | 「秘密鍵」表には、次の4つの列が含まれます。 |
別名 |
製品テンプレートで定義される秘密鍵の別名を表示する読取り専用フィールド。 |
秘密鍵 |
選択したストア/キーに使用する秘密鍵ファイルのフルパスおよびファイル名を入力するか、フィールドの右側にあるアイコンをクリックして、秘密鍵ファイルに移動して選択します。 |
パスワード |
秘密鍵に使用するパスワードを入力します。 |
アイデンティティ証明書 |
秘密鍵に関連付けるアイデンティティ証明書のフルパスおよびファイル名を入力するか、フィールドの右側にあるアイコンをクリックして、アイデンティティ証明書ファイルに移動して選択します。 |
この画面では、管理対象サーバーを追加、削除またはクローンの作成ができます。また、既存の管理対象サーバーの設定も変更できます。
注意: pack およびunpack コマンドを使用してリモート・マシン上に管理対象サーバーを作成できます。
詳細は、『PackおよびUnpackコマンドによるテンプレートとドメインの作成』のリモート・マシンにおける管理対象サーバーの作成と起動に関する項を参照してください。 |
列 | 説明 |
---|---|
サーバー名 |
有効なサーバー名は、文字列(文字および数字)です。名前は、ドメイン内で一意である必要があります。 |
リスニング・アドレス |
ドロップ・ダウン・リストから、リスン・アドレスの値を選択する。 |
リスニング・ポート |
通常の非セキュア・リクエスト(HTTPやT3などのプロトコル経由)で使用するリスン・ポートの有効な値を入力します。リスニング・ポートの有効な範囲は、1から65535までです。 |
SSLの有効化 |
SSLリスン・ポートを有効にする場合は、このチェック・ボックスをチェックする。デフォルトで、すべての新しいサーバーではSSLは無効になっています。 |
SSLリスニング・ポート |
サーバーに「SSL有効」チェック・ボックスを選択した場合のみこのフィールドが有効になります。
(HTTPSおよびT3Sのようなプロトコル経由の)セキュア・リクエストのために使用する有効な値を入力します。リスニング・ポートの有効な範囲は、1から65535までです。 |
サーバー・グループ |
ドメインを作成または更新するために選択したテンプレートにユーザー拡張可能なサーバー・グループ定義が含まれている場合は、「サーバー・グループ」列が表示されます。各管理対象サーバーに対して、サーバーに割り当てる各サーバー・グループのチェック・ボックスを選択します。ユーザー選択可能と定義されるサーバー・グループのみがリストに表示されます。通常、Fusion Middleware製品サーバーのデフォルトを受け入れる必要があります。
注意: 管理対象サーバーのクローンを作成する場合、サーバー・グループの割当ては元のサーバーと同じものになります。追加のFusion Middleware製品サーバーを作成するには、クローンの作成をお薦めします。 選択したサーバー・グループにより、指定された管理対象サーバーにマップされるアプリケーションとサービスが決まります。たとえば、サーバーにOVAB_MAN_SVRグループを選択する場合、ドメインのconfig-groups.xmlファイルのそのサーバー・グループにマップされるすべてのアプリケーションとサービスがサーバーに自動的にサーバーにターゲット指定されます。 サーバー・グループの詳細は、『ドメイン・テンプレート・リファレンス』のconfig-groups.xmlおよびstartup-plan.xmlに関する項を参照してください。 |
サーバーを追加するには、「追加」をクリックして、新しいサーバーの設定を構成します。新しいサーバーのデフォルト名は、new_ManagedServer_
n
です。n
の初期値は1
であり、追加する新しいサーバーごとに増分します。
サーバーのクローンを作成するには、クローンを作成するサーバーの行をクリックして、「クローン」をクリックします。新しいクローンのデフォルト名は、original_server_name
_clone
n
です。n
の初期値は1
であり、そのサーバーからクローンを作成する新しいサーバーごとに増分します。既存の管理対象サーバーのクローンである管理対象サーバーを作成する場合、ソース・サーバーにターゲット指定されるすべてのアプリケーションとライブラリもクローンにデプロイされます。また、クローン・サーバーはソース・サーバーが割り当てられている(存在する場合)すべてのサーバー・グループにも割り当てられます。また、ソース・サーバーにターゲット指定される次のサービスがクローンに自動的にターゲット指定されます。
connectionFactory
queueConnectionFactory
topicConnection
Queue
Topic
activationSpec
Data source
URLProvider
workManager
busMember
customService
resourceAdapter
サーバーを削除するには、サーバーを選択して、「削除」をクリックします。一度に1つのサーバーのみ削除できます。
クラスタはWebLogic Serverインスタンスのグループであり、それらが連携して動作することにより、アプリケーションに拡張性と高可用性を提供します。クラスタを作成すると、管理対象サーバーをグループ化し、アプリケーションおよびリソースをホストするシングル・ホストとして動作するようにできます。
この画面を使用して、クラスタを追加または削除します。また、既存のクラスタの設定も変更できます。
列 | 説明 |
---|---|
クラスタ名 |
有効な名前を入力します。クラスタの名前は、WebLogicドメイン内のすべてのコンポーネント名の間で一意である必要があります。 |
クラスタ・アドレス |
クラスタ内の管理対象サーバーを識別するためのアドレスを入力します。クラスタ・アドレスには、次のいずれかを指定できます。
|
フロントエンド・ホスト フロントエンドHTTPポート フロントエンドHTTPSポート |
クラスタのフロントエンド・ホストのIPアドレス、プレーン・ポート(HTTP)およびセキュア・ポート(HTTPS)を入力します。これはハードウェア・ロード・バランサ、Oracle HTTP Server (OHS)インスタンス、またはWebLogic Server構成ですでに定義済のフロントエンド・ホストである可能性があります。
「ドメイン・フロントエンド・ホスト」画面で指定されたドメイン全体のフロントエンド・ホスト値がクラスタに対して使用される場合は、これらのフィールドを空のままにできます。クラスタに対してこれらの値を入力する場合、「ドメイン・フロントエンド・ホスト」画面で指定された値(ある場合)はオーバーライドされます。 |
クラスタを削除するには、サーバーを選択して「削除」をクリックします。クラスタを削除すると、そのクラスタに割り当てられたサーバーは削除されません。サーバーは、そのクラスタから削除されるのみで、他のクラスタに追加できます。一度に1つのクラスタのみを削除できます。
クラスタを追加するには、「追加」をクリックして、新しいサーバーの設定を構成します。新しいクラスタのデフォルト名は、new_Cluster_
n
です。n
の初期値は1
であり、追加する新しいクラスタごとに増分します。デフォルト名を変更するには、「名前」列に適切な名前を入力します。
クラスタの詳細は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のWebLogicクラスタの設定に関する項を参照してください。
この画面を使用して、クラスタに管理対象サーバーを割り当てます。
注意: 「サーバー」リスト・ボックスには管理対象サーバーのみが表示されます。管理サーバーは、クラスタに割り当てることができないので、リストに表示されません。 |
クラスタに1つ以上のサーバーを割り当てるには:
「クラスタ」リスト・ボックスで、管理対象サーバーを割り当てるクラスタを選択します。
次のいずれかの方法で、選択したクラスタに管理対象サーバーを割り当てます。
「サーバー」リスト・ボックスで、管理対象サーバーの名前をダブルクリックします。
管理対象サーバーを選択し、右矢印をクリックします。
「Shift」を押しながらクリックして複数の管理対象サーバーを選択し、右矢印をクリックします。
管理対象サーバーの名前が「サーバー」リスト・ボックスから削除され、「クラスタ」リスト・ボックスのターゲット・クラスタ名の下に追加されます。
クラスタに割り当てる管理対象サーバーごとにステップ1と2を繰り返します。
クラスタの割当てを確認します。
必要に応じて、次のいずれかの方法でクラスタから管理対象サーバーを削除できます。
「クラスタ」リスト・ボックスで管理対象サーバーの名前をダブルクリックします。
管理対象サーバーを選択し、左矢印をクリックします。
管理対象サーバーの名前が「クラスタ」リスト・ボックスから削除され、「サーバー」リスト・ボックスにリストアされます。
HTTPプロキシ・アプリケーションは、HTTPリクエストの中継システムとして機能します。
この画面を使用して、各クラスタのHTTPプロキシ・アプリケーションを作成し、プロキシ・アプリケーションをデプロイする必要がある管理対象サーバーを指定します。
次の両方の文がtrueの場合のみ、この画面が表示されます。
少なくとも1つの管理対象サーバーがクラスタに割り当てられています。
少なくとも1つの管理対象サーバーがどのクラスタにも割り当てられていません。
列 | 説明 |
---|---|
クラスタ名 |
この列には、ドメイン内の各クラスタがリストされます。 |
HTTPプロキシの作成 |
HTTPプロキシ・アプリケーションをデプロイするクラスタごとにこのチェック・ボックスを選択します。 |
プロキシ・サーバー | このドロップダウン・リストには、クラスタに割り当てられていないすべての管理対象サーバーが含まれます。プロキシ・アプリケーションをデプロイする管理対象サーバーを選択します。
|
この画面は、WebLogic ServerインストールにCoherenceが含まれた場合にのみ表示されます。自動的にドメインに追加されるCoherenceクラスタがリストされます。
列 | 説明 |
---|---|
名前 |
デフォルトのクラスタ名を受け入れるか、またはCoherenceクラスタの新しい名前を入力します。
ドメインの更新時には、WLSTまたはWebLogic Server管理コンソールを介してCoherenceクラスタをドメインに追加した場合、これらのクラスタもここにリストされます。 |
Coherenceリスニング・ポート |
Coherenceクラスタ・リスニング・ポートとして使用するポート番号を入力します。
Coherenceクラスタ・リスニング・ポートの詳細は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のCoherenceクラスタ・メンバーのユニキャスト設定の構成に関する項を参照してください。 |
ドメインにCoherenceクラスタを含む場合:
現在の再構成ウィザード・セッションまたは今後の構成ウィザード・セッション時にドメインで構成するすべての管理対象サーバーおよびクラスタは、自動的にCoherenceクラスタに追加されます。
再構成ウィザードを実行する前にドメインに存在しているサーバーおよびクラスタは、Coherenceクラスタに自動的に割り当てられます。
ドメインを再構成する際に、ドメインに管理サーバーのみが含まれていて、管理対象サーバーが含まれていない場合、管理サーバーはCoherenceクラスタに自動的に割り当てられます。ただし、少なくとも1つの管理対象サーバーがドメインに存在する場合、管理サーバーはCoherenceクラスタに割り当てられません。
ドメインに複数のCoherenceクラスタが存在する場合(WLSTまたはWebLogic Server管理コンソールを介して2つ目のCoherenceクラスタを追加した場合など)、後で再構成ウィザードによりドメインに追加するサーバーまたはクラスタは、「Coherenceクラスタ」画面にリストされている1つ目のCoherenceクラスタに自動的に割り当てられます。
WebLogicドメインでは、マシン定義がハードウェアの物理単位を識別し、ホストするWebLogic Serverのインスタンスまたはシステム・コンポーネント(OHSサーバーなど)に関連付けられています。
この画面を使用して、マシンを追加または削除します。また、既存のマシンの設定を変更することもできます。各マシンには、次の構成設定があります。
Windowsの場合「マシン」タブ、またはUNIXの場合、「Unixマシン」タブを選択します。
列 | 説明 |
---|---|
名前 |
有効なマシン名を入力します。マシンの名前は、WebLogicドメイン内にマシンを識別するために使用されます。マシンのネットワーク名と一致している必要はありません。名前は、ドメイン内のすべてのコンポーネント名の間で一意である必要があります。 |
ノード・マネージャのリスニング・アドレス |
ドロップ・ダウン・リストから、Node Managerで接続要求のリスンに使用するリスン・アドレスの値を選択する。デフォルトでは、ドロップダウン・リストにローカル・システムに定義済のIPアドレスおよびlocalhostが表示されます。デフォルト値は、localhostです。
管理サーバーをホストするマシンのIPアドレスを指定し、WebLogic Serverノード・マネージャにアクセスする必要がある場合は、ホスト名の検証を無効にする必要があります。 詳細は、『Oracle WebLogic Serverのセキュリティの管理 12c (12.2.1)』のホスト名検証の使用に関する項を参照してください。 |
ノード・マネージャのリスニング・ポート |
Node Managerで接続要求のリスンに使用するリスン・ポートの有効な値を入力する。
ノード・マネージャのリスニング・ポートの有効な範囲は1から65535です。デフォルト値は、5556です。 |
[Post bind GID enabled] |
(UNIXマシンの場合のみ)このマシンで稼働するサーバーが、すべての権限のある起動アクションの実行後に、UNIXグループID (GID)にバインドできるようにするには、このチェック・ボックスを選択します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。 |
バインド後のGID |
(UNIXマシンの場合のみ)このマシンで稼働するサーバーが、すべての権限起動アクションの実行後に動作する際のUNIXグループID (GID)を入力します。そうしない場合、サーバーは引き続き起動時のグループで動作します。この設定を有効にするには、「バインド後のGIDの有効化」チェック・ボックスを選択する必要があります。 |
[Post bind UID enabled] |
(UNIXマシンの場合のみ)このマシンで稼働するサーバーが、すべての権限のある起動アクションの実行後に、UNIXユーザーID (UID)にバインドできるようにするには、このチェック・ボックスを選択します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。 |
バインド後のUID |
(UNIXマシンの場合のみ)このマシンで稼働するサーバーが、すべての権限起動アクションの実行後に動作する際のUNIXユーザーID (UID)を入力します。そうしない場合、サーバーは引き続き起動時のアカウントで動作します。この設定を有効にするには、「バインド後のUIDの有効化」チェック・ボックスを選択する必要があります。 |
次の場合には、マシン定義を作成する必要があります。
リモート・サーバーを起動するために管理サーバーがノード・マネージャ・アプリケーションと連携してマシン定義を使用する場合。
WebLogic ServerまたはOHSなどの他のシステム・コンポーネントが、クラスタ内で特定のタスク(HTTPセッション・レプリケーションなど)の処理に最も適したサーバーを特定する際に、構成したマシン名を使用します。これらのタスクは特定されたサーバーに委任されます。
注意: ノード・マネージャ・プロセスを実行する製品インストールごとにマシンを構成する必要があります。マシン構成には、リスニング・アドレスおよびポート番号パラメータの値などが定義されている必要があります。 |
「追加」をクリックして、新しいマシンを追加します。新しいマシンのデフォルト名は、new_[Unix]Machine_
n
です。n
の初期値は1であり、追加する新しいマシンごとに増分します。
既存のマシンを削除するには、「削除」をクリックします。
この画面は、「拡張構成」画面で「ドメイン・フロントエンド・ホストのキャプチャ」オプションを選択した場合にのみ表示されます。
新規ドメインの作成時は、この画面を使用してフロントエンド・ホストを有効化し、フロントエンド・ホストのプレーンおよびセキュアの両方のURLを指定して、デフォルトのフロントエンド・ホストURLを選択します。ドメインで構成されたOHSインスタンスが1つ以上ある場合、「プレーン」および「SSL」フィールドは、ドメイン内の最初のOHSインスタンスから適切な値が自動的に移入されます。それ以外の場合は、値を構成する必要があります。その設定は、サービス表に保存されます。
ドメインを更新する際、値は、サービス表の値(ある場合)に基づいて移入されます。サービス表の値がnullで構成されたOHSインスタンスが存在しない場合、「ドメイン・フロントエンド・ホストの構成」チェック・ボックスはデフォルトで選択されていません(チェックされていません)。この場合は、チェックボックスを選択し、ホストを構成してドメイン・フロントエンド・ホストを有効にする必要があります。
フィールドまたはオプション | 説明 |
---|---|
ドメイン・フロントエンド・ホストの構成 |
選択した場合、ドメイン全体のフロントエンド・ホストが有効化されます。
フロントエンド・ホストの構成を無効化および削除するには、このチェックボックスの選択を解除します。構成がサービス表から削除されることを示す通知が表示されます。 |
プレーン |
自動的に移入されていない場合は、フロントエンド・ホストのプレーンURL(例: http://www.myhost.com:8180 )を入力します。必要に応じて、既存の値を更新することもできます。 |
SSL |
自動的に移入されていない場合は、フロントエンド・ホストのSSL URLを入力します。必要に応じて、既存の値を更新することもできます。
注意: フロントエンド・ホストのプレーンURLを使用している場合は引き続きデフォルトのSSL URLを指定する必要があります。フロントエンド・ホストにプレーン接続のみを設定している場合、プレーンとSSLに同じURLを使用できます。それ以外の場合は、異なる必要があります。 |
デフォルト |
該当するラジオ・ボタンを選択して、プレーンURLまたはSSL URLをフロントエンド・ホストのデフォルトURLに設定します。 |
定義した各マシンにWebLogic Serverインスタンスを割り当てるためにこの画面を使用します。
「マシン」リスト・ボックスで、WebLogic Serverインスタンスを割り当てるWindowsマシンまたはUNIXマシンを選択します。
次のいずれかの方法で、選択したマシンにWebLogic Serverインスタンスを割り当てます。
「サーバー」リスト・ボックスでWebLogic Serverインスタンスをダブルクリックします。
「サーバー」リスト・ボックスで適切なWebLogic Serverインスタンスを選択して、右矢印をクリックします。
「サーバー」リスト・ボックスで「Shift」を押しながらクリックして複数のサーバーを選択して、右矢印をクリックします。
WebLogic Serverインスタンスの名前が、「サーバー」リスト・ボックスから削除され、「マシン」リスト・ボックスのターゲット・マシンの名前の下に追加されます。
マシンに割り当てるWebLogic Serverインスタンスごとに、ステップ1と2を繰り返します。
マシンの割当てを確認します。
必要に応じて、次のいずれかの方法でマシンからWebLogic Serverインスタンスを削除できます。
「マシン」リスト・ボックスの適切なWebLogic Serverインスタンスの名前をダブルクリックします。
「マシン」リスト・ボックスで適切なWebLogic Serverインスタンスを選択して、左矢印をクリックします。
WebLogic Serverインスタンスの名前が、「マシン」リスト・ボックスから削除され、「サーバー」リスト・ボックスにリストアされます。
この画面では、OHSやODIなどのシステム・コンポーネントを追加または削除します。
フィールド | 説明 |
---|---|
システム・コンポーネント |
システム・コンポーネントを識別するための一意の名前を入力します。 |
コンポーネント・タイプ |
OHSやODIなどの適切なコンポーネント・タイプを入力します。 |
再起動間隔秒数 |
アプリケーションが応答しない場合に、再起動を試行する前に待機する秒数を指定します。 |
再起動間隔遅延 | 再起動を再度試行する前に待機する秒数を指定します。 |
新規システム・コンポーネントを追加するには、「追加」をクリックします。新しいコンポーネントのデフォルト名はnew_SystemComponent
n
で、n
は1から始まり、OHSまたはODIインスタンスを追加するたびに1ずつ増分されます。
既存のシステム・コンポーネントを削除するには、表内でコンポーネントの行をクリックして「削除」をクリックします。
この画面を使用して、ドメイン内のOHSサーバーを構成します。
フィールド | 説明 |
---|---|
システム・コンポーネント |
このドロップダウン・リストから、構成するシステム・コンポーネントを選択します。 |
管理ホスト |
ノード・マネージャと通信するために、選択したOHSサーバーで使用するリスニング・アドレス。このアドレスでは、ホスト内のループバック通信のみを許可する必要があります(例: 127.0.0.1)。 |
管理ポート |
このシステム上でノード・マネージャと通信するために、選択したOHSサーバーで使用するリスニング・ポート。ポートは一意である必要があります。 |
リスニング・アドレス | このシステム・コンポーネントで使用するリスニング・アドレス。 |
リスニング・ポート | このシステム・コンポーネントで使用するリスニング・ポート。 |
SSLリスニング・ポート | このフィールドは、指定したWebLogic Server管理サーバー上でSSLが有効である場合にのみ使用できます。
このサーバー・インスタンス上でセキュアなリクエストに使用する、有効な値を入力します。リスニング・ポートの有効な範囲は、1から65535までです。 デフォルトで、サーバー・インスタンスではデモ証明書を使用してセキュア・ポートからのリクエストを認証します。本番環境では、認証局が発行した証明書を使用できるようにSSLを構成する必要があります。 詳細は、『Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理 12c (12.2.1)』のSSL: 概要に関する項を参照してください。 |
サーバー名 | 現在選択されているOHSサーバーのURLおよびリスニング・ポート。新しいサーバーを追加する場合、このフィールドは、再構成ウィザードを実行しているサーバーと、「リスニング・ポート」フィールドのポート値にデフォルトで設定されます。 |
この画面を使用して、同じ場所に配置されたODIエージェントをドメインに構成します。
スタンドアロンODIエージェントおよび同じ場所に配置されたODIエージェントの詳細は、Oracle Data Integratorのインストールおよび構成のOracle Data Integratorエージェントの理解に関する項を参照してください。
フィールド | 説明 |
---|---|
システム・コンポーネント |
このドロップダウン・リストから、構成するODIエージェントを選択します。 |
サーバー・リスニング・アドレス | このエージェントが存在するホスト・システムのホスト名またはIPアドレスを入力します。localhostを使用しないでください。 |
サーバー・リスニング・ポート | ODIエージェントに使用するリスニング・ポートを入力します。 |
スーパーバイザ・ユーザー名 | スーパーバイザ権限を持つODIユーザー名を入力します。 |
スーパーバイザ・パスワード | スーパーバイザ・ユーザーのパスワードを入力します。 |
優先データソース | このドロップダウンリストから、選択されたODIエージェントに使用するデータ・ソースを選択します。 |
この画面では、定義したマシンにシステム・コンポーネントを割り当てます。
「マシン」リスト・ボックスで、システム・コンポーネントを割り当てるWindowsマシンまたはUNIXマシンを選択します。
次のいずれかの方法で、選択したマシンにシステム・コンポーネントを割り当てます。
「システム・コンポーネント」リスト・ボックスのインスタンスをダブルクリックします。
「システム・コンポーネント」リスト・ボックスで適切なインスタンスを選択し、右矢印をクリックします。
「システム・コンポーネント」リスト・ボックスで[Shift]キーを押しながら複数のインスタンスをクリックして選択し、右矢印をクリックします。
システム・コンポーネントの名前が「システム・コンポーネント」リスト・ボックスから削除され、「マシン」リスト・ボックス内にあるターゲット・マシンの名前の下に追加されます。
マシンに割り当てる各インスタンスに対して、手順1と2を繰り返します。
マシンの割当てを確認します。
必要な場合は、次のいずれかの方法でマシンからインスタンスを削除できます。
「マシン」リスト・ボックスの適切なインスタンスの名前をダブルクリックします。
「マシン」リスト・ボックスで適切なインスタンスを選択し、左矢印をクリックします。
インスタンスの名前が「マシン」リスト・ボックスから削除され、「システム・コンポーネント」リスト・ボックスに復元されます。
この画面で、サーバーまたはクラスタ上のデプロイメントのためにアプリケーションをターゲット設定できます。
ドメインを構成する製品に関連付けられるアプリケーションが、その製品のために作成した管理対象サーバーまたはその管理対象サーバーが割り当てられているクラスタに自動的にターゲット指定されます。この画面で、アプリケーションを追加のサーバーおよびクラスタにターゲット指定できます。
アプリケーション・デプロイメントをクラスタまたはサーバーにターゲット指定するには:
「ターゲット」リスト・ボックスで、アプリケーションをデプロイするクラスタまたはサーバーを選択します。
選択したターゲットの名前が、右側のリスト・ボックスのタイトルとして表示されます。
target_nameリスト・ボックスで、選択したターゲットにデプロイするアプリケーションに対応するチェック・ボックスを選択します。
このリストに表示されるアプリケーションは、このウィザードの前の「ドメイン・ソースの選択」画面で選択した製品によって異なります。
注意: 「ターゲット」リスト・ボックスで管理対象サーバーを選択すると、target_nameリスト・ボックスの一部のチェック・ボックスが無効になります。無効になったチェック・ボックスは、選択した管理対象サーバーを含むクラスタにすでにターゲット指定されているアプリケーションであることを示しています。 |
アプリケーションを選択すると、ターゲット指定されたクラスタおよびサーバーの名前がtarget_nameリスト・ボックスの「ターゲット」列に表示されます。
必要に応じて、他のクラスタおよびサーバーに対してステップ1と2を繰り返します。
必要なフィールドを選択した後、「次へ」をクリックします。
ドメインを再構成する際に、アプリケーションが現在ターゲット指定される管理対象サーバーまたはクラスタを削除する場合、再構成ウィザードによりこれらのアプリケーションが次のように自動的にターゲットに再指定されます。
最初に、アプリケーションが、削除する管理対象サーバーまたはクラスタのみにターゲット指定されている(つまり、管理対象サーバーまたはクラスタを削除したら、変更したドメインでアプリケーションがターゲット指定解除される)場合、再構成ウィザードにより、アプリケーションが自動的にすべての適切なターゲットに再指定されます。
適切なターゲットとは、テンプレートの構成グループ指定(config-groups.xml
ファイル)に定義されていない任意のクラスタまたは管理対象サーバーです。config-groups.xml
に指定されているサーバーまたはクラスタは、基本的にテンプレートが所有するので、自動ターゲット指定に不適格です。
元々、アプリケーションが複数のターゲット(管理対象サーバー、クラスタおよび管理サーバーを含む)にターゲット指定されている場合、ターゲット指定される管理対象サーバーまたはクラスタの1つを削除すると、拡張ドメインで再構成ウィザードによって、残りのターゲット関連付けがそのまま残され、アプリケーションの新しいターゲットへの再ターゲット指定が試行されません。
この画面を使用して、サービスの適切な管理対象サーバーまたはクラスタへのターゲット指定をします。
ドメインを構成する製品に関連付けられるサービスが、その製品のために作成した管理対象サーバーまたはその管理対象サーバーが割り当てられているクラスタに自動的にターゲット指定されます。この画面で、サービスを追加のサーバーおよびクラスタにターゲット指定できます。
サービスを管理対象サーバーまたはクラスタにターゲット指定するには、
「ターゲット」リスト・ボックスで、サービスをデプロイするクラスタまたはサーバーを選択します。
選択したターゲットの名前が、右側のリスト・ボックスのタイトルとして表示されます。
「target_name」リスト・ボックスで、選択したターゲットにデプロイするサービスに対応するチェック・ボックスを選択します。
このリストに表示されるサービスは、このウィザードの前の「ドメイン・ソースの選択」画面で選択した製品によって異なります。
注意: 「ターゲット」リスト・ボックスで管理対象サーバーを選択すると、target_nameリスト・ボックスの一部のチェック・ボックスが無効になります。無効になったチェック・ボックスは、選択した管理対象サーバーを含むクラスタにすでにターゲット指定されているサービスであることを示しています。 |
サービスを選択すると、ターゲット指定されたクラスタおよびサーバーの名前がtarget_nameリスト・ボックスの「ターゲット」列に表示されます。
必要に応じて、他のクラスタおよびサーバーに対してステップ1と2を繰り返します。
必要なフィールドを選択した後、「次へ」をクリックします。
ドメインを再構成する際に、サービスが現在ターゲット指定される管理対象サーバーまたはクラスタを削除する場合、再構成ウィザードにより、これらのサービスが次のように自動的に再度ターゲット指定されます。
元々、サービスが削除する管理対象サーバーまたはクラスタのみにターゲット指定されている(つまり、管理対象サーバーまたはクラスタを削除したら、変更したドメインではサービスのターゲット指定が解除される)場合、再構成ウィザードにより、サービスが自動的にすべての適切なターゲットに再指定されます。
適切なターゲットとは、テンプレートの構成グループ指定(config-groups.xml
ファイル)に定義されていない任意のクラスタまたは管理対象サーバーです。config-groups.xml
に指定されているサーバーまたはクラスタは、基本的にテンプレートが所有するので、自動ターゲット指定には不適切です。
元々、サービスが複数のターゲット(管理対象サーバー、クラスタおよび管理サーバーを含む)にターゲット指定されている場合、ターゲット指定される管理対象サーバーまたはクラスタの1つを削除すると、拡張ドメインでは再構成ウィザードによって、残りのターゲット関連付けがそのまま残され、サービスの新しいターゲットへの再指定が試行されません。
JMSファイル・ストアは、永続メッセージを格納するためのディスク・ベースのファイルです。
この画面を使用して、ドメイン内に構成されているJMSファイル・ストアを変更します。この画面には、次のフィールドがあります。
列 | 説明 |
---|---|
名前 |
JMSファイル・ストアの有効な名前を入力します。名前は、文字列である必要があります。JMSファイル・ストアの名前は、ドメイン内のすべてのコンポーネント名の間で一意であることが必要です。 |
ディレクトリ |
JMSファイル・ストアが存在するシステム内のディレクトリ・パスを入力する。 |
同期書込みポリシー |
ドロップダウン・リストから次のいずれかの同期書込みポリシーを選択して、ファイル・ストアのデータをディスクに書き込む方法を指定します。
ディスクへの非永続メッセージのページングにJMSファイル・ストアを排他的に使用すると、同期書込みポリシーは無視されます。 |
キャッシュ・フラッシュ |
WebLogic Serverでは、オペレーティング・システムとストレージ・デバイスのデフォルトのファイル書込み動作が有効になります。デフォルトのファイル書込み動作では、基本的にキャッシングとファイルの書込みのスケジューリングを行いますが、トランザクションが完了する前にキャッシュのディスクへのフラッシュを強制します。
詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』の「キャッシュ・フラッシュ」ポリシーに関する項を参照してください。 |
直接書込み |
WebLogic Serverは、ネイティブなI/O wlfileioドライバを使用して、ファイル・ストアの構成のDirectory属性で定義された場所に格納される一連のプライマリ・ファイルに同期的に書き込みます。
詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』の直接書込みポリシーに関する項を参照してください。 |
直接書込み - キャッシュあり |
ほとんどのシナリオでは、直接書込み - キャッシュありポリシーを使用することをお薦めします。このポリシーを選択すると、WebLogic Serverは、ネイティブなI/O wlfileioドライバを使用して、ファイル・ストアの構成のDirectory属性で定義された場所に格納される一連のプライマリ・ファイルに同期的に書き込みます。
詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』の直接書込み - キャッシュありポリシーに関する項を参照してください。 |
無効 |
WebLogic Serverはオペレーティング・システムおよびストレージ・デバイスのデフォルトのファイル書込み動作に依存しています。
詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』の無効なポリシーに関する項を参照してください。 |
直接書込み |
書込み操作はディスクに直接実行されます。このポリシーは、SolarisおよびWindowsでサポートされています。このポリシーはサポートしていないプラットフォームでアクティブになっている場合、ファイル・ストアは自動的に「キャッシュ・フラッシュ」ポリシーに切り替わります。
詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』の直接書込みポリシーに関する項を参照してください。 |
無効 |
トランザクションは書込みがメモリーにキャッシュされるとすぐに完了します。このポリシーがアクティブになっている場合、トランザクションは書込みがディスクに格納されるのを待たずに完了します。
この設定は、パフォーマンス、スケーラビリティ、および信頼性に影響します。 |
続行する前にドメインの詳細な構成設定を確認します。
「表示」ドロップダウン・リストからフィルタ・オプションを選択すると、右側のパネルに表示される項目を制限できます。
構成を変更する必要がある場合は、「戻る」をクリックして該当する画面に戻ります。
実行したら、「再構成」をクリックして、ドメインを再構成します。ドメインの場所は変更されません。
この画面には、再構成プロセスの進行状況が表示されます。プロセス中に、次の操作が行われます。
ドメイン情報が抽出、保存および更新されます。
Fusion Middleware製品をサポートするスキーマ、スクリプトおよび他のファイルが更新されます。
処理が終了したら、「終了」をクリックします。
この画面は、再構成プロセスが成功して完了したか、または失敗したかどうかを示します。管理サーバーURL(リスニング・ポートを含む)とともに再構成されたドメインの場所も表示します。
再構成プロセスが成功して完了しなかった場合は、その理由を示すエラー・メッセージが表示されます。問題を解決するための適切な措置を講じます。問題を解決できない場合は、My Oracle Supportに連絡してください。