3 設置場所の準備

この章では、Oracle Database Applianceをラッキングおよび配線の前に完了する必要のあるタスクについて説明します。

設置場所の準備

次の手順に従って、Oracle Database Applianceを設置するための設置場所を準備します。

設置場所の準備

  1. 設置場所が、「環境仕様」の環境要件を満たしていることを確認してください。
  2. 設置場所が、「電気仕様」の電気仕様を満たしていることを確認してください。
  3. 設置場所に発送箱を収容する十分な空間があることを確認します。
  4. 装置をコンピュータ・センターの環境に順化させます。

    新しいシステムと設置先のコンピュータ・センターとの温度差が大きい(10°Cまたは18°Fを超える)場合は、装置を梱包箱に入れたままの状態で十分な時間放置し、装置の温度がコンピュータ・センターの室温から2、3度の範囲内に達するようにする必要があります。

    注意:

    装置の損傷。サポートされている動作範囲(温度および湿度)内になるまでは、システムの電源を入れないでください。
  5. 発送箱を開封します。

    これはシステムの設置場所で行いますが、コンピュータ・センターの外で作業してください。

    注意:

    装置の損傷。粒子汚染を減らすために、別の場所で梱包材を取り除いてから、コンピュータ・センターに入室してください。
  6. 発送箱の内容を確認します。

    注意:

    システム障害。出荷内のすべてのアイテムは1つのシステムとして一緒に使用されるように設計されています。別の出荷のコンポーネントと混合しないでください。システム障害が発生することがあります。

    次のものが含まれています。

    ODA (オリジナル・バージョン) ODA X3-2/X4-2/X5-2
    • 事前に構成されたシステム

    • 次を含むアクセサリ・キット

      • 製品アクセスのためのドキュメント

      • 安全性および法律上のドキュメント

      • ラック取付けガイドおよび調整テンプレート

      • ラック取付けキット

    • 電源コード(個別に発送)

    • 発送キット(オプション)

    • 各サーバー・ノードには次のストレージ・デバイスが含まれます。

      • 事前に構成されたサーバー・ノード(0と1)

      • 次を含むアクセサリ・キット

        • 製品アクセスのためのドキュメント

        • 安全性および法律上のドキュメント

        • ラック取付けガイドおよび調整テンプレート

        • ラック取付けキット

        • 電源コード

        • SASケーブル、イーサネット・ケーブル、クラスタ・ケーブル、セットアップ・ポスターおよびラベルは、ストレージ・シェルフに同梱してあります。

    • ストレージ・シェルフには次のものが含まれます:

      • 事前に構成されたストレージ・シェルフ

      • ラック取付けキット

      • 電源コード

      • ケーブル

      • Oracle Database Applianceセットアップ・ポスター

    • ストレージ拡張シェルフを注文した場合は、別に出荷され、ストレージ・シェルフと同じリストのコンポーネントが含まれます。