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Oracle® Database Applianceライセンス情報ユーザー・マニュアル
リリース12.1.2.5.0 for Linux x86-64
E69895-01
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2 Capacity-on-Demandライセンスの情報

この章では、Oracle Database Applianceベア・メタル・インストールのためのCapacity-on-Demandライセンスの情報を示します。次のモデルごとに、別個のセクションがあります。

各セクションは次の内容で構成されています。

Oracle Database Appliance X5-2

Oracle Database Appliance X5-2は2台のサーバーで構成されており、各サーバーには36個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、36個のCPUが有効です。

  • 合計72個の有効なCPUコアがあります

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで2個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を18個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、18個のCPUが有効です

  • 合計36個の有効なCPUコアがあります

Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントでCPUコア数を設定する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、2から36までの2の倍数に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を28に変更した場合、その後はCPUコア数を30、32、34または36に変更できます。CPUコア数を34に変更した場合、その後はCPUコア数を36に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が36の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を36に設定する必要はありません。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を36に設定し、後でCPUコア数を増やせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定

CPUコア数を設定する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントに対しては、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。

Oracle Database Appliance X4-2

Oracle Database Appliance X4-2は2台のサーバーで構成されており、各サーバーには24個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、24個のCPUが有効です。

  • 合計48個の有効なCPUコアがあります

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで24個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を16個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、16個のCPUが有効です。

  • 合計32個の有効なCPUコアがあります

Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントでCPUコア数を設定する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、2から24までの2の倍数に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を16に変更した場合、その後はCPUコア数を18、20、22または24に変更できます。CPUコア数を22に変更した場合、その後はCPUコア数を24に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が24の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を24に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を16未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を24に設定し、後でCPUコア数を増やせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定

CPUコア数を設定する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22または24を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。Oracle Database Appliance X4-2ベア・メタル・デプロイメントに対しては、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。

Oracle Database Appliance X3-2

Oracle Database Appliance X3-2は2台のサーバーで構成されており、各サーバーには16個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、16個のCPUが有効です。

  • 合計32個の有効なCPUコアがあります

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで16個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を12個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、12個のCPUが有効です。

  • 合計24個の有効なCPUコアがあります

Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントでCPUコア数を設定する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • Appliance Manager 2.8以下を実行している場合、各サーバーのCPUコア数を、4、8、12または16に変更できます。

  • Oracle Appliance Manager 2.10以上を実行している場合、各サーバーのCPUコア数を、2、4、6、8、10、12、14または16に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を8に変更した場合、その後はCPUコア数を12または16に変更できます。CPUコア数を12に変更した場合、その後はCPUコア数を16に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が16の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を16に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を16未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を16に設定し、後でCPUコア数を増やせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定

CPUコア数を設定する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初は、4、8、12または16を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。Oracle Database Appliance X3-2ベア・メタル・デプロイメントに対しては、常に4の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は4です。

Oracle Database Appliance V1

Oracle Database Appliance V1は2台のサーバーで構成されており、各サーバーには12個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、次のように両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、12個のCPUが有効です。

  • 合計24個の有効なCPUコアがあります

デフォルトのCPUコア数(各サーバーで12個)を使用することも、「Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を8個に変更すると、次のようになります。

  • 2台のサーバーのそれぞれで、8個のCPUが有効です。

  • 合計16個の有効なCPUコアがあります

Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントでCPUコア数を設定する場合のルールと制限

CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。

  • 各サーバーのCPUコア数は、2、4、6、8、10または12に変更できます。

  • CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。

    たとえば、CPUコア数を6に変更した場合、その後はCPUコア数を8、10または12に変更できます。CPUコア数を8に変更した場合、その後はCPUコア数を10または12に変更できます。

  • 各サーバーに必要なCPUコア数が12の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を12に設定しないでください。デフォルト構成を使用すると、必要に応じて後でCPUコア数を12未満に設定できます。


    注意:

    手順に従って誤ってCPUコア数を12に設定し、後でCPUコア数を増やせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡して問題を解決してください。

Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定

CPUコア数を設定する手順:

  1. My Oracle Supportにログインします。

    https://myoraclesupport.com
    
  2. 「設定」タブをクリックし、サブメニューから「アセット」を選択します。

  3. アセット・リストでアプライアンスのシリアル番号を検索します。

    シリアル番号が見つからない場合は、Oracleサポートにご連絡ください。

  4. アプライアンスのシリアル番号を選択します。

  5. 使用可能なアクションから「キーの管理...」を選択します。

  6. 「コア構成キーの管理」ダイアログ・ボックスに、アプライアンスのシリアル番号が表示されます。キーが以前に生成されていた場合、現在の構成を表示できます。

    1. 「1サーバー当たりのコア数」ドロップダウン・リストで、各サーバーの有効なコア数を選択します。選択された値は、アプライアンスの両方のサーバーに適用されます。

      最初は、 246810または12を選択できます。

      以降は、現在の数より大きい数のみ選択できます。

    2. 「キーの生成」をクリックしてキーを生成します。

    3. 「キーをクリップボードにコピー」をクリックしてキーをクリップボードにコピーします。

  7. キーを空のテキスト・ファイルに貼り付け、Oracle Database Applianceの任意の場所にファイルを保存します。

  8. Oracle Database Applianceのサーバーの1つにrootとしてログインします。

  9. 注意: このステップのコマンドによって、再構成を完了するためにサーバーが再起動されます。

    次のコマンドを実行します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key key_file_location
    

    key_file_locationは、ステップ7で作成したテキスト・ファイルのフルパス名です。

    次に例を示します。

    /opt/oracle/oak/bin/oakcli apply core_configuration_key /home/myfile.txt
    

システムの再起動後、Oracle Database Applianceが再構成され、両方のサーバーが、指定されたCPUコア数で稼働します。Oracle Database Applianceベア・メタル・デプロイメントに対しては、常に2の倍数のコアを割り当てる必要があり、最小コア数は2です。