Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF)をインストールする前にシステムが満たす必要がある要件について学習します。
Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF)のインストールに必要な権限について学習します。
すべてのユーザーは、Oracle Audit Vault and Database Firewallをインストールできます。インストールを完了するために管理権限は必要ありません。
ホスト監視によりDatabase Firewallでデータベース内のSQLトラフィックを直接監視できます。
ホスト・モニターをインストールする場合の推奨される前提条件:
Windowsプラットフォームにホスト・モニターをインストールする場合の特別な前提条件:
avdf20-utility.zip
バンドルに含まれているNpcapをインストールします。Oracle Audit Vault and Database Firewallのインストール可能なファイルの一部です。MSVCRT.dll (*)
以降)がインストールされていることを確認します。Windowsでホスト監視を使用する場合、これは必須です。Linux/UNIX/AIX/Solarisプラットフォームにホスト・モニターをインストールする場合の特別な前提条件:
available
に設定されていることを確認します。デフォルトではdefined
に設定されます。関連項目:
ホスト監視の手順および前提条件については、ホスト監視の有効化および使用。
Audit Vault Server and each Database Firewall (Oracle AVDF)はそれぞれ独自のx86 64ビット専用サーバー(またはOracle VM 3.x)にインストールします。
Oracle Audit Vault and Database Firewallの埋込みオペレーティング・システムでサポートされている任意のIntel x86-64ビット・ハードウェア・プラットフォームを使用できます。Oracle Audit Vault and Database Firewallでは、Unbreakable Enterprise Kernel (UEK)バージョン4を使用するOracle Linuxリリース6が使用されます。互換性のあるハードウェアのリストは、Oracle LinuxおよびOracle VMのハードウェア動作保証リストを参照してください。このリストには、選択したハードウェアで動作保証されている最小バージョンのOracle Linuxが示されています。特に明記されていないかぎり、Oracle Linuxリリース6以降のすべてのOracle Linux更新も動作保証されています。
ノート:
インストール・プロセスによってサーバーがフォーマットされ、既存のデータやオペレーティング・システムが削除されるため、他のアクティビティに使用されるサーバー(またはOracle VM)にAudit Vault ServerまたはDatabase Firewallをインストールしないでください。
Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF)の最小メモリー要件について学習します。
各x86 64ビット・サーバーで必要なメモリーは次のとおりです。
Audit Vault Server: 8GB注1
Database Firewall: 8 GB
Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF)の最小ディスク領域要件について学習します。
各x86 64ビット・サーバーには、次の最小ディスク領域を持つ単一ハード・ドライブが必要です。
Audit Vault Server: 220 GB (推奨は300 GB)
Database Firewall: 220 GB
ノート:
フレッシュ・インストールごとに4PBを超えるディスクをプロビジョニングすることは、適切ではありません。4PB以下のディスクによって、各物理ディスクのディスク・グループごとに1つのみのディスク・パーティションが割り当てられるようになります。X 86 64ビット・サーバーごとに推奨されるネットワーク・インタフェース・カード(NIC)の数について学習します。
次のコンポーネントをインストールする各x86 64ビット・サーバーに、次の数のネットワーク・インタフェース・カード(NIC)を搭載することをお薦めします。
Audit Vault Serverに対して1つのNIC。
プロキシとして動作するDatabase Firewallに対して1つ以上のNIC。
DAMモード(監視のみ)のDatabase Firewallに対して2つ以上のNIC。
DPEモード(監視とブロック)のDatabase Firewallに対して3つ以上のNIC。NICが2つ以下のサーバーにDatabase Firewallをインストールする場合、Database FirewallをDPEモードにするにはNICの追加が必要です。
関連項目:
Database Firewallのモードとプロキシ構成の詳細は、『Oracle Audit Vault and Database Firewall管理者ガイド』を参照してください。
Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF)のソフトウェア要件について学習します。
AVCLI
コマンド・ライン・ユーティリティ、およびavpack
ユーティリティ(ソフトウェア開発キットの一部)には、Java SEバージョン8が必要です。svc:/ldoms/ldmd:default
が稼働するOracle Solaris上のターゲットの場合、ターゲットがLDomsバージョン3.2.0.1以降を使用していることを確認してください。Audit Vault Server管理者が使用するAVCLI
コマンド・ライン・ユーティリティ、およびavpack
ユーティリティ(ソフトウェア開発キットの一部)には、Java SEバージョン8が必要です。
Oracle Audit Vault and Database Firewall (Oracle AVDF)のブラウザ要件について学習します。
ノート:
Audit Vault Agentの要件について学習します。
サポートされているバージョンのJavaがAudit Vault Agentにインストールされていることを確認してください。
ホスト監視によりDatabase Firewallでデータベース内のSQLトラフィックを直接監視できます。
ホスト・モニターをインストールする場合の推奨される前提条件:
Windowsプラットフォームにホスト・モニターをインストールする場合の特別な前提条件:
avdf20-utility.zip
バンドルに含まれているNpcapをインストールします。Oracle Audit Vault and Database Firewallのインストール可能なファイルの一部です。MSVCRT.dll (*)
以降)がインストールされていることを確認します。Windowsでホスト監視を使用する場合、これは必須です。Linux/UNIX/AIX/Solarisプラットフォームにホスト・モニターをインストールする場合の特別な前提条件:
available
に設定されていることを確認します。デフォルトではdefined
に設定されます。関連項目:
ホスト監視の手順および前提条件については、ホスト監視の有効化および使用。
脚注
脚注1:このガイドでは、1 GBは2の30乗バイトまたは10進表記の1,073,741,824バイトを表します。