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Oracle® Fusion Middleware MySQLのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成
12c (12.2.0.1)
E70105-02
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4 Oracle GoldenGateのアンインストール

この章では、Oracle GoldenGate for MySQLをアンインストールする場合の手順について説明します。内容は次のとおりです。

この手順は、Oracle GoldenGate証跡のデータが必要なくなり、現在のOracle GoldenGate環境を保持する必要がなくなった場合を前提としています。現在の環境およびデータを保存する場合は、この手順を開始する前に、Oracle GoldenGateディレクトリとすべてのサブディレクトリのバックアップを作成します。

4.1 LinuxまたはUNIXからのOracle GoldenGateのアンインストール

LinuxまたはUNIXマシンからOracle GoldenGateをアンインストールするには、次の手順に従います。

  1. コマンド・シェルを実行します。

  2. (推奨)システム管理者、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーシング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。

  3. ディレクトリをOracle GoldenGateインストール・ディレクトリに変更します。

  4. GGSCIを実行します。

  5. Oracle GoldenGateプロセスをすべて停止します。

  6. Managerプロセスを停止します。

  7. (ソース・システムでのオプション)バイナリ・ロギングを無効にします。

  8. (Replicatチェックポイント表が使用されている任意のシステムで) DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインし、DELETE CHECKPOINTTABLEコマンドを実行してReplicatチェックポイント表を削除します。

  9. すべてのシステムで:

    • すべてのOracle GoldenGateプロセス(GGSCIを含む)が停止していることを確認します。

    • インストール・ディレクトリを削除してOracle GoldenGateファイルを削除します。

4.2 WindowsクラスタからのOracle GoldenGateの削除

Windowsクラスタ・マシンからOracle GoldenGateをアンインストールするには、次の手順に従います。

  1. Managerリソースを含むクラスタ・グループを所有するクラスタのノードからGGSCIを実行し、まだ実行中のExtractおよびReplicatプロセスをすべて停止します。

  2. クラスタ・アドミニストレータ・ツールを使用してManagerリソースをオフラインにします。

  3. リソースを右クリックして、「削除」を選択し、削除します。

  4. 「スタート」>「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ・ボックスでcmdと入力して、コマンド・コンソールを開きます。

  5. ディレクトリをOracle GoldenGateインストール・ディレクトリに変更します。

  6. 次の構文を使用してinstallプログラムを実行します。

    install deleteevents deleteservice

    このコマンドは、Oracle GoldenGateイベントがWindowsのイベント・マネージャにレポートされないようにし、Managerサービスを削除します。

  7. クラスタの次のノードにクラスタ・グループを移動し、繰り返します。

  8. 「Windows(非クラスタ)からのOracle GoldenGateのアンインストール」の手順に従います。

4.3 Windows(非クラスタ)からのOracle GoldenGateのアンインストール

Windows非クラスタ・マシンからOracle GoldenGateをアンインストールするには、次の手順に従います。

  1. (推奨)システム管理者、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。

  2. Oracle GoldenGateインストール・フォルダからGGSCIを実行します。

  3. Oracle GoldenGateプロセスをすべて停止します。

  4. Managerプログラムまたはサービスを停止します。


    注意:

    Oracle GoldenGateをWindowsクラスタから削除する際にすでにこれらを実行している場合は、手順5から8までをスキップします。

  5. 「スタート」「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ・ボックスでcmdと入力してコマンド・コンソールを開きます。

  6. ディレクトリをOracle GoldenGateインストール・ディレクトリに変更します。

  7. 次の構文を使用してinstallプログラムを実行します。

    install deleteevents deleteservice

    このコマンドは、Oracle GoldenGateイベントがWindowsのイベント・マネージャにレポートされないようにし、Managerサービスを削除します。

  8. (ソース・システムでのオプション)バイナリ・ロギングを無効にします。

  9. (Replicatチェックポイント表が使用されている任意のシステムで) DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインし、DELETE CHECKPOINTTABLEコマンドを実行してReplicatチェックポイント表を削除します。

  10. すべてのシステムで:

    すべてのプロセス(GGSCIを含む)が停止していることを確認し、インストール・ディレクトリを削除してOracle GoldenGateファイルを削除します。