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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70111-04
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C.6.1 完全レコード・イメージ形式(NonStopソース)

完全レコード・イメージには、処理される行のすべての列の値が含まれます。完全レコード・イメージ形式は、ソース・システムがHP NonStopで、レコード・ヘッダーに指定されているIOTypeが次のいずれかである場合にのみ証跡に生成されます。

3 — ­Delete
5 — Insert
10 — Update

それぞれの完全レコード・イメージの形式は、そのレコードが元のファイルまたは表を直接読み取るプログラムから取得された場合と同じです。SQL表、日時フィールド、NULLなどのデータは、プログラムがそのデータをアプリケーション・バッファに選択する場合とまったく同じように書き込まれます。日時フィールドは内部的に8バイトのタイムスタンプとして表現されますが、外部形式は最大26バイトの文字列として表現可能です。Enscribeレコードは、元のファイルに存在するとおりの形式で取得されます。

操作タイプがInsertまたはUpdateの場合、イメージには操作のレコードの内容が含まれます(変更後イメージ)。操作タイプがDeleteの場合、イメージには操作のレコードの内容が含まれます(変更前イメージ)。

Enscribeデータベースから生成されるレコードでは、元のファイルのAUDITCOMPRESS属性がONに設定されていなければ、完全レコード・イメージが出力されます。AUDITCOMPRESSONの場合、元のファイルによって更新操作が取得されると、常に圧縮更新レコードが生成されます。(完全イメージは、FETCHCOMPSパラメータを使用することで、Extractプロセスによって取得できます。)