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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70111-04
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20.9 非統合モードから統合モードへReplicatの切替え

Oracleのみに有効です。Oracleデータベース用のReplicatのモードの詳細は、Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成を参照してください。

この手順では、既存のReplicatグループを非統合モードから統合モードに切り替えます。

注意:

Extractが失敗からリカバリした直後、またはトランザクション・ログで別の場所に再配置された直後に、Replicatモード間の切替えが発生しないように構成してください。

バグ17079228

  1. Oracle GoldenGate作業ディレクトリをバックアップします。
  2. Oracle GoldenGateプロセスは現在の構成で実行を継続しますが、現在の変更アクティビティに対応するために、Replicatパラメータ・ファイルを新しい名前にコピーします。
  3. 統合Replicatモードでビジネス・アプリケーションをサポートするために、Replicatユーザーに適切な権限を付与し、必要な構成手順を実行します。統合モードでのReplicatの構成および実行の詳細は、Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成を参照してください。
  4. GGSCIを実行します。
  5. Replicatを停止します。
    STOP REPLICAT group
    
  6. GGSCIからターゲット・データベースにログインします。
    DBLOGIN USERIDALIAS alias
    

    説明: aliasは、Oracle dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilegeプロシージャを使用して付与された権限を持っている、資格証明ストア内のユーザーの別名です。

  7. Replicatを統合モードに変更します。
    ALTER REPLICAT group, INTEGRATED
    
  8. 古いパラメータ・ファイルを新しいパラメータ・ファイルで、同じ名前のまま置き換えます。
  9. Replicatを起動します。
    START REPLICAT group
    
  10. Replicatが統合モードであることを確認します。
    INFO REPLICAT group
    

Replicatを最初に統合モードで起動する際に、STARTコマンドでは、Replicatグループをデータベースに登録し、Replicatがアタッチするインバウンド・サーバーを起動します。Replicatグループを統合モードに変換する際に、Oracle GoldenGateチェックポイント表の使用は中止され、リカバリ情報は、インバウンド・サーバーおよび進んでいるチェックポイント・ファイルによって内部的に保持されます。非統合モードに戻す場合に備えて、チェックポイント表を保持することができます。