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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70111-04
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20.4.6 クラシック・キャプチャを使用する場合のOracle RACスレッド数の変更

Oracleのクラシック・キャプチャ・モードのExtractに有効です。Extractがクラシック・キャプチャ・モードで動作する場合、 Oracle RACクラスタのREDOスレッドの数が変更されたら、必ずExtractグループを削除して再度追加する必要があります。Extractグループを削除して追加するには、次の手順を実行します。

  1. ソースおよびターゲット・システムでGGSCIを実行します。
  2. ExtractとReplicatを停止します。
    STOP EXTRACT group
    STOP REPLICAT group
    
  3. ソース・システムで、次のコマンドを発行してプライマリExtractグループとデータ・ポンプを削除します。
    DELETE EXTRACT group
    DELETE EXTRACT pump_group
    
  4. ターゲット・システムで、次のコマンドを発行してReplicatグループを削除します。
    DELETE REPLICAT group
    
  5. 標準のオペレーティング・システム・コマンドを使用して、ローカルおよびリモートの証跡ファイルを削除します。
  6. 新しいRACスレッド数を指定し、プライマリExtractグループを以前と同じ名前で再度追加します。
    ADD EXTRACT group TRANLOG, THREADS n, BEGIN NOW
    
  7. ローカル証跡を以前と同じ名前で再度追加します。
    ADD EXTTRAIL trail, EXTRACT group
    
  8. データ・ポンプExtractを以前と同じ名前で再度追加します。
    ADD EXTRACT group EXTTRAILSOURCE trail, BEGIN NOW
    
  9. リモート証跡を以前と同じ名前で再度追加します。
    ADD RMTTRAIL trail, EXTRACT group
    
  10. Replicatグループを以前と同じ名前で追加します。BEGINオプションは外し、証跡の最初から処理が開始されるようにします。
    ADD REPLICAT group EXTTRAIL trail
    
  11. ワイルドカードを適宜使用して、すべてのプロセスを起動します。再作成したプロセスがソースおよびターゲットのOracle GoldenGateインスタンスにおける唯一のプロセスである場合は、次のコマンドのかわりにSTART ER *を使用することもできます。
    START EXTRACT group
    START REPLICAT group