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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.8 ALLOWNOOPUPDATES | NOALLOWNOOPUPDATES

適用対象

Replicat

説明

ALLOWNOOPUPDATESおよびNOALLOWNOOPUPDATESでは、Replicatがno-op操作に対応する方法を制御します。no-op操作は、ターゲット表では無効な操作です。次に、これを指定する場合の例を示します。

  • ソース表に、ターゲット表に存在しない列がある、または(COLSEXCEPT句を使用して)レプリケーションから除外された列がある。どちらの場合も、そのソース列を更新する場合、Replicat SQL文内のSET句で使用するターゲット列名がありません。

  • 列を現在の値と同じ値に設定する更新が行われる。データベースは変更されなかったため、新しい値は記録されません。しかし、主キーが記録されたため、Oracle GoldenGateはこの操作を変更レコードとして取得しますが、Replicat SQL文のSET句に列値がありません。

デフォルト(NOALLOWNOOPUPDATES)では、これらのタイプの操作はデータベースを更新しないため、Replicatはエラーとともに異常終了します。ALLOWNOOPUPDATESを指定すると、Replicatは異常終了せずに操作を無視します。Replicatによってレポートされる統計には、UPDATEは行われたが、データベースは更新されないと示されます。

内部パラメータAPPLYNOOPUPDATESを使用して、強制的にUPDATEを適用させることができます。APPLYNOOPUPDATESは、ALLOWNOOPUPDATESより優先されます。両方が指定された場合、Replicatは、ソース表とターゲット表のキー列が存在する更新を適用します。デフォルトでは、ソース表にキーがあり、ターゲット表にキーがない場合、Oracle GoldenGateは次のメッセージとともに異常終了します。

2011-01-25 02:28:42 GGS ERROR    160 Encountered an update for target table TELLER, which has no unique key defined. KEYCOLS can be used to define a key. Use ALLOWNOOPUPDATES to process the update without applying it to the target database. Use APPLYNOOPUPDATES to force the update to be applied using all columns in both the SET and WHERE clause.

HANDLECOLLISIONSまたはINSERTMISSINGUPDATESパラメータが使用されているときにALLOWNOOPUPDATESが指定された場合、およびOracle GoldenGateにすべてのターゲット・キー値がある場合、Oracle GoldenGateは、SET句およびWHERE句の表のすべての列を使用して(APPLYNOOPUPDATES動作を起動して)、UPDATEを適用します。これは、Oracle GoldenGateが行の存在または欠落を判別するために必要です。欠落している場合、Oracle GoldenGateは、UPDATEINSERTに変換します。

デフォルト

NOALLOWNOOPUPDATES (表にキーが含まれていない場合にのみ適用)

構文

ALLOWNOOPUPDATES | NOALLOWNOOPUPDATES