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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.130 PURGEDDLHISTORY | PURGEDDLHISTORYALT

適用対象

Manager

説明

PURGEDDLHISTORYおよびPURGEDDLHISTORYALTパラメータでは、DDL取得をサポートするDDL履歴表のサイズを制御します。これらの表はOracleデータベースに作成され、トリガーベースのDDL取得をサポートします。

これらのパラメータを指定すると、Managerが必要なくなった行をパージします。行を保持する最小時間および最大時間は、最終更新日に基づいて指定できます。最大時間および最小時間両方のルールを指定する必要があります。両方の指定がなければ、Managerが行をいつ削除するかの完全な基準がありません。たとえば、MINKEEPHOURS 3MAXKEEPHOURS 5とともに使用した場合、過去3時間変更されなかった行を保持し、少なくとも5時間変更されなかったときに削除するよう指定できます。

これらのパラメータでは、USERIDまたはUSERIDALIASパラメータでログオンを指定する必要があります。

警告:

履歴表をパージするときは注意が必要です。これらはDDL同期プロセスの整合性にとって重要です。早期のパージはOracle GoldenGateではリカバリできません。DDLデータの損失の可能性をなくすために、定期的にOracle GoldenGate DDLスキーマのバックアップを取るようにしてください。

デフォルト

1時間ごとにパージ

構文

PURGEDDLHISTORY | PURGEDDLHISTORYALT
{, max_rule}
[, min_rule]
[, frequency]
PURGEDDLHISTORY

DDL履歴表をパージします。この表はDDL操作を追跡するものです。パージする履歴表の名前を決定するために、Oracle GoldenGateは、まずGLOBALSファイルのDDLTABLEパラメータに指定された名前を探します。このパラメータが存在しない場合、Oracle GoldenGateはデフォルト名GGS_DDL_HISTを使用します。

PURGEDDLHISTORYALT

内部DDL履歴表をパージします。この表は、表のオブジェクトIDに関連付けられているパーティション化されたオブジェクトIDを追跡します。パージする内部履歴表の名前を決定するために、Oracle GoldenGateは、まずGLOBALSファイルのDDLTABLEパラメータに指定された名前を探して_ALTを付けます。このパラメータが存在しない場合、Oracle GoldenGateはデフォルト名GGS_DDL_HIST_ALTを使用します。

max_rule

必須。次のいずれかを使用して行を保持する最大時間を設定します。

MAXKEEPHOURS n

行がn時間変更されなかった場合にパージします。

MAXKEEPDAYS n

行がn日間変更されなかった場合にパージします。

min_rule

次のいずれかを使用して行を保持する最小時間を設定します。

MINKEEPHOURS n

少なくとも指定した時間変更されていない行を保持します。

MINKEEPDAYS n

少なくとも指定した日数にわたって変更されていない行を保持します。

frequency

DDL履歴をパージする間隔を設定します。Managerが潜在的なメンテナンス・タスクについて評価するデフォルトの間隔は10分です。CHECKMINUTESパラメータによって指定されます。Managerは、この間隔でPURGEDDLHISTORYまたはPURGEDDLHISTORYALTの間隔を評価し、指定のfrequencyでパージを実行します。

frequencyには、次のいずれかを指定できます。

FREQUENCYMINUTES n

DDL履歴をパージする間隔(分)を設定します。デフォルトのパージ間隔は60分です。

FREQUENCYHOURS n

DDL履歴をパージする間隔(時間)を設定します。

Managerのメンテナンス・チェックの間隔を制御する方法の詳細は、CHECKMINUTESを参照してください。

次の例では、過去3日間変更されなかったすべての行を保持し、少なくとも5日間変更されなかったときに削除します。パージ間隔は30分です。

PURGEDDLHISTORY MINKEEPDAYS 3, MAXKEEPDAYS 5, FREQUENCYMINUTES 30