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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.55 DYNAMICRESOLUTION | NODYNAMICRESOLUTION

適用対象

ExtractおよびReplicat

説明

DYNAMICRESOLUTIONおよびNODYNAMICRESOLUTIONパラメータでは、表名の解決方法を制御します。

デフォルトのDYNAMICRESOLUTIONでは、TABLEまたはMAP文で指定された表が多数ある場合に、高速なプロセス起動を可能にします。処理する必要があるトランザクション・レコードのメタデータを取得するために、Oracle GoldenGateはデータベースに問い合せて、関連する表のレコードを構築します。DYNAMICRESOLUTIONを指定すると、一度にすべての表でなく、一度に1つの表のレコードが構築されます。Extractがトランザクション・ログ内でオブジェクトIDを最初に検出したときに、特定の表のメタデータが追加されるのに対して、他の表のレコード構築は、オブジェクトIDが検出されるまで延期されます。DYNAMICRESOLUTIONは、WILDCARDRESOLVE DYNAMICと同様に動作します。

NODYNAMICRESOLUTIONを指定すると、起動時に(すべての表の)オブジェクト・レコード全体が構築され、これはデータベースが大規模な場合、多くの時間がかかることがあります。このオプションは、Teradataではサポートされていません。NODYNAMICRESOLUTIONは、WILDCARDRESOLVE IMMEDIATEと同様に動作します。

詳細は、WILDCARDRESOLVEを参照してください。

デフォルト

DYNAMICRESOLUTION

構文

DYNAMICRESOLUTION | NODYNAMICRESOLUTION