主コンテンツへ
Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
目次へ移動
目次

前
次

3.110 MAPINVISIBLECOLUMNS | NOMAPINVISIBLECOLUMNS

適用対象

OracleのReplicat。スタンドアロン・パラメータまたはMAPのオプションとして有効です。

説明

MAPINVISIBLECOLUMNSおよびNOMAPINVISIBLECOLUMNSでは、Replicatがデフォルトの列マッピングでOracleターゲット表の非表示列を含めるかどうかを制御します。明示的な列マッピングを使用しているOracleターゲット表では非表示列が常にマップされるので、このオプションは不要です。

MAPINVISIBLECOLUMNSおよびNOMAPINVISIBLECOLUMNSは、異なる2つの方法で使用できます。グローバル・レベルで指定されている場合、一方のパラメータは、もう一方のパラメータが指定されるまで、それ以降のすべてのMAP文に有効です。MAP文内で使用する場合は、グローバル指定よりも優先されます

デフォルト

NOMAPINVISIBLECOLUMNS

構文

MAPINVISIBLECOLUMNS | NOMAPINVISIBLECOLUMNS
[, THREAD (threadID[, threadID][, ...][, thread_range[, thread_range][, ...])]
THREADS (threadID[, threadID][, ...][, thread_range[, thread_range][, ...])

MAPINVISIBLECOLUMNS | NOMAPINVISIBLECOLUMNSは、指定されたスレッドまたは調整Replicatのスレッドに対してのみ指定します。

threadID[, threadID][, ...]

スレッドIDを指定するか、スレッドのカンマ区切りリストをthreadID, threadID, threadIDの形式で指定します。

[, thread_range[, thread_range][, ...]

スレッドの範囲をthreadIDlow-threadIDhighの形式で指定するか、範囲のカンマ区切りリストをthreadIDlow-threadIDhigh, threadIDlow-threadIDhighの形式で指定します。

threadID, threadID, threadIDlow-threadIDhighのように、これらの形式を組み合せることができます。

例1   

次の例では、一部のMAP文に対してのみMAPINVISIBLECOLUMNSを有効にし、それ以外に対しては無効にします。

MAPINVISIBLECOLUMNS
MAP hr.emp, TARGET hr.emp2;
NOMAPINVISIBLECOLUMNS
MAP hr.dep, TARGET hr.dep2;
例2   

次に、MAPINVISIBLECOLUMNSのグローバルおよびMAPレベルを組み合せた使用例を示します。指定された表では、MAPレベルの指定がグローバル指定よりも優先されます。

 
NOMAPINVISIBLECOLUMNS
MAP hr.dep, TARGET hr.dep2;
MAP hr.emp, TARGET hr.emp2, MAPINVISIBLECOLUMNS;
例3   

この例では、MAPINVISIBLECOLUMNSがグローバルに有効化されますが、スレッド3に対しては無効です。他のスレッド1、2および4では、デフォルトの列マッピングに非表示のターゲット列を含めます。

MAPINVISIBLECOLUMNS
NOMAPINVISIBLECOLUMNS THREAD(3)
MAP hr.dep, TARGET hr.dep2, THREADRANGE(1, 4);
MAP hr.emp, TARGET hr.emp2, THREADRANGE(1, 4);