Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX 12c (12.2.0.1) E70112-04 |
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適用対象
ExtractおよびReplicat
説明
REPLACEBADCHAR
パラメータでは、文字型の列をマップするときに有効なコード・ポイントがソースまたはターゲットのキャラクタ・セットのいずれにも存在しない場合、プロセスのレスポンスを制御します。デフォルトでは、無効なコード・ポイントの確認はソース・データベースとターゲット・データベースの文字セットが異なる場合のみ実行され、デフォルト・レスポンスは異常終了です。ソース・データベースとターゲット・データベースの文字セットが同じ場合に無効なコード・ポイントの確認をプロセスに強制する場合は、FORCECHECK
オプションを使用できます。REPLACEBADCHAR
はグローバルに適用されます。
デフォルト
ABORT
構文
REPLACEBADCHAR {ABORT | SKIP | ESCAPE | SUBSTITUTE string
| NULL | SPACE} [FORCECHECK] [NOWARNING]
ABORT
プロセスは、無効なコード・ポイントで異常終了します。これはデフォルトです。
SKIP
無効なコード・ポイントを持つレコードをスキップします。レコードのスキップがターゲットでのデータ不一致の原因になる可能性があるため、このオプションは慎重に使用してください。
ESCAPE
データ値をエスケープ・バージョンのデータ値に置換します。ソース・データベースのキャラクタ・セットに応じて、値は次のいずれかとして出力されます。
ソース・データがUTF-16
(NCHAR
/NVARCHAR
)でない場合、出力は16進(\xXX
)です。
ソース・データがUTF-16
の場合、出力はUnicode (\uXXXX
)です。
SUBSTITUTE
string
データをUnicode表記法または4文字以下の指定された文字列に置換します。デフォルトでは、ターゲット・キャラクタ・セットのデフォルト置換文字が置換に使用されます。
NULL
ターゲット列がNull値可能である場合は無効な文字をNULL
値に置換し、それ以外の場合は空白(U+0020)を割り当てます。
SPACE
無効な文字を空白(U+0020)に置換します。
FORCECHECK
ソース・データベースおよびターゲット・データベースのキャラクタ・セットが同一の場合、無効なコード・ポイントをチェックします。このオプションはデフォルトより優先されます。デフォルトでは、ソースおよびターゲットのキャラクタ・セットが同一の場合、検証はスキップされます。
NOWARNING
変換エラーおよび検証エラーに関連する警告メッセージを抑止します。