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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.53 DSOPTIONS

適用対象

Extract

説明

DSOPTIONSパラメータでは、Teradata Access Module (TAM)を使用するExtractの抽出処理オプションを指定します。Teradata抽出のためにOracle GoldenGateを構成する方法の詳細は、TeradataのためのOracle GoldenGateのインストールおよび構成を参照してください。このパラメータを使用することは、TRANLOGOPTIONSパラメータを使用することと同じであるため、オプションの多くはTRANLOGOPTIONSに説明されています。

デフォルト

なし

構文

DSOPTIONS
[CHECKOPCOMPLETE]
[CHECKTRANDATA]
[COMMITTEDTRANLOG]
[CREATETRANLOG]
[EXCLUDETRANS]
[EXCLUDEUSER]
[GETMETADATAFROMVAM]
[IGNOREMETADATAFROMVAM]
[NOCHECKPOINTERROR]
[NOCHECKTRANDATA]
[RESTARTAPPEND]
[VAMCOMPATIBILITY]
COMMITTEDTRANLOG

(最大パフォーマンス・モード)トランザクション・データをディスクに永続化しないように指定します。TAMがExtractプロセスにトランザクション・データの変更を送信すると、Extractプロセスはトランザクションのコミット順に標準のOracle GoldenGateトレイルにこれらのデータを保存します。トレイルは、Replicatまたはデータ・ポンプExtractグループが読み取ることができます。

CREATETRANLOG

(最大保護モード) ExtractにVAMトレイル(ローカル・トレイル)を作成させます。トランザクション・データの変更は、VAMソートExtractによる次の処理のために、VAMトレイルに永続化されます。データは、様々なトランザクションからの変更レコードをインタリーブするログスタイル・フォーマットでVAMトレイルに書き込まれます。このオプションは、Teradata Access Module(TAM)とインタフェースを取り、VAMトレイルへの書込みを行うプライマリExtractプロセスに対して使用します。VAMトレイルは、GGSCIのADD EXTTRAILコマンドで指定します。

SORTTRANLOG

(最大保護モード)Extractにトランザクションのソート・ファンクションを実行させます。このオプションは、プライマリExtractプロセスによって移入されたVAMトレイルを読み取るVAMソートExtractグループに対して使用します。VAMソートExtractは、Oracle GoldenGateによる次の処理の前に、インタリーブされた操作を正しい準備/コミット/ロールバック・トランザクション単位にソートします。

RESTARTAPPEND

(最大パフォーマンス・モードおよび最大保護モード) Extractの再起動時に、前回の実行で書き込んだデータを書き換えるかわりに、Oracle GoldenGateトレイルの末尾にデータを追加させます。このオプションは、COMMITTEDTRANLOGまたはCREATETRANLOG引数とともに使用します。

VAMCOMPATIBILITY 1

(最大パフォーマンス・モードおよび最大保護モード)値1は元のVAM APIメタデータ構造が使用中であることを意味します。この構造は元々Teradata用に作成され、他のデータベースとは別々の実装であり、Teradataは依然としてこのレベルを使用します。Extractとの下位互換性を維持するため、以前のバージョンのTAMモジュールを、VAMバージョニングが含まれる以後のリリースのExtractに対して実行中の場合、手動でVAMCOMPATIBILITYを1に設定することが必要なときがあります。VAMCOMPATIBILITY 1が必須なのに設定されていない場合、Extractはメッセージを示して異常終了します。