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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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1.13 LAG EXTRACT

LAG EXTRACTでは、Extractとデータ・ソース間の正確なラグ・タイムを確認します。LAG EXTRACTは、トレイル内のチェックポイントの位置を読み取るのでなく、Extractと直接通信するので、INFO EXTRACTよりも正確にラグ・タイムを計算できます。

Extractのラグとは、(システム・クロックに基づく)Extractがレコードを処理した時刻と、データ・ソース内のそのレコードのタイムスタンプとの差(秒)です。

ハートビート機能が有効な場合、関連する遅延を表示できます。

構文

LAG EXTRACT 
[, group_name]
[, GLOBAL]
group_name

1つのExtractグループ名、または複数のグループを指定するワイルドカード(*)。たとえば、「T*」と指定すると、名前がTから始まるすべてのExtractグループのラグ・タイムを確認できます。

GLOBAL

GG_LAGSビューに遅延を表示します。

例1   
LAG EXTRACT *
例2   
LAG EXTRACT *fin*
例3   

次にLAG EXTRACTの出力の例を示します。

Sending GETLAG request to EXTRACT CAPTPCC...
Last record lag: 2 seconds.
At EOF, no more records to process.