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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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6.12 GET_BASE_SCHEMA_NAME_ONLY

説明

GET_BASE_SCHEMA_NAME_ONLYファンクションでは、処理中のレコードに関連付けられているソースまたはターゲット・オブジェクトのベース・オブジェクトの、名前ではなく、所有者(スキーマなど)の名前を取得します。このファンクションは、DDL操作に有効です。

ベース・オブジェクトの完全修飾表名を返すには、次を参照してください。

GET_BASE_OBJECT_NAME

ベース・オブジェクトの修飾されていない名前のみを返すには、次を参照してください。

GET_BASE_OBJECT_NAME_ONLY

データベース・オブジェクト名は、大/小文字の区別を含め、ホストしているデータベースで定義されているとおりに、正確に返されます。

構文

#include "usrdecs.h"
short result_code;
env_value_def env_value;
ERCALLBACK (GET_BASE_SCHEMA_NAME_ONLY, &env_value, &result_code);

バッファ

typedef struct
{
char *buffer;
long max_length;
long actual_length;
short value_truncated;
short index;
short source_or_target;
} env_value_def;

入力

buffer

返されるスキーマ名を受け付けるバッファへのポインタ。名前はNULLで終了します。

max_length

スキーマ名を受け付けるために割り当てたバッファの最大長。NULL終了文字列として返されます。

source_or_target

ソースまたはターゲット・スキーマのどちらの名前を返すかを示す次の一方。

EXIT_FN_SOURCE_VAL
EXIT_FN_TARGET_VAL

出力

buffer

NULLで終了する完全修飾スキーマ名。

ユーザー・イグジットの文字セッションが、SET_SESSION_CHARSETを使用して、オペレーティング・システムのデフォルトのキャラクタ・セット以外の値に設定されている場合、ucharset.hファイルのULIB_CS_DEFAULTで定義されているように、スキーマ名はセッションのキャラクタ・セットで解釈されます。

actual_length

返される名前の文字列長。実際の長さにNULL終了文字は含まれません。

value_truncated

値が切り捨てられたかどうかを示すフラグ(0または1)。切捨ては、スキーマ名とNULL終了文字を足した長さが、最大バッファ長を超えるときに行われます。

返される値

EXIT_FN_RET_INVALID_COLUMN
EXIT_FN_RET_INVALID_CONTEXT
EXIT_FN_RET_INVALID_PARAM
EXIT_FN_RET_OK