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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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3.78 GETAPPLOPS | IGNOREAPPLOPS

適用対象

Extract (Informixでは無効です。)

説明

GETAPPLOPSまたはIGNOREAPPLOPSパラメータでは、ローカルReplicatを除くすべてのアプリケーションによって生成されたDML操作を取得または無視します。デフォルトでは、アプリケーション・データは取得されます。

これらのパラメータは、次の目的でGETREPLICATESおよびIGNOREREPLICATESパラメータとともに有効に活用できます。

  • ローカルReplicatによって実行されたデータ操作を、Oracle GoldenGateで抽出するように構成されているビジネス・アプリケーションによって実行されたデータ操作と分離する。IGNOREAPPLOPSおよびGETREPLICATESを、1つのトレイルまたはファイルに対して使用してReplicat操作のみを包含し、GETAPPLOPSおよびIGNOREREPLICATESを、別のトレイルまたはファイルに対して使用してビジネス・アプリケーションの操作のみを包含します。

  • カスケード構成の一部として使用する。カスケード構成では、Replicatがローカルで適用した変更をローカルExtractがキャプチャし、別のシステムに伝播する必要があります。このケースでは、IGNOREAPPLOPSおよびGETREPLICATESを使用します。

  • 双方向レプリケーションを行う場合にループ検出スキームの一部として使用する。デフォルトのGETAPPLOPSおよびIGNOREREPLICATESの組合せでは、Extractはアプリケーション・データを取得し、同一のデータベース・オブジェクトに送信されたReplicat操作を無視します。このケースでは、これらのパラメータを使用することに加え、Replicatトランザクションを特定できるようにExtractを構成する必要があります。

詳細は、GETREPLICATES | IGNOREREPLICATESを参照してください。

Oracleの順序に対するGETAPPLOPSの使用

Replicatによってレプリケートされる順序を取得するには、GETAPPLOPSを有効にする必要があります。Replicatは、トレース表に反映されないように、自律型トランザクションで順序の更新を発行します。順序更新は、アプリケーション操作のように見えます。

DDL操作に対するGETAPPLEOPSの使用

GETAPPLOPSまたはIGNOREAPPLOPS機能をDDL操作に対して使用する方法の詳細は、DDLOPTIONSを参照してください。

双方向レプリケーションの構成方法の詳細は、Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。

デフォルト

GETAPPLOPS

構文

GETAPPLOPS | IGNOREAPPLOPS