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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.2.0.1)
E70112-04
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2.10 replicat

replicatでは、Linux、UNIX、WindowsまたはIBM iオペレーティング・システムのコマンドラインからReplicatプログラムを実行します。replicatコマンドは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリまたはライブラリにインストールされます。

Windows、UNIXおよびLinuxの構文

replicat paramfile parameter_file 
[{atcsn CSN | aftercsn CSN} [threads(thread_list)]]
[filterduptransactions]
[initialdataload] 
[pauseatend | nopauseatend]
[processid PID] 
[reportfile report_file]
[skiptransaction [threads(thread_list)]]
[usesubdirs | nousesubdirs]
replicat

このコマンドをオプションなしで使用した場合、プログラムが対話型で実行されます。

paramfile parameter_file

実行するReplicatプログラムのパラメータ・ファイルの相対パス名または絶対パス名を指定します。デフォルトの場所は、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリのdirprmサブディレクトリです。

atcsn CSN | aftercsn CSN [threads(thread_list)]

指定したコミット順序番号(CSN)またはその後からプロセスを開始します。詳細は、START REPLICATを参照してください。

filterduptransactions

Replicatに、すでに処理されたトランザクションを無視させます。詳細は、START REPLICATを参照してください。

initialdataload

Replicatを実行してすべてのデータを初期ロードとして適用し、ターゲットに移入します。

pauseatend | nopauseatend

(Windowsのみ)プロセスが停止した場合、Oracle GoldenGateユーザーはコンソール出力を参照し、任意のキーを押してクリアする必要があります。また、プロセスが正常終了したか異常終了したかも示します。

processid PID

プロセスの名前。この名前は、パラメータ・ファイル内のREPLICATパラメータに指定された名前と一致している必要があります。英数字の1語を使用してください。IBM iで使用する場合、この名前(最初の10文字まで)がIBM iジョブ・リスト内のジョブ名として使用されます。

reportfile report_file

指定したレポート・ファイルにコマンド出力を送信します。reportfileオプションを指定しない場合、コマンド出力は画面に表示されます。デフォルトは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリのdirrptサブディレクトリです。

skiptransaction [threads(thread_list)]

プロセスで、トレイル内の起動時の位置以降の1番目のトランザクションがスキップされます。詳細は、START REPLICATを参照してください。

usesubdirs | nousesubdirs

プロセスで開くファイルを検索するときにOracle GoldenGateサブディレクトリを含めます。usesubdirsがデフォルトです。

IBM i CLIの構文

REPLICAT PARAMFILE(input_file) 
[OTHERS(other_options)]
PARAMFILE(input_file)

入力テキスト・ファイルはOBEYファイルと呼ばれ、発行するコマンドが1行に1つずつ発行順に含まれています。オペレーティング・システムでサポートされる任意の名前を指定します。

OTHERS(other_options)

UNIXバージョンのコマンドでサポートされる、空白区切りのリストとして提供されるオプション。