この章では、Oracle VMゲストのメトリックについて説明します。今回のリリースのEnterprise Managerは、パフォーマンス・メトリックを収集する新しい方法を採用しています。負荷を減らしてスケーラビリティを高めるために、Oracle VM ServerプールのOracle VM ServerターゲットとOracle VMゲスト・ターゲットのメトリックは、Oracle VM Serverプール・ターゲットの一部として収集されます。ただし、すべてのデータは正しいターゲットに提供されます。
Oracle VMゲストを管理する方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud管理ガイド』を参照してください。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのディスク関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。このメトリックはアップロードされず、アラート専用に使用されます。しきい値はこのメトリックに対して定義する必要があり、サーバー・プール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットにしきい値が適用されます。
収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMゲストのDiskActivityメトリックのスケジュールによって制御されます。生成されるアラートは、関連するOracle VMゲスト・ターゲットに対して生成されます。
このメトリックは、ディスクの読取りスループットをKB/秒単位で表します。異常に高い値が観測された場合は、クラッシュしているアプリケーションがないかどうかを調べます。高い値を必要とする場合は、パフォーマンス向上のために高速記憶域を使用することを検討してください。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのディスク関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。このメトリックはアップロードされず、対応するアラート専用およびアップロード専用のメトリックのためにデータを収集します。
収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMゲストのDiskActivityメトリックのスケジュールによって制御されます。生成されるアラートは、関連するOracle VMゲスト・ターゲットに対して生成されます。
このメトリックは、ディスクの読取りスループットをKB/秒単位で表します。異常に高い値が観測された場合は、クラッシュしているアプリケーションがないかどうかを調べます。高い値を必要とする場合は、パフォーマンス向上のために高速記憶域を使用することを検討してください。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのディスク関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。これは、プール内のすべてのゲストの値を計算してアップロードするサマリー・メトリックです。収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMゲストのDiskActivityメトリックのスケジュールによって制御されます。
このメトリックは、Oracle VMゲスト・ターゲットのディスクで観測される最大読取りスループット(KB/秒)を表します。Oracle VMゲストのDiskActivityメトリックのしきい値を決定するために使用できます。
このメトリックは、Oracle VMゲスト・ターゲットのディスクで観測される最大合計スループット(KB/秒)を表します。Oracle VMゲストのDiskActivityメトリックのしきい値を決定するために使用できます。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのファイルシステム関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。このメトリックはアップロードされず、アラート専用に使用されます。しきい値はこのメトリックに対して定義する必要があり、サーバー・プール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットにしきい値が適用されます。
収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMゲストのファイルシステムメトリックのスケジュールによって制御されます。生成されるアラートは、関連するOracle VMゲスト・ターゲットに対して生成されます。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのファイルシステム関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。このメトリックはアップロードされず、対応するアラート専用およびアップロード専用のメトリックのためにデータを収集します。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのファイルシステム関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。これは、プール内のすべてのゲストの値を計算してアップロードするサマリー・メトリックです。収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMゲストのファイルシステムメトリックのスケジュールによって制御されます。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべての負荷関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。
このメトリックはアップロードされ、メトリック列に対してしきい値を定義できます。生成されるアラートは、関連するOracle VMゲスト・ターゲットに対して生成されます。
注意: Oracle VMゲストの負荷メトリックの収集スケジュールは、Oracle VM Manager統計の収集間隔よりも長くする必要があります。オラクル社は、Oracle VMゲストの負荷メトリックの収集スケジュールを、Oracle VM Manager統計の収集間隔の5倍以上にすることをお薦めします。 たとえば、Oracle VM Manager統計の収集間隔を100秒に定義している場合、Oracle VMゲストの負荷メトリックの収集スケジュールを、500秒以上に設定します。 Oracle VM Managerの統計収集間隔の詳細は、Oracle VMユーザーズガイド リリース3.2.1を参照してください。 |
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのネットワーク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。このメトリックはアップロードされず、アラート専用に使用されます。しきい値はこのメトリックに対して定義する必要があり、サーバー・プール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットにしきい値が適用されます。
収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMゲストのネットワーク・アクティビティメトリックのスケジュールによって制御されます。生成されるアラートは、関連するOracle VMゲスト・ターゲットに対して生成されます。
このメトリックは、インタフェースの読取りスループットをKB/秒単位で表します。高い値を必要とする場合は、パフォーマンス向上のために高速ネットワークの使用またはボンディングによるネットワーク・インタフェースの追加を検討してください。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのネットワーク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。このメトリックはアップロードされず、対応するアラート専用およびアップロード専用のメトリックのためにデータを収集します。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VMゲスト・ターゲットのすべてのネットワーク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。これは、プール内のすべてのゲストの値を計算してアップロードするサマリー・メトリックです。収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMゲストのネットワーク・アクティビティメトリックのスケジュールによって制御されます。
このメトリックは、Oracle VMゲスト・ターゲットのインタフェースで観測される最大読取りスループットを表します。Oracle VMゲストのネットワーク・アクティビティメトリックのしきい値を決定するために使用できます。
このメトリックは、Oracle VMゲスト・ターゲットのインタフェースで観測される最大合計スループットを表します。このメトリックは、Oracle VMゲストのネットワーク・アクティビティメトリックのしきい値を決定するために使用できます。