レポート機能

標準プロジェクト管理レポートの大規模なライブラリが提供されているだけでなく、レポート・ウィザードおよびレポート・エディタという2つのレポート・ツールを使用して、データベースに保存されている情報にアクセスしてレポートを作成できます。

レポート・ウィザード

レポート・ウィザードを使用すると、様々なレポートをカスタマイズして簡単に作成できます。ウィザードで示される処理手順に従って新しいレポートを作成でき、情報のカテゴリや特定のデータ・フィールドを選択してレポートに含めることができます。プロジェクトの情報を、グループ化、ソート、フィルタしたり、工数とコストの時系列データを組み込んだりできます。レポート・ウィザードを使用してレポートを作成すると、後で必要に応じてウィザードまたはレポート・エディタを使用してレポートを変更できます。

レポート・エディタ

レポート・エディタは、大幅にカスタマイズしたレポートを作成できる強力なツールです。レポート・ウィザードでもカスタマイズしたレポートを作成できますが、レポート・エディタを使用すると特定の要件をいっそう忠実に実現できます。レポート・エディタでは、プロジェクト情報のグループ化、ソート、フィルタ、ロールアップを行うことができます。工数とコストを時系列に表示でき、グラフィックやHTMLリンクをレポートに組み込むことができます。レポート・エディタを使用すると、レポート・ウィザードより多くのカスタマイズを行うことができます。ただし、ウィザードで作成したレポートをレポート・エディタで変更した場合、ウィザードで再びそのレポートを開くと、レポート・エディタで行った変更内容はすべて失われます。

レポートの印刷と保存

レポートをプレビューおよび印刷することができ、テキスト・ファイルまたはHTMLファイルとしてレポートを保存できます。レポートをファイルに保存すると、集計表プログラムへのデータのインポート、電子メールでのレポートの送信、Webサイトでのレポートの公開、レポートのアーカイブなどを行うことができます。また、レポートをコンパイルして、レポート用のドキュメント・レコードを作成することもできます。レポートのドキュメント・レコードを作成すると、「ドキュメント」ウィンドウから、そのレポートにアクセスできます。P6 ProfessionalがP6 EPPMデータベースに接続している場合、P6の「プロジェクト・ドキュメント」ポートレットおよび「プロジェクト」、「ドキュメント」ページからもレポートにアクセスできます。

既定のヘッダー、フッターおよびカスタム・ラベルの作成(P6 EPPMデータベースのみ)

レポート用のヘッダー、フッター、カスタム・ラベルの3つの既定のセットを定義できます。これらの既定の設定は、すべてのプロジェクトに適用され、すべてのユーザーが表示できますが、これらの設定を編集するには、P6で定義されるグローバル・レポートの追加/編集/削除のグローバル権限が必要です。



法律上の注意点
Copyright © 1999, 2016, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

最終発行 2016年5月3日