プロジェクトのスケジュール計算は、「スケジュール計算」コマンドを実行するか、または計画日に影響する変更を行うたびに自動的に実行することができます。
プロジェクトのスケジュール計算にはクリティカル・パス・スケジュール法(CPM)が使用されます。CPMはアクティビティ所要期間、およびアクティビティどうしの接続からプロジェクトのスケジュールを計算します。
スケジュール計算を実行すると、ネットワーク内の最初のアクティビティから最後のアクティビティまで順にすべてのアクティビティが検査され、各アクティビティの最早開始日と最早終了日が計算されます。
その後、ネットワーク内の最後のアクティビティの最も遅い最早終了日から最初のアクティビティまで順に後方パスでアクティビティが再検査され、各アクティビティの最遅開始日と最遅終了日が計算されます。
フロート値はアクティビティの所要期間とカレンダの定義に基づいて計算されます。
プロジェクトのスケジュール計算のほか、リソースの平準化を行うこともできます。
アクティビティ・データが変わるたびにスケジュールを計算して、大きな変更のあったアクティビティのスケジュールを再計算したり、最初のアクティビティに対する変更の影響を受けたアクティビティのスケジュールを再計算できます。自動スケジュール計算を有効にすると、アクティビティ、接続、またはリソースに大きな変更があるたびにスケジュールが再計算されます。自動スケジュール計算を停止すると、次回スケジュールを計算するまで、アクティビティに加えられた変更はスケジュールに反映されません。
自動スケジュール計算中にリソースの平準化も行えます。
法律上の注意点
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最終発行 2016年5月3日