VSM 7 では、VSM 7 製品のレプリケーション機能を拡張する拡張レプリケーション機能がサポートされます。拡張レプリケーションを使用すると、同期レプリケーションにより、ホストによるはじめての VTV への書き込み時にデータがターゲット VTSS にレプリケートされ始めて、すべてのデータが正常にターゲット VTSS にレプリケートされたら、巻き戻しアンロード操作にホスト承認が提供されます。
新しいレプリケーション機能である RLINK は、拡張レプリケーションに使用されます。RLINK は、ターゲット VTSS に対して定義されたすべての IP パスで構成されます。プライマリとターゲットの VTSS の間にある RLINK は 1 つだけです。RLINK では、レプリケーションの数は、VTSS 内でサポートされる仮想テープデバイス (VTD) の数のみに制限されます。
注記:
RLINK 機能は、同期 CLINK レプリケーションと同時には使用できません。拡張レプリケーションは最初に、それぞれの VTSS が双方向の同期 VTV レベルのレプリケーション用のプライマリとターゲットのどちらになることもできる、2 つの VSM 7 または VSM 6 VTSS の間で使用できます。後続のリリースでは、3 つのターゲットの同期レプリケーションとファイルレベルの同期レプリケーションがサポートされます。