従業員カレンダの統合
ICSファイルを含めることができるようになっている場合、新しいスケジュールが公開されるたびに、就業者はスケジュールの詳細を含むICSファイルを取得します。 就業者が個人カレンダにファイルをインポートすると、すべてのスケジュール情報が簡単にアクセス可能かつ最新の状態になります。 また、スケジュールが変更されるたびに、更新されたICSファイルも取得できます。 変更には、承認されたシフト削除、カバー要求トおよび交換が含まれます。 また、新規割当済シフト、割当解除済シフト、および更新された割当済シフト詳細も含まれます。
この機能により、就業者は自分の勤務スケジュールを自分の希望するカレンダと簡単に同期できるため、利便性が向上し、スケジュール関連のすべての情報が簡単にアクセス可能かつ最新の状態になります。 公開済スケジュールとシフト変更の両方についてICSファイルを自動的に生成および送信することで、従業員は常にリアルタイムで通知されます。 この同期は、ミスコミュニケーションを減らすのに役立ち、生産性を高め、組織内での時間管理の改善を支援します。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域の「タスク」パネル・タブで、「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_HTS_INCLUDE_ICS_FILEプロファイル・オプション・コードを検索します。
- 「サイト」レベル行で、「はい」を選択します。
「ワークフォース・スケジューリング・アラートの処理」プロセスを実行するようにスケジュールして、これらの警告が送信されるようにする必要があります。 「ツール」 > 「スケジュール済プロセス」を使用して、このプロセスをスケジュールします。
アクセス要件
カレンダおよび勤務スケジュールを表示するために就業者に必要な権限を次に示します:
プロファイル | セキュリティ・タイプ | コード | 説明 |
---|---|---|---|
就業者によるカレンダの表示 | FUNCTION | HTS_VIEW_WORKER_CALENDAR_BY_WORKER | 就業者にカレンダの表示を許可します。 |
就業者によるワークフォース・スケジュールの表示 | AGGREGATE | HTS_VIEW_WORKFORCE_SCHEDULE_BY_WORKER | 就業者に自分のワークフォース・スケジュールの表示を許可します。 |