寄付プール
「寄付」プラン・タイプの休暇欠勤プランを寄付プール・プランとして構成できるようになりました。 従業員は、給与計算で通貨基金として管理されているプールに、累計時間数または日数を寄付できます。 追加の有給休暇時間を従業員が必要とする場合は、追加の時間をこのプールから要求できます。 この要求は人事部門担当者が承認する必要があります。人事部門担当者は、従業員を寄付プール・プランに手動で登録し、承認済の時間数または日数をその登録に転送します。
プールへの寄付
寄付する資格がある従業員がプールに寄付する方法を次に示します:
- 「自分」>「時間および休暇欠勤」>「寄付」をクリックします。
- 「追加」をクリックし、寄付の詳細を入力します。
- 「受領者タイプ」フィールドで「プール」を選択し、「受領者」の寄付プールの名前を選択します
- 「保存」をクリックします。
「寄付」ページの「既存の寄付」セクションに寄付がリストされます。
就業者の登録および寄付の追加をする管理者
HR担当者が就業者を手動で登録し、寄付を追加する方法を次に示します:
- 「自分のクライアント・グループ」 > 「休暇欠勤」 > 「休暇欠勤レコード」をクリックします。
- プール・プランに登録する必要がある就業者を検索して選択します。
- 「プラン加入」セクションで、「登録および調整」をクリックし、「バランスをプールから移動」をクリックします。
- 寄付する日付と金額を選択します。
- 「送信」をクリックします。
就業者が資格を失うか、付与された時間を会社のポリシーに指定されている期間内に使用しないと、就業者のプール・プラン登録の残りのバランスを寄付プールの基金にHR管理者が手動で戻すことができます。 これを行うには、「登録および調整」 > 「バランスをプールに戻す」をクリックします。
寄付プール・プランでの処理
従業員が、給与計算で通貨基金として管理される寄付プール・プランにバランスを寄付し、必要に応じて同じプールから追加の時間を要求できるようになりました。
有効化のステップ
プールの寄付を有効にするには、まず「寄付」プラン・タイプの休暇欠勤プランを作成する必要があります。
寄付プランの作成
休暇欠勤プラン設定ページで、「プラン属性」タブの「寄付タイプ」フィールドを「プール」に設定します。
「プール」に設定された「寄付タイプ」
次に、「加入」タブで、寄付者と受領者の両方の適格基準を構成する必要があります。
休暇欠勤プラン設定ページの「加入」タブ
ヒントと考慮事項
- 「プラン・ルール」タブの「バランス・レポート」セクションが「プラン属性」タブに移動されました。 個人プライマリ周期または繰返し期間に基づいてバランスが給与に送信されるようにするには、バランス・レポートを構成する必要があります。
- 「プラン・ルール」タブの「プラン限度」セクションが、「プラン属性」タブに移動されました。
- 寄付プール・プランのバランス処理ルールを構成できるのは、退職の場合のみです。 「バランスをプールに戻す」チェック・ボックスを選択すると、残りのバランスがプールに返されます。
- プールから受領者への寄付が実行される際には、その受領者の資格が毎回確認されます。
- プールからバランスを転送したり、プールにバランスを戻せるようにする、寄付プール・バランスの移動権限が、人事担当者ロールに含まれるようになりました。