Forms 2.0での設計時書式設定の表示

Smart Viewで、Forms 2.0の操作時にフォームで定義されたフォーマットを表示できるようになりました。

適用先: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、FreeForm、Planning、Tax Reporting

24.11以降では、フォーム設計者は、「設計時の書式設定ルールの定義」で説明されているように、Forms 2.0用に構成されたフォームにフォーマット・ルールを追加できます。 これは、多くの場合「設計時書式設定」と呼ばれます。 Smart Viewでは、プロバイダ・リボンの「フォーマット」グループの「適用」オプションを使用して、セル・スタイル、ネイティブExcelフォーマットまたは設計時フォーマットを次のように表示できます:

  • セルのスタイル: 読取り専用セル、ロックされたセル、サポート詳細、添付など、セル・スタイルのみをフォームに適用します。 カスタム(フォーマットのみ)のルールは適用されません。
  • カスタム・スタイル: 設計時にルール・ビルダーで定義したフォーマットのみのルールと、ユーザーがSmart Viewに追加できるExcelカスタム書式設定を適用します。 セル・スタイル(読取り専用セル、ロックされたセル、サポート詳細、添付など)は適用されません。
  • カスタムおよびセルのスタイル (デフォルト): セル・スタイル(読取り専用セル、ロックされたセル、サポート詳細、添付など)とフォーマット・ルール(Smart Viewで追加されたExcelカスタム書式設定を含む)の両方をフォームに適用します。 これはデフォルトのスタイル・オプションです。

フォームの同じロケーションに複数のルールを指定できるため、書式設定の表示方法に影響を与える可能性があります。 たとえば、フォームには、同じロケーションにGroovyルール、データ検証ルール、Webフォーム・スタイルおよびフォーマット・ルールを含めることができます。 そのため、フォームにフォーマットを表示する場合の優先順位があります。

ビジネス上のメリット: 設計時書式設定により、Smart Viewユーザーはフォーム表示のもう1つのオプションを使用できます。

有効化のステップ

フォームに定義された書式設定を表示するには、フォーム設計者は、Forms 2.0に対して有効なフォームに書式設定ルールを設定する必要があります。

詳細は、「設計時の書式設定ルールの定義」を参照してください。

ヒントと考慮事項

  • この機能には、Smart View 24.200以上が必要です。

主なリソース