非就業者が使用可能なジャーニ
インターン、ボランティア、退職者、年金受給者、コンサルタントなど、非就業者にジャーニを割り当てることができるようになりました。
使用できる機能は次のとおりです:
-
次のシナリオで、非就業者にジャーニを自動的に割り当てます:
-
「非就業者の追加」および「非就業者雇用関係の追加」雇用処理が構成されているときに、非就業者がアプリケーションに追加された。
-
休暇欠勤の追加、婚姻区分の更新、文書レコードのアップロードなどのHCMイベントがジャーニを自動的に割り当てるように構成済で、これらのイベントが非就業者に発生した。
-
-
ユーザー・インタフェースから非就業者へのジャーニを手動で割り当てます。
-
HCMデータ・ローダー(HDL)を使用して、ジャーニを非就業者に割り当てます。
-
REST APIを使用して、ジャーニを非就業者に割り当てます。
-
非就業者に対してクイック処理が開始され、クイック処理用にコンテキスト・ジャーニが構成されているときに、非就業者にコンテキスト・ジャーニを割り当てます。
-
割当済ジャーニの非就業者にタスクを割当または再割当します。
-
サーベイおよび固定処理ジャーニを非就業者に割り当てることができます。
-
ジャーニおよびタスク通知を非就業者に送信します。
-
ジャーニ・タスク実行者がライン・マネージャまたは職責範囲(AOR)として構成されている場合に、彼らが非就業者である場合は、タスクが割り当てられます。
すべての就業者タイプに対して、ジャーニ・アプリケーションで一貫したユーザー・エクスペリエンスが実現されています。
有効化のステップ
ジャーニを非就業者に割り当てるには、ORA_PER_AOR_CALCULATE_NONWORKERプロファイル・オプションを有効にする必要があります。 デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「いいえ」に設定されています。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_AOR_CALCULATE_NONWORKER |
非就業者担当者の計算使用可能 |
いいえ |
デフォルトのプロファイル・オプション値を変更し、機能を有効にするには、次の手順に従います。
-
「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
ORA_PER_AOR_CALCULATE_NONWORKERプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
-
ORA_PER_AOR_CALCULATE_NONWORKERの「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドに「はい」と入力します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「完了」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
非就業者のホームEメールへのジャーニ・タスク通知の送信はサポートされていません。
-
非就業者に対しては、ナッジがトリガーされません。
-
非就業者を含む就業者のグループに対してジャーニを一括割付すると、このプロファイルが使用可能になっている場合は、ジャーニが非就業者に割り当てられます。
主なリソース
ジャーニの詳細は、Oracle Help Centerのジャーニの実装と使用ガイドを参照してください。
アクセス要件
ジャーニ・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_TEMPLATE)集計権限が付与されている必要があります。