CPQ価格設定でのサーベンス・オクスリー法のデータ・コンプライアンス

Oracle CPQ 24C以降では、管理ログで価格設定エンジンの値に加えられた変更のロギングを有効にできます。有効にすると、価格設定ポータル、製品ワークベンチまたは価格設定REST APIで行われた価格設定に対する変更が記録されます。また、Oracle CPQ 24Cでは、価格設定品目を作成または変更したユーザーを記録するために、「作成者」オブジェクトおよび「最終変更者」オブジェクトも導入されました。

管理ログ内の価格設定の変更

管理ログでの変更の記録に加えて、価格設定ポータルのリスト・ページとセクションに監査証跡項目を表示できます。管理者は、該当する「列の管理」ダイアログで目的の列を選択することにより、価格設定ポータルのリスト・ページに作成フィールドと最終更新フィールドを表示します。

価格設定での監査列の表示

有効にすると、価格設定エンジン管理ロギングによって、CPQ価格設定でサーベンス・オクスリ法に準拠するための監査証跡が提供されます。

有効化のステップ

管理ログで価格設定ポータルの変更履歴のロギングを有効にするには、次のステップを実行します。

ノート: ロギングはパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。本番環境で価格設定ポータルの管理ロギングを有効にして、パフォーマンスを検証してください。

  1. 「管理」ページにナビゲートします。

  2. 「製品」セクションの「価格設定ポータル」をクリックします。

  3. 「価格設定オプション」カードをクリックします。

  4. 「オプション設定」セクションで「編集」をクリックします。

  5. 「価格設定ポータル管理ロギング使用可能」オプションを「オン」に設定します。

  6. 「更新」をクリックします。