コラボレーション見積での読取り専用操作の最適化

Oracle CPQ 24D以降では、トランザクションを変更しない(読取り専用操作の)コラボレーション見積処理要求が実行される場合がありますが、コラボレーション・キューに追加されない場合があります。相互作用(読取りおよびポーリングの要求)、リフレッシュおよび履歴の表示は、読取り専用の操作です。さらに、最初の「トランザクションのオープン」処理では、以前と同様に、統合を含む通常の完全なライフサイクルが実行されますが、後続の各「トランザクションのオープン」処理は読取り専用操作のように動作し、統合の実行を含めて、トランザクションに変更は加えられません。そのため、見積でコラボレーションしている後続のユーザーは、すぐにトランザクションを開くことができます。

この機能により、不要な読取り専用操作がコラボレーション・キューに追加されるのを防げます。

有効化のステップ

この機能はデフォルトで無効になっています。お客様は、My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を送信して、コラボレーション・キューでの読取り操作の最適化を有効にできます。

ヒントと考慮事項

相互作用(読取りおよびポーリング要求)、リフレッシュまたは履歴の表示の処理に、変更機能(BOMの保存など)がサイトで関連付けられている場合は、これらの変更機能が失敗する影響を分析した後、または読取り操作中に見積を変更しないように実装を変更した後にのみ、コラボレーション・キューでの読取り操作の最適化を有効にしてください。最適化の一貫として、読取り専用操作がパラレルに実行される場合には、これらの機能がトランザクションを変更できないようにするガードレールが設けられています。