構成処理のパフォーマンス・デバッガ
Oracle CPQ 24D以降、管理者が新しいパフォーマンス・デバッガREST APIを使用して、「構成」の構成処理と更新処理に対して細かいパフォーマンス・ログを作成できます。
特定のエラーに問題があると管理者が思う場合は、パフォーマンス・デバッガ・ログの作成REST APIコールを開始して、必要な処理のログを作成できます。
その後、一括ダウンロード・サービスを使用して、分析用のCSV形式ログを取得できます。Oracle CPQ 24Dには、パフォーマンス・ログをダウンロードするための新しい「構成パフォーマンス・ログ」カテゴリが追加されています。
パフォーマンス・デバッガ・ログの作成REST APIの応答で返されたIDを使用して、ダウンロードする構成パフォーマンス・ログを識別します。
このログには、関連するルールの条件と処理の時間(ミリ秒)が記録されます。
パフォーマンス・デバッガでは、管理者がログを作成して構成処理のパフォーマンスを分析できます。
有効化のステップ
パフォーマンス・デバッガ・ログの作成
構成パフォーマンス・デバッガ・ログを作成するには、次のステップを実行します。
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目的の処理に対して、パフォーマンス・デバッガ・ログの作成REST API Webサービス・コールを開始します。
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応答からIDをコピーします。
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「管理」 > 「一括データ・サービス」 > 「ダウンロード」にナビゲートします。
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「構成パフォーマンス・ログ」を選択し、「次」をクリックします。
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パフォーマンス・デバッガ・ログの作成REST APIの応答からのIDを入力し、「ダウンロード」をクリックします。
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ダウンロード・タスクが完了したら、「モデル」リンクをクリックしてデバッガ・ログをローカル・システムにダウンロードします。
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ダウンロードしたzipファイルにナビゲートし、ファイルを解凍して、ダウンロードしたCSVログ・ファイルを表示します。