HCMスプレッドシート・データ・ローダーのRedwoodエクスペリエンス
Redwoodツールセットを使用して開発された新しい「自分の最新スプレッドシート・ロード」、「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」および「最近のスプレッドシート・ステージ表削除プロセス」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。これらのページはVisual Builder Studio (VBS)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。
スプレッドシート・データ・ローダーの実行:
「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」を使用して、データを一括ロードするためのADFdiスプレッドシートを生成します。スプレッドシート・テンプレートは、それらを使用する必要があるロールに対して個別に割り当てることができます。各ロールの構成時にデータ・セット・アクセスのタイプを定義します。
次の新しい「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」ページには、ユーザーが一括ロード・スプレッドシートを生成するために使用できるテンプレートが表示されます。
「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」は、モバイル・デバイスでは使用できません。生成されたスプレッドシートには、Windowsオペレーティング・システムでのみ使用可能なADFdi Excelプラグインが必要です。
特徴的な機能:
- 次の読取り専用情報が、各テンプレートの動的表に表示されます:
- テンプレート名
- テンプレート・コード
- ビジネス・オブジェクト
- 処理
- データ・セット処理
- データ・セット操作
- データ・セット表示
- テンプレート摘要
- テンプレート・カテゴリ
- テンプレート国
- 国別仕様データ・グループ
- テンプレート最終更新日
- 検索:
- テンプレート名またはビジネス・オブジェクト名でテンプレートを検索します。
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フィルタ・チップ:
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次のいずれかのフィルタ・チップを使用してフィルタし、テンプレートを取得します:
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ビジネス・オブジェクト、国別仕様データ・グループ、データ・セット処理、データ・セット操作、データ・セット表示またはテンプレート・カテゴリ。
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- レコード・レベルの処理:
- スプレッドシートの生成 - スプレッドシート・テンプレートを.xlsxファイルとしてダウンロードします。
- CSVテンプレートのダウンロード - スプレッドシート・テンプレートを.csvファイルとしてダウンロードします。
- XMLテンプレートのダウンロード - スプレッドシート・テンプレートを.xmlファイルとしてダウンロードします。
- デバッグ・モードでのスプレッドシートの生成 - デバッグ・ログ付きでADFdiスプレッドシート・テンプレートをダウンロードします
自分の最新スプレッドシート・ロード:
「自分の最新スプレッドシート・ロード」を使用して、最近送信したデータ・セットをレビューするか、テンプレートのすべてのデータ・セットを表示するアクセス権がある場合は、他のユーザーが送信したデータ・セットをレビューします。
特徴的な機能:
- 次の読取り専用情報が、スプレッドシート・データ・セットを含む動的表に表示されます:
- データ・セット名
- テンプレート名
- スプレッドシート行
- 失敗したスプレッドシート行
- ステータス
- アップロード成功
- 最終更新日
- 送信者
- ビジネス・オブジェクト
- 作成日
- 処理
- アップロードされた行
- オブジェクト
- アップロードされたオブジェクト
- 最終更新者
- 検索:
- データ・セット名またはテンプレート名でスプレッドシート・データ・セットを検索します。
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フィルタ・チップ:
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次のいずれかのフィルタ・チップを使用してフィルタし、テンプレートを取得します:
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ステータス、作成者、最終更新日、最終更新者、テンプレート、ビジネス・オブジェクト
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使用済スプレッドシート・ステージ表キャパシティ: ステージ表のキャパシティの使用済パーセントをモニターして、スプレッドシート・ステージ表の残りキャパシティを把握します。この値に基づいて、データ・セットの削除を決定できます。
- ページ・レベルの処理:
- リフレッシュ - 表のコンテンツがリフレッシュされ、最後にアップロードされたデータ・セットが反映されます。
スプレッドシート・ステージ表データの削除:
「最近のスプレッドシート・ステージ表削除プロセス」にタイトルが変更された、新しい「スプレッドシート・ステージ表データの削除」には、スケジュール済および最近発行済の削除プロセスが表示されます。新しいフローでは、データ・セットを削除する必要があるかどうかを決定する前に、まず既存のスケジュールおよび削除プロセスを確認します。これは、赤色バッジのエラー・ステータスで強調表示されていたり、失効したユーザーやアクセスが取り消されたユーザーが作成した失敗スケジュールを評価および修正してから、ステージ表データを削除できるので、好ましい構成です。
このユーザー・インタフェースは、モバイル・デバイスでも使用できます。
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特徴的な機能:
- 完了済、進行中およびスケジュール済のプロセスを含むリスト・ビューに、削除プロセスが表示されます。
- 各削除プロセスには、次の情報が含まれます:
- プロセスID、スケジューラID (後で送信する場合)、送信時間、削除プロセスのスケジュール時間、プロセス送信ユーザー、プロセス送信後の経過時間、プロセス・ステータス(待機、成功、取消済など)、
- 処理:
- プロセス・パラメータのレビュー - プロセスのパラメータを確認するためのパラメータ情報。
- ログ・ファイルのダウンロード - ユーザーがダウンロードできるログ・ファイルが各プロセスで生成されます。
- 子プロセスのレビュー - 子プロセス情報が表示されます。
- 取消 - 待機中プロセスを取り消します
- スケジュールの取消 - 繰返しスケジュールを取り消します。
- 各削除プロセスには、次の情報が含まれます:
- 検索 - 削除プロセスを送信したユーザーで検索します
- フィルタ・チップ - プロセスID、スケジューリング・プロセスID、ステータス、最終送信以降の経過日数および最終完了以降の経過日数を使用してフィルタし、該当する削除プロセスを取得します。
- メトリック:
- 使用済ステージ表キャパシティ - 使用済のステージング表キャパシティのパーセントを示します。このメトリックは、ステージング表からデータをタイムリにパージするのに役立ちます。
- 現在実行中のプロセス - 現在進行中のプロセスの数を示します。
- アクティブな繰返しスケジュール - プロセスをアクティブに発行中のスケジュールの数を示します。
- ページ・レベルの処理:
- リフレッシュ - クリックしてページ・コンテンツをリフレッシュします
- 削除の予定 - クリックすると、削除条件ドロワーにナビゲートします。
- ソート・キー -
- 最終更新、新から旧
- 最終更新、旧から新
- プロセスID、高から低
- プロセスID、低から高
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「削除の予定」フロー:
このページでは、データ・セットが削除される条件を指定し、プロセスを即時に発行した場合の影響をプレビューできます。
削除プロセスは、即時に1回発行することも、次に示すような削除条件を構成して「スケジュール」をクリックして、選択した頻度で後で発行することもできます。
その後、最近の削除プロセス・ページの削除プロセス・リストにこのプロセスが表示されるので、プロセスを簡単にモニターできます。
実行条件: 可能な限り早く -
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実行条件: スケジュールの使用 -
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新しい「自分の最新スプレッドシート・ロード」、「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」および「スプレッドシート・ステージ表データの削除」ページでは、Redwoodエクスペリエンスの対話処理をご利用いただけます。クリック数が減り、パフォーマンスが向上し、一体感が高まっています。
有効化のステップ
新しいHCMスプレッドシート・データ・ローダー・ページを使用するには、最初にそのプロファイル・オプションを有効にする必要があります。デフォルトでは、プロファイル・オプションは無効として提供されます。新しいHCMスプレッドシート・データ・ローダー・ページを使用する場合は、そのプロファイル・オプションを「はい」に設定する必要があります。
Redwoodページ | プロファイル・オプション |
---|---|
スプレッドシート・データ・ローダーの実行 自分の最新スプレッドシート・ロード: |
ORA_HRC_HSDL_REDWOOD_ENABLED |
スプレッドシート・ステージ表データの削除 ステージ表データの削除 最近のファイル・ロード |
ORA_HRC_HDL_INT_SPEC_REDWOOD_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- 前述の表に示すように、プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「はい」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。