RESTリソースを使用した調達の統合および拡張

この更新のOracle Fusion Cloud ProcurementおよびOracle Fusion Cloud Self Service Procurementでは、外部システムと簡単に統合できるようにするための新規および変更済RESTリソースが提供されます。

この更新で導入された新規のRESTリソースは次のとおりです:

購買文書形式値リスト
購買国連番号値リスト
購買危険度区分値リスト

次のRESTリソースは以前に使用でき、更新されました。

購買依頼
- 緊急購買オーダー番号要求で、POST、PATCHおよびSUBMITがサポートされます。
- 委託包括購買契約参照で、POST、PATCHおよびSUBMITがサポートされます。
- viewPDFカスタム操作を使用して、1件の購買依頼のPDFコンテンツをBase64形式でダウンロードします。
下書き購買オーダー
- 下書きとオープン購買オーダーの両方について、PATCHが次の属性でサポートされます:
  - ヘッダー属性: 説明、必須確認、日数内の確認、通信メソッド、Eメール、FAX、CC、BCC、デフォルト出荷先事業所、請求先事業所、バイヤー、バイヤーEメール、受入時支払、支払条件、運送条件、FOB、運送業者、輸送モード、サービス・レベル、受入担当へのノート、サプライヤへのノート、サプライヤ・オーダーおよびオーダーの確認。
  - 明細属性: 明細番号、国連番号および危険度区分。
  - スケジュール属性: スケジュール番号、受入経路、代替受入の許可フラグ、受入時計上フラグ、請求書消込許容範囲パーセント、受入消込許容範囲パーセント、請求書照合オプション、照合承認レベル、原産国およびサプライヤ・オーダー明細番号、運送業者、輸送モード、サービス・レベル、納期前受入許容日数、納期後受入許容日数、超過受入許容範囲パーセント、超過受入処理、受入日例外処理および出荷先例外処理
  - 配分属性: 配分番号。
- PATCHは、下書き購買オーダーの次の属性でサポートされています:
  - ヘッダー属性: 通貨、換算レート、換算レート・タイプおよび換算レート日。
  - 明細属性: カテゴリおよび単位。
  - 配分属性: 換算レートおよび換算レート日。
- 「PDFの表示」カスタム処理を使用して、下書き購買オーダーのPDFコンテンツを取得します。
- 「検証」カスタム処理を使用して、購買オーダーまたは購買オーダーの変更を送信する前に検証エラーまたは警告を表示します。
購買オーダー・スケジュール
- 下書き購買オーダーで、GETがサポートされるようになりました。
購買オーダー
- GETが次の属性でサポートされます(再設計された「購買オーダーの表示」ページをサポートするため)。
  - ヘッダー属性: オーダー日、凍結フラグ、第一者税務登録番号、第一者税務登録ID、第三者税務登録番号、第三者税務登録ID、課税国、課税国コード、文書会計分類、文書会計分類IDおよび文書会計分類コード。
  - 明細属性: 国連番号コード。
  - スケジュール属性: サプライヤ・オーダー、サプライヤ・オーダー明細、顧客品目、顧客品目摘要、出荷先顧客担当者、出荷先顧客担当者ID、顧客販売オーダー明細、顧客販売オーダー・スケジュール、顧客購買オーダー、顧客購買オーダー明細、顧客購買オーダー・スケジュール、確定、製品会計分類、製品会計分類ID、製品会計分類コード、製品タイプ、製品タイプ・コード、製品カテゴリ、製品カテゴリ・コード、評価可能値、使用目的、明細主用途ID、ユーザー定義会計分類、ユーザー定義会計分類コード、税分類、税分類コード、最終荷下ろし場所、最終荷下ろし場所ID、トランザクション・ビジネス・カテゴリ、トランザクション・ビジネス・カテゴリIDおよびトランザクション・ビジネス・カテゴリ・コード
- 「複製」カスタム処理を使用して、購買オーダー(ヘッダー、明細、スケジュール、配分、契約条件、添付を含む)をコピーします。
- 「保留」カスタム処理を使用して、購買オーダーを保留にし、保留がリリースされるまで受入および請求を防止します。
- 「保留の削除」カスタム処理を使用して、購買オーダーを保留ステータスからリリースし、受入および請求を再開できるようにします。
- 1件の購買オーダーの通信カスタム処理を使用して、購買オーダーをEメール、FAXまたは印刷で送信します。
- 「再オープン」カスタム処理を使用して、選択した再オープン処理に従って購買オーダーまたは購買オーダー・スケジュールを再オープンします。再オープン処理には、「受入用に再オープン」、「請求用に再オープン」、「再オープン」および「最終消込済の再オープン」が含まれます。
質問リスト応答
- GETおよびPATCHがサポートされるため、サプライヤ質問リスト応答を表示および更新できます。
- 応答の移入カスタム処理を使用して、サプライヤ質問リスト応答を生成、検証および送信します。

これらの新しいRESTリソースおよび変更されたRESTサービスを使用して統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用してください(Oracle Help Center > 対象となるアプリケーション・サービス領域 > APIおよびスキーマからアクセスできます)。 OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。

主なリソース

Oracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

Oracle Help Centerで入手可能なOracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントの権限の項を参照してください。