「福利厚生要約」の福利厚生登録ページに対するRedwoodエクスペリエンスの有効化

RedwoodツールセットのVisual Builder Studioで再作成された「福利厚生要約」ページ内の新しい福利厚生登録オプションについて説明します。 この機能による機能拡張は、福利厚生管理タスクを合理化し、改善された直感的なエクスペリエンスを提供します。

「福利厚生要約」ページを起動するには、「自分のクライアント・グループ」「福利厚生」「福利厚生要約」の順にクリックします。

「福利厚生要約」ページから加入者の福利厚生登録アクティビティを管理するには、「評価済ライフ・イベント」セクションの「登録」ボタンを使用します。

「登録」ボタン

「登録」ボタン

プログラムおよびプラン選択に新しい「福利厚生の選択」ページが追加され、このページから登録フローが直接オープンします。

「福利厚生の選択」ページ

「福利厚生の選択」ページ

「編集」ボタンをクリックして、登録プロセスを続行できます。

次の表は、「福利厚生要約」ページおよびセルフサービス福利厚生における、登録ページの様々な側面の可視性を示したものです:

「福利厚生要約」ページおよびセルフサービス福利厚生の様々な側面の可視性

側面

「福利厚生要約」ページ

セルフサービス福利厚生

法的免責条項

セルフサービス構成で「福利厚生サービス・センターでの承認ページの表示」が選択されている場合にのみ表示されます。

常に表示

プログラムおよびプラン

選択されたライフ・イベントのプログラムおよびプランのみを表示します。

すべての福利厚生関係のプログラムおよびプランを表示します。

プラン可視性

常に表示。

プラン追加構成ステップで「セルフサービス・ページに表示」オプションが選択されている場合にのみ表示されます。

ライフ・イベント可視性

常に表示。

「ライフ・イベント」ページで「セルフサービス・ページに表示」オプションが選択されている場合にのみ表示されます。

裁判所命令の強制

なし   

常時

アラート

なし

常時

パス選択

常に「エキスプレス」パス。管理者は登録の内容を確認するか、「編集」アイコンをクリックしてすばやく変更を加えることができます。

従業員は「エキスプレス」と「検出」のいずれかを選択できます。 「エキスプレス」パスでは、加入者は現在の登録内容をすばやく確認し、そのまま送信するか、変更を加えることができます。 「検出」パスを使用すると、加入者は使用可能なすべての福利厚生を細かく分析したうえで、登録する福利厚生を選択できます。

ライフ・イベントのクローズ

セルフサービス構成で「管理者が登録フロー内で選択後にライフ・イベントをクローズすることを許可」オプションが選択され、プラン構成で「登録期間クローズ日」「選択実行時」に設定されている場合に表示されます。

なし

次の機能は、「福利厚生要約」ページとセルフサービス・ページで違いはありません。

  • プラン比較
  • プラン・タイプ最小および最大検証
  • 計算機能
  • 相互排他性
  • 受取人および扶養家族の指定検証

アクティビティ・トラッキング

ユーザーのアクティビティは、ユーザーが「福利厚生要約」ページから登録フローにアクセスしたときに追跡されます。 セルフサービス福利厚生のアクティビティ・トラッキングと、「福利厚生要約」ページを通じて開始された登録フローのアクティビティ・トラッキングは、別々に管理されます。 たとえば、従業員がセルフサービス・ページで歯科プラン・タイプのグループにアクセスし、その後、管理者が「福利厚生要約」ページを通じて登録フローを開始したときにチェック・マークは表示されません。

プラン・タイプのグループ化に対するチェック・マークと同様に、「アクセス済」「アクセスおよび送信済」などのバッジがプログラムまたはプログラム外のプランに表示されます。 これについても、セルフサービス・ページのアクティビティ・トラッキングと「福利厚生要約」の登録ページのアクティビティ・トラッキングは別々に管理されます。 従業員がセルフサービス福利厚生を通じて登録にアクセスして送信し、管理者が「福利厚生要約」の登録ページにアクセスしなかった場合、管理者に対してバッジは表示されません。 従業員がセルフサービス福利厚生を通じて登録にアクセスして送信し、管理者が福利厚生センターの登録ページにアクセスした場合、管理者に対して「アクセスおよび送信済」バッジが表示されます。 管理者が「福利厚生要約」ページを通じて登録を完了した場合も、同様のトラッキングが従業員のセルフサービス福利厚生で実施されます。 このアプローチにより、管理者または従業員は登録がすでに送信されていることを知ることができます。

ライフ・イベントのクローズ

セルフサービス構成で「管理者が登録フロー内で選択後にライフ・イベントをクローズすることを許可」オプションが選択され、プラン構成で「登録期間クローズ日」「選択実行時」に設定されている場合、管理者は選択の送信後にライフ・イベントをクローズできます。 選択を送信すると、管理者は「福利厚生の選択」ページにリダイレクトされます。 必要に応じて、ライフ・イベントをクローズできます。 別のプログラムに選択項目がある場合、またはプログラム外のプランが待ち状態の場合は、ライフ・イベントをクローズする前にそれらの選択項目を送信できます。

この機能により、Redwoodエクスペリエンスの優れた対話処理をご利用いただけます。

これらの機能のデモを次に示します:

有効化のステップ

「福利厚生要約」ページを有効にする方法を次に示します:

  1. 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
  3. ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
  4. 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
  5. 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
  6. 「保存」をクリックします。
  7. ORA_BEN_ADMINISTRATIVE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイルを検索して選択します。
  8. 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
  9. 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
  10. 「保存」「クローズ」をクリックします

アクセス要件

カスタム・ロールがある場合は、機能モジュールのそれぞれの権限および集計権限がロール階層に含まれていることを確認してください。

権限および集計権限を追加した後、データ・ロールを再生成し、ユーザー・インタフェースを確認します。

ユーザーに直接ジョブ・ロールを割り当てている場合は、データ・セキュリティを機能させるため、そのジョブ・ロールからデータ・ロールを作成する必要があります。

統合セキュリティの詳細:

「福利厚生要約」ページおよびセルフサービス福利厚生が正しく機能するためには、次の権限およびロールがカスタム・ロール階層に含まれている必要があります。

福利厚生サービス・センター

  • HCM共通コンポーネントへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_COMMON_COMPONENTS_PRIV)
  • 有効日を使用した就業者検索の使用可能(PER_ENABLE_WORKER_SEARCHES_USING_EFFECTIVE_DATES)
  • RESTサービスの使用 - 就業者アサイメント値リスト(ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_ASSIGNMENTS_LOV)
  • RESTサービスの使用 - 福利厚生関係値リスト(ORA_BEN_REST_SERVICE_ACCESS_BENEFIT_RELATIONS_LOV)
  • RESTサービスの使用 - 個人福利厚生バランス値リスト(BEN_REST_SERVICE_ACCESS_BENEFIT_BALANCES_LOV_PRIV)
  • RESTサービスの使用 - 福利厚生グループ値リスト(BEN_REST_SERVICE_ACCESS_BENEFITS_GROUP_LOV_PRIV)
  • RESTサービスの使用 - 連絡先値リスト(ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_CONTACTS_LOV)
  • 福利厚生の選択(BEN_ELECT_BENEFITS_PRIV)
  • 受取組織詳細の管理(BEN_MANAGE_BENEFICIARY_ORGANIZATION_DETAILS_PRIV)
  • 福利厚生担当の管理(BEN_MANAGE_BENEFIT_CONTACTS_PRIV)
  • 就業者別家族および緊急連絡先へのアクセス(ORA_PER_PERSON_CONTACT_DETAILS_VIEW_DUTY)
  • 個人福利厚生バランスの管理(BEN_MANAGE_PERSON_BENEFITS_BALANCE_PRIV)
  • RESTサービスの使用 - 個人福利厚生バランス(ORA_BEN_REST_SERVICE_ACCESS_PERSON_BENEFIT_BALANCES)
  • 福利厚生個人福利厚生グループの管理(BEN_MANAGE_PERSON_BENEFIT_GROUP_PRIV)
  • RESTサービスの使用 - 個人福利厚生グループ(ORA_BEN_REST_SERVICE_ACCESS_PERSON_BENEFIT_GROUPS)
  • 福利厚生個人の習慣の管理(BEN_MANAGE_BENEFIT_PERSON_HABITS_PRIV)
  • 福利厚生追加個人情報の管理(ORA_BEN_MANAGE_ADDITIONAL_PERSON_INFO)
  • 福利厚生保守バッチ・レポートの管理(BEN_MANAGE_BENEFIT_MAINTENANCE_BATCH_REPORTING_PRIV)
  • 個人受取組織の管理(ORA_BEN_MANAGE_PER_BNF_ORG)
  • 福利厚生関係の管理(BEN_MANAGE_BENEFIT_RELATION_PRIV)
  • 個人福利厚生関係の管理(ORA_BEN_MANAGE_PER_BNFT_RELATION)
  • 福利厚生裁判所命令の管理(ORA_BEN_MANAGE_PER_BENEFIT_COURT_ORDERS)
  • 個人福利厚生請求の管理(ORA_BEN_MANAGE_PER_BILLING)
  • 個人ライフ・イベントの表示(BEN_VIEW_PERSON_LIFE_EVENT_PRIV)
  • 福利厚生管理者アクセス(BEN_ADMIN_ACCESS_PRIV)
  • 福利厚生加入者登録結果の管理者別の管理(ORA_BEN_MANAGE_ENROLLMENT_RESULT_BY_ADMIN)
  • 福利厚生個人潜在的ライフ・イベントの管理(ORA_BEN_MANAGE_PERSON_POTENTIAL_LIFE_EVENT)
  • 選択の送信(BEN_SUBMIT_ELECTIONS_PRIV)

セルフサービス福利厚生:

  • 福利厚生セルフサービス構成の表示(BEN_VIEW_BENEFITS_SELF_SERVICE_CONFIGURATION_PRIV)
  • 福利厚生の選択(BEN_ELECT_BENEFITS_PRIV)
  • 就業者別の福利厚生加入者登録結果の管理(ORA_BEN_MANAGE_ENROLLMENT_RESULT_BY_WORKER)
  • ライフ・イベントの自己レポート(ORA_BEN_SELF_REPORT_A_LIFE_EVENT)
  • 福利厚生追加個人情報の管理( ORA_BEN_MANAGE_ADDITIONAL_PERSON_INFO)
  • 個人受取組織の管理(ORA_BEN_MANAGE_PER_BNF_ORG)
  • 就業者別家族および緊急連絡先へのアクセス(ORA_PER_PERSON_CONTACT_DETAILS_VIEW_DUTY)
  • 就業者別の福利厚生質問リスト応答の管理(ORA_BEN_MANAGE_QUESTIONNAIRE_RESPONSES_BY_WORKER)