新しいサブジェクト領域 - データ・アクセスの共有リアルタイム

新しいサブジェクト領域「ワークフォース管理 - データ・アクセスの共有リアルタイム」は、被付与者、割当先(または送信者)、および割当先によって被付与者にデータが共有されている実際の就業者についてレポートするのに役立ちます。

このサブジェクト領域には、次の3人の個人が関係しています:

  • 被付与者(アクセス権が付与されるユーザー)
  • 送信者(アクセス権の付与要求を送信したユーザー - アクセス権限付与元)
  • 就業者 - 自身のデータが共有されている個人。

就業者ディメンションと共通ディメンションは、自身のデータが共有されている個人に基づいています。

これらのすべてのペルソナ、アクセスの失効日および追加されたノートについてレポートできます。 被付与者および送信者情報は、プライマリ割当てに基づいています。 被付与者および送信者からのディメンションのみの問合せは、個人セキュリティによって保護されています。

例: 個人Xのデータに関して、就業者Aが就業者Bにアクセス権を提供します。 失効日以降、就業者Bは個人Xに関連する情報にアクセスできません

ノート: 「共有データ・アクセスの取消」プロセスにより、失効日に基づいて表から行が削除されます。 このプロセスが実行されると、履歴データをレポートできません。

就業者の共有データ・アクセスの詳細はレポートできます。

有効化のステップ

新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。 レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック(「Oracle Help Center」目的のアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。

アクセス要件

サブジェクト領域を保護する職務ロール 職務ロールを継承するジョブ・ロール/抽象ロール
  • データ・アクセスの共有トランザクション分析職務(FBI_SHARE_DATA_ACCESS_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
  • データ・アクセスの共有トランザクション分析(ORA_FBI_SHARE_DATA_ACCESS_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY_HCM)
  • ライン・マネージャ
  • 人事管理アナリスト