個人情報ページのRedwoodエクスペリエンス
Redwoodツールセットを使用して開発された「個人詳細」、「連絡先情報」、「ID情報」、「家族および緊急連絡先」ページなど、新しい「個人情報」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。 これらのページはVisual Builder Studio (VBS)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。
「個人詳細」ページは、従業員の名前、統計情報、個人基礎情報、国別識別子、障害情報などの情報を取得するために使用します。
個人詳細
「連絡先情報」ページは、電話、Eメール、住所、その他の通信チャネル(ソーシャル・メディア・アカウントなど)の4つの異なる通信チャネルを取得するために使用します。
連絡先情報
レスポンシブUIでこれらの通信チャネルのプリファレンスの順序を設定するには、レコードを編集して順序を設定する必要があります。 Redwoodでは、かわりに「連絡先情報」ページの「プリファレンスの順序」セクションにレコードを追加する必要があります。 このセクションは、デフォルトでは非表示です。 表示されるのは、「電話番号詳細」、「Eメール詳細」、その他の通信詳細および「住所」セクションの承認が無効で、承認待ちの行がない場合のみです。 通信レコードに対して以前に設定した優先順序は、Redwoodに引き継がれます。
レコードの追加中は、優先順序を選択できません。 デフォルトでは、最後の既存行の後に配置され、最後の既存行の順序番号に1を加算した順序番号になります。 たとえば、最後のレコードの順序番号が99の場合、追加する新しいレコードの順序番号は100になります。
「プリファレンスの順序」セクションに少なくとも2つのレコードがある場合は、「順序変更」ボタンが有効になります。 「順序変更」をクリックすると、レコードごとにドラッグアンドドロップ・ボタンがある「順序変更」ドロワーが表示されます。 ドラッグアンドドロップ・ボタンを使用して、必要に応じて行の順序を変更してください。 レコードを新しい位置にドラッグすると、優先順序番号が変わります。 「保存」をクリックします。 更新された順序が「プリファレンスの順序」セクションに反映されます。
レコードの順序を変更すると、最初のレコードの順序番号が1になり、それ以降昇順で再度番号付けされます。 既存の順序番号は上書きされ、採番の既存のギャップはなくなります。 たとえば、順序番号が1、4、5、9および11の5件のレコードがあるとします。 これらの順序を変更すると、それぞれ1、2、3、4および5の番号が付けられます。
プリファレンスの順序の変更
ノート: キーボード・ショートカットを使用してレコードの順序を変更することもできます。 移動するレコードを選択し、[CTRL]+[X]を押してから、上矢印および下矢印を使用して、配置する場所のすぐ上に移動します。 [CTRL]+[V]を押します。
セクションから行を削除すると、その下の行のプリファレンスの順序が自動的に更新されます。 順番は常に維持されます。 同じ例を使用して、順序番号が1、4、5、9および11の5件のレコードがあるとします。 そして、順序番号9のレコードを削除します。 そうすると、順序番号11の最後のレコードが1つ上に移動して、順序番号6になります。 この時点で、順序番号1、4、5および6の4件のレコードになります。
通信レコードのいずれかを更新した場合は、このセクションのレコードの順序変更、追加または削除時にのみ「プリファレンスの順序」セクションにその変更が反映されます。
「ID情報」ページは、従業員の市民権、パスポート、ビザおよび許可、および運転免許証を取得するために使用します。
ID情報
「家族および緊急連絡先」ページは、従業員の家族および緊急連絡先をすべて取得するために使用します。
家族および緊急連絡先
家族および緊急連絡先の編集
この新しいページでは、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。 これらの新しいページを使用すると、アプリケーション全体の一体感が高まります。
有効化のステップ
- 新しいRedwoodの個人情報ページを使用するには、サイト・レベルで次のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。 デフォルトでは、これらはすべて無効になっています。
プロファイル・オプション |
プロファイル値 |
---|---|
HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED |
Y |
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
Y |
ORA_PER_PERSONAL_INFORMATION_REDWOOD_ENABLED |
はい |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします:
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- 表にリストされている各プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに、「Y」または「はい」(表に基づいて該当する方)を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントおよび考慮事項
- 国別識別子はまだマスクされていません。
- ガイド付きジャーニは、「個人詳細」、「連絡先情報」、「ID情報」および「家族および緊急連絡先」ページを含む新しい「個人情報」ページで使用できます。
- ナッジも新しいページで使用できます。
- Visual Builder Studio (VBS)を使用して、Redwoodページをパーソナライズできます。
- 既存のADFページをパーソナライズしている場合は、Redwoodで再度パーソナライズする必要があります。
- 「電話番号詳細」、「Eメール詳細」および「その他の通信アカウント」セクションが編集可能モードの場合でも、「連絡先情報」ページの「プリファレンスの順序」セクションでユーザーが行の順序を変更できます。
- 新しいページでは、まだ次のサポートはありません。
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オートコンプリートのルール Redwoodで再作成された新しい個人情報ページでは、オートコンプリートのルールはサポートされていません。 Redwoodページを有効にする場合は、これらのページの基礎となるビジネス・オブジェクトに基づいて作成されたすべてのルールを無効にする必要があります。 ビジネス・オブジェクトでルールを無効にすると、Redwoodページおよびレスポンシブ・ページの両方でオートコンプリートが無効になることに注意してください。
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主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の使用ガイドの個人情報の章の個人レコード。
アプリケーション全体で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストは、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
- HCM Redwood Pages with Profile Options - MOSドキュメント - 2922407.1
HCMでのRedwoodページの拡張の詳細は、更新23Dの次の機能を参照してください:
アクセス要件
新しい個人情報ページへのアクセスは、個人情報のレスポンシブ・ページへのアクセスを制御するのと同じセキュリティ権限を使用して制御されます。
既存のセキュリティ権限の詳細は、Oracle Help Centerでこのリソースを参照してください。