Redwood: 非公開目標
管理者が非公開のパフォーマンス目標および人材開発目標の作成を有効にしている場合は、それらを作成できます。これらの非公開目標は、他のユーザーには表示されません。まだ目標を計画中の場合は、非公開目標として作成し、後で非公開ステータスをクリアできます。
目標を非公開目標にするには、「非公開目標」チェック・ボックスを選択します。
非公開目標
目標センターの「パフォーマンス」タブまたは「開発」タブで目標を表示する際には、「非公開」ラベルで非公開目標を簡単に識別できます。
「自分の目標」ページの「パフォーマンス」タブの非公開目標インジケータ
目標の詳細を表示する際に、その「非公開目標」ラベルによって、その目標が非公開目標であることを簡単に識別できます。
「目標詳細」ページの「非公開目標」インジケータ
非公開目標は承認のために送信されません。これらは、「チーム目標センター」に表示される目標数には考慮されません。非公開でない目標は編集できず、非公開にできません。共有目標を追加する際には、その目標を非公開にできません。
非公開パフォーマンス目標では、次のことを考慮する必要があります:
- 非公開目標に加重は追加できません。
- 目標プランの目標の合計加重を計算する際に、これらは考慮されません。
- 最大目標数または最小目標数が指定されている目標プランの目標数を決定する際に、これらは考慮されません。
- HR担当者またはマネージャのOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)レポートに、これらは含まれません。
- 非公開目標で実行できるのは、次の処理のみです:
- コピー
- 移動
- 延長
- 取消
- 削除
- 非公開目標に対して次の処理は実行できません:
- 共有
- 割当
- 連携
- フィードバックの要求
- 目標の非公開設定はクリアできます。ただし、目標プランで目標の加重の合計を100にする必要がある設定になっている場合に、目標プランの目標の合計加重がすでに100である場合は、目標に加重が指定されていると、この処理を実行できません。非公開でなくする必要が場合は、目標の加重を0のままにしておく必要があります。目標を非公開でなくした後、承認が有効になっている場合は、目標が承認のために送信されます。
非公開の人材開発目標では、次のことを考慮する必要があります:
- 非公開目標で実行できるのは、次の処理のみです:
- コピー
- 非アクティブに設定
- 削除
- 非公開目標に対して次の処理は実行できません:
- 共有
- 割当
- 目標の非公開設定はクリアできます。
従業員のパフォーマンスを向上させる非公開目標を従業員が作成できるようにすることで、目標設定プロセスを合理化します。
有効化のステップ
Redwoodの目標センターを有効にするには、表に示されているプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの表示名 |
値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
Y |
ORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLED |
Redwoodパフォーマンス文書および目標センター使用可能 |
はい |
ノート: パフォーマンス文書、チェックインおよび目標センターの機能は密接に関連しています。そのため、これらのページのRedwoodバージョンはすべて、共通のORA_HRA_PERFORMANCE_DOCUMENTS_AND_GOALS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを使用することでのみ有効または無効にできます。これらの機能は個別に有効にすることはできません。
プロファイル・オプション値の設定の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション実装ガイドのプロファイル・オプション値の設定のトピックを参照してください。
パフォーマンス目標または開発目標の非公開を有効にするには、管理者がVisual Builder Studioで「非公開」フィールドを構成し、その「非表示」プロパティを「表示」に設定する必要があります。
ヒントと考慮事項
- 非公開目標はHCMデータ・ローダーを使用してアップロードできません。
- トランザクション・コンソールの非公開目標の管理承認サブプロセスは、Redwoodの目標センターの非公開目標には適用されません。
主なリソース
HCMのRedwoodページの拡張の詳細は、Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください: