二重単位管理品目を含む購買依頼の作成
Redwoodセルフサービス調達アプリケーションでショッピング中に、二重単位管理品目を購買依頼に追加できるようになりました。 また、二重単位管理品目のセカンダリ単位で価格設定された包括購買契約明細をソースとする品目を購入することもできます。 たとえば、肉を在庫に保有して販売する際はケース単位でも、価格設定はポンド単位にする場合があります。 ポンドでの合計重量はケースごとに異なるため、肉の各ケースの価格は異なり、バイヤーに各ケースの見積価格を提示する必要があります。
二重単位管理品目の「製品詳細」ページ
「購買依頼明細の入力」ページでの二重単位管理品目の使用
二重単位管理品目の購入のサポートには、次の利点があります:
- オーダーおよび価格設定の柔軟性: 別の単位(ポンドなど)で価格設定されている場合でも、企業が1つの単位(ケースなど)で品目をオーダーできます。 この柔軟性により、様々な購買シナリオやサプライヤの好みに対応できるため、より正確な価格設定と製品原価計算が可能になります。
- 在庫管理の改善: オーダー-入金および調達-支払のプロセス全体にわたり、プライマリ単位とセカンダリ単位の両方で品目を同時に追跡できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「二重単位管理品目を含む購買依頼の作成」機能を使用する場合は、次の機能のいずれかまたは両方にオプト・インする必要があります:
- Redwoodバージョンをデフォルトのセルフサービス調達アプリケーションとして使用可能: 「購買依頼(新規)」作業領域をすべてのユーザーが使用できるようにし、すべてのユーザーの「購買依頼」作業領域を非表示にします。
- Redwoodセルフ・サービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達: すべてのユーザーがこれまでどおり「購買依頼」作業領域を使用できるようにし、Redwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理権限(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)が割り当てられているユーザーが「購買依頼(新規)」作業領域を使用できるようにします。
また、「購買」の「セカンダリ単位で価格設定された品目の購入」機能を使用するには、オプト・インする必要があります。
すでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能にオプト・インしている場合、数量を変更するとセカンダリ数量が自動的に更新され、その逆も同様になります。 これについては、以前のバージョンから動作が変更されています。
- この機能にオプト・インしていない場合、プライマリ数量が変更されてもセカンダリ数量は自動更新されず、その逆も同様になります。
- カタログ検索結果には、セカンダリ単位で価格設定された二重単位管理品目の包括購買契約明細の価格が、常にプライマリ単位で表示されます。
主なリソース
- Redwoodセルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、Redwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、購買依頼セルフサービス・ユーザーの事前定義済ロールに必要な権限のトピックを参照してください。
- Oracle Visual Builder Studioを使用したRedwoodアプリケーション・ページの拡張の詳細は、Oracle Fusion Cloud HCMおよびSCM: Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM用のRedwoodアプリケーションの拡張を参照してください。
アクセス要件
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- Redwoodセルフサービス調達アプリケーションにアクセスするためのRedwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
ノート: Redwoodセルフサービス調達アプリケーションにアクセスするために「デフォルト・セルフサービス調達アプリケーションとしてRedwoodバージョン使用可能」機能にオプト・インした場合、この権限は不要です。
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
ノート 「購買依頼明細の入力」ページにアクセスするには、クイック入力を使用した購買依頼の作成(POR_CREATE_REQUISITION_ALLOW_QUICK_ENTRY_PRIV)権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です。