「マネージャ階層のリフレッシュ」プロセスの強化

「マネージャ階層のリフレッシュ」スケジュール済プロセスが強化され、パフォーマンスが向上しています。非アクティブなアサイメントはデフォルトで完全リフレッシュから除外され、増分リフレッシュには前回の実行以降の更新のみが含まれます。

「プロセス詳細」では、次の機能強化が行われました:

  • 標準 - 完全実行モードでは、「完全リフレッシュ中の非アクティブなアサイメントの無視」のデフォルト値が「Y」になるように機能強化されています。「過去N日以内に更新済」フィールドで値を指定せずにプロセスを実行した場合、非アクティブなアサイメントは処理されなくなります。非アクティブなアサイメントを処理するには、「非アクティブなアサイメントの無視」フィールドで「N」を選択する必要があります。
  • 標準 – 増分実行モードでは、「過去N日以内に更新済」フィールドの+veパラメータ値によって、過去N日の値以降に更新されたデータまたは前回の実行以降に更新されたデータのうち、新しい方が処理されます。たとえば、プロセスを6時間ごとに1回実行するようにスケジュールし、「過去N日以内に更新済」パラメータが1であるとします。プロセスが6時間前に実行された場合、過去1日間に更新されたすべてのアサイメント上長データではなく、過去6時間以内に更新されたデータが処理されます。
  • Elasticsearchが有効になっている場合、「マネージャ階層のリフレッシュ」の非正規化表の一括インポート用に処理されたデータがパフォーマンス向上のために最適化されます。

これらの機能強化により、プロセスのパフォーマンスが確実に最適になります。 

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • 非アクティブなアサイメントの非正規化データは、処理されないのみであり、表内には引き続き存在します。つまり、データは削除されず、再度移入されることはありません。

主なリソース