就業者機密情報の安全なレポート
個人エスニシティ、個人宗教および個人国別仕様情報は、ワークフォース管理 - 個人リアルタイム・サブジェクト領域および就業者ディメンションの他のサブジェクト領域で使用でき、個人エスニシティ、個人宗教および個人詳細情報のそれぞれのデータベース・リソースに対する「個人のレポート」データ・セキュリティ・ポリシーによりアクセス権が付与されます。このデータへのアクセス権を付与するデータ・セキュリティ・ポリシーを識別して終了日を設定することで、これらの情報に関するレポートをロールが作成するのを防ぐことができます。
従業員の機密情報をレポートする権限があるロールを管理できます。
有効化のステップ
この機能を使用する前に、必要なアクセス権を付与してください。詳細は、アクセス要件の項を参照してください。
セキュリティ・コンソールで、個人エスニシティ、個人宗教および個人国別仕様情報のレポート作成を禁止する必要があるロールを検索します。
たとえば、ライン・マネージャ・ロールから個人宗教のアクセス権を削除するには、次のステップに従います。
1. ロールを編集し、「データ・セキュリティ・ポリシー」ページにナビゲートします。
2. データ・リソースが「個人宗教」で、「個人のレポート」権限があるデータ・セキュリティ・ポリシーを検索します。
3. データ・セキュリティ・ポリシーを編集し、開始日以降で本日の日付より前の終了日を入力します。
4. 「OK」をクリックし、「ロールの編集」フローの「要約」ページにナビゲートして、「保存してクローズ」をクリックします。
要件に基づいて、個人エスニシティおよび個人国別仕様情報についても前述のステップ2から4を繰り返すことができます。
個人エスニシティの場合、データベース・リソースは「個人エスニシティ」、権限は「個人のレポート」です
個人国別仕様情報の場合、データベース・リソースは個人詳細、権限は個人その他情報のレポートです
ヒントと考慮事項
1) 「個人のレポート」データ・セキュリティ・ポリシーを削除しないでください。これらは、次回にデータ・ロールが再生成されたときに再作成されます。データ・セキュリティ・ポリシーの終了日は、データ・ロールが再生成されたときに変更されません。
2) 「個人のレポート」データ・セキュリティ・ポリシーが設定された複数のロールをユーザーが持っている場合に、これらのデータに対するすべてのレポート・アクセス権をユーザーから削除する必要がある場合は、ユーザーのすべてのロールの「個人エスニシティ」、「個人宗教」および「個人詳細」データベース・リソースの「個人のレポート」データ・セキュリティ・ポリシーに終了日を設定する必要があります。
アクセス要件
.