定員に達した講義のセルフサービス・エクスペリエンスの改善

キャンセル待ちのない定員超過の講義の処理には、複数の機能拡張があります。 まず、講義が定員に達していて、「セルフサービスからキャンセル待ちへの参加の許可」オプションが有効になっていない場合にマネージャがどのような状態になるかを次に示します:

  • 講義詳細ページに「自分のチームへの学習の割当」処理が表示されません。 「使用可能な席」の値が0になります。
  • チーム・メンバーにコースを割り当てることはできますが、割当のコースの下には「現在使用可能な講義はありません」というメッセージが表示されます。

「自分のチームへの学習の割当」処理がない「講義詳細」ページ

「自分のチームへの学習の割当」処理がない「講義詳細」ページ

複数の学習者に学習を割り当て、割当処理中に定員に達すると、その割当によって学習者がキャンセル待ちに追加されることはありません。 また、割当によって、定員を超える学習者が処理されることもありません。 割当中に、空席の数およびキャンセル待ちがないことを示す情報テキストが講義の下に表示されます。

空席の数およびキャンセル待ちがないことが表示された「学習の割当」ページ

空席の数およびキャンセル待ちがないことが表示された「学習の割当」ページ

定員に達した後に「講義詳細」ページで「登録」をクリックした学習者は、キャンセル待ちに追加されません。 かわりに、バナー・メッセージによって、講義に登録されていないこと、および別の講義を選択する必要があることが学習者に通知されます。

割当選択に含まれていても、キャンセル待ちと空席がないため登録されなかった学習者は、「スキップされた割当の検索」タブに「定員に達した講義、キャンセル待ち不許可」事由コードとともに表示されます。

「定員に達した講義、キャンセル待ち不許可」事由コードが表示された「学習割当」ページの「スキップされた割当の検索」タブ

「定員に達した講義、キャンセル待ち不許可」事由コードが表示された「学習割当」ページの「スキップされた割当の検索」タブ

これらの機能拡張により、学習者とマネージャは定員とキャンセル待ちの管理を把握しやすくなるため、管理上の負担が軽減されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • これらの機能拡張が適用されるのは、講義でキャパシティ・ルールが有効になっており、最大キャパシティが設定され、「セルフサービスからキャンセル待ちへの参加の許可」オプションが選択解除されている場合のみです。
  • 「セルフサービスからキャンセル待ちへの参加の許可」オプションは、学習者およびマネージャにのみ適用されます。 学習管理者は、キャパシティ・ルールが有効で最大キャパシティが設定されている場合でも、引き続きキャンセル待ちに追加できます。