Oracle Fusion Cloud ApplicationsのAIエージェント・スタジオ
GenAI機能およびAIエージェントを作成、構成、検証およびデプロイして組織のニーズを満たすことができる設計時環境であるAIエージェント・スタジオを使用できるようになりました。 AIエージェント・スタジオを使用すると、事前構成されたエージェント・テンプレートを簡単に拡張でき、新しいエージェントやマルチ・エージェント・ワークフローを最初から構築することもできます。 AIエージェント・スタジオはFusion Applicationsに完全に統合されており、Fusion Applicationsのナレッジ・ストア、ツールおよびAPIへのセキュアでシームレスなアクセスを提供します。 この統合により、エージェントをワークフローに直接デプロイできるため、効率的なプロセスが確保されます。
AI Agent Studioを使用するには、「ナビゲータ」に移動し、「ツール」、AI Agent Studioの順に選択します。 次のタスクを実行できます。
- 事前定義済のエージェントおよびエージェント・チーム・テンプレートをインスタンス化、構成およびデプロイ
- 独自のカスタム・エージェントおよびエージェント・チームの作成
- ツールとトピックの作成
- エージェントの文書をアップロードしてセマンティック検索
- 環境内で実行されているエージェントまたはエージェント・チームのデバッグ
- エージェントが次のアクションを実行できるようにします:
- カスタム・ビジネス・オブジェクトを含むFusion Applicationsビジネス・オブジェクトを取得または処理
- Oracle Fusion Cloud HCMアラート・システムを介して特定のロールにEメールを送信
- Fusion Applications内のディープ・リンクを指定
- 数学計算の実行
AIエージェント・スタジオを使用すると、事前定義済のエージェントおよびエージェント・チームを簡単に構成およびデプロイしたり、独自のチームを作成できます。
有効化のステップ
- 環境には、Oracle Applicationsプラットフォームに適したサービスがデプロイされている必要があります。 詳細は、「Oracle CloudサポートのFAQ2521」を参照してください。
- 「セキュリティ・コンソール外部アプリケーション統合の有効化」 (ORA_ASE_SAS_INTEGRATION_ENABLED)プロファイル・オプションを「はい」に設定し、適切なロールの権限グループを有効にします。 「AI Agent Studioのアクセス要件」を参照してください。
主なリソース
アクセス要件
「AI Agent Studioのアクセス要件」を参照してください。