リコール通知に付加フレックスフィールドを使用
ユーザー・インタフェースを介して手動でリコール通知を作成する際に、付加フレックスフィールド(DFF)を使用してリコール通知およびその対応する明細に追加属性を入力できるようになりました。 これらは、コンテキスト依存フレックスフィールドまたはグローバル・フレックスフィールドのいずれかです。
リコール通知のDFF
DFFを使用してビジネス・ルールを定義して、属性を非表示にしたり、属性を必須フィールドにしたり、別のフレックスフィールド値に基づいてフレックスフィールドの値をデフォルト設定することもできます。
DFFは、リコール通知V2 Rest APIを使用してリコール通知を作成している場合でも取得できます。
- 標準のOracleフィールドで使用できない追加のビジネス・データを取得できます。これにより、リージョン固有のコンプライアンス情報のトラッキング、内部分類などのビジネス固有の要件がサポートされます。
- フィールドは、ビジネス・ニーズの進化に応じて迅速に追加または更新できるため、広範な開発が不要になります。
- DFFを介して取得された追加データは、レポートおよびダッシュボードで使用できます。 これにより、より豊富なデータ・セットを提供することで、ディシジョンを改善できます。
- DFFを使用すると、外部システムとの統合に必要な追加情報を格納でき、システム間でのよりスムーズなデータ交換が容易になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、リコール・ヘッダーまたは明細レベルで次のように付加フレックスフィールドを定義します:
- 「設定および保守」作業領域で、「付加フレックスフィールドの管理」タスクを使用します。
- モジュールを「リコール管理」として検索します。
- リコール通知ヘッダーおよびリコール通知明細を編集して、ビジネス・ニーズに応じてグローバル・セグメントまたはコンテキスト依存セグメントを追加します。
- フレックスフィールドをデプロイします。
リコール管理の付加フレックスフィールド
グローバル・セグメント
主なリソース
- Oracle Supply Chain Management Cloud:『Using Product Recall Management』ガイド(Oracle Help Center)を参照してください。
アクセス要件
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 製品リコール通知の管理(ENQ_MANAGE_PRODUCT_RECALL_NOTICES)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。