等級ステップ昇格の調整常勤換算に対する機能改善

リリース25Bでは、等級ステップ昇格プロセスで標準常勤換算のかわりに調整常勤換算を使用するオプションが導入されました。 リリース25Cでは、調整済常勤換算がいつ計算に含まれるかを示すために、いくつかの軽微な機能拡張を行いました。 計算自体は変わっていません。

Redwoodの「提示昇格のレビュー」および「給与更新」ページに変更を加えました。 名前をクリックして詳細ページを開くと、アサイメントの計算で調整済常勤換算が使用された場合に、FTE値に調整済常勤換算表記がここに表示されます。

FTE属性の調整済常勤換算表記法

常勤換算値の横の調整済常勤換算表記

また、プロセスのトランザクション・レポートおよびログ・ファイルも更新しました。 トランザクション・レポートには、次に示すように、FTE列の値が標準常勤換算であるか調整常勤換算であるかを示すNまたはYの値を含む「調整常勤換算インジケータ」列が含まれるようになりました。

トランザクション・レポートの調整済常勤換算フラグ列

トランザクション・レポートの調整済常勤換算インジケータ列

ログ・ファイルに、プロファイル・オプションが有効かどうかを示す新しい行を含めました。 この図は、新しいAdjusted FTE Used行を含むログ・ファイルを示しています。 値がYの場合、プロセスの実行時にプロファイル・オプションが「Yes」に設定されました。 値がNの場合、プロファイル・オプションはNoに設定されました。

新規ログ・メッセージ

ログ・ファイルの新しい行

これらの機能改善により、常勤換算計算で標準常勤換算を使用するか調整常勤換算を使用するかがわかります。

有効化のステップ

この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。

ヒントと考慮事項

主なリソース