資産ノートおよびその他の詳細を資産詳細プラグインから更新

25Cリリース以降、モバイル・ワーカーは新しい詳細を検出するたびに、アセット情報を更新したり、「資産詳細」ページからノートを直接追加できます。 これにより、バック・オフィス・ユーザーに更新について連絡する必要がなくなり、プロセスがさらに「リアルタイムで効率的」になります。

この新機能により、「資産詳細」ページにアクセスできるすべてのモバイル・ワーカーは、次のことを実行できます:

  • 新しいアセット情報を資産ノートとして記録します。
  • Fusionで資産付加フレックスフィールドとして取得されたアセットの詳細を表示および更新します。
  • 資産が競合相手に属しているかどうかを識別します。

「資産詳細」ページを介して行われた更新は、「Fusionエンタープライズ資産管理」アプリケーションと自動的に同期されるため、認可されたすべてのユーザーが最新の正確なアセット情報にアクセスできます。

新規資産ノートの追加

モバイル・ワーカーは、新しい資産関連情報を「資産ノート」として記録できるようになり、関連する詳細をリアルタイムで文書化できるようになりました。

  • 新しいノートの追加ボタンは、「資産詳細」ページで使用できます。

「ノートの追加」ボタン

「ノートの追加」ボタン

  • このオプションを選択すると、モバイル作業者はノートをテキストとして入力できます。

ノート・フィールドの追加

ノート・フィールドの追加

  • Oracle Fusion Field Serviceに追加されたデータは、ノートとしてFusionエンタープライズ資産管理で更新されます。
  • モバイル・ワーカーは、必要に応じてエントリを編集または削除できます。
  • モバイル・ワーカーが、「資産詳細」ページでアクションを実行するために必要なadd/edit/delete権限をFusionで構成していることを確認します。

付加フレックスフィールドの表示および更新

モバイル・ワーカーは、Fusion内の「付加フレックスフィールド(DFF)」に格納されているアセット情報にアクセスして変更できます。これにより、キー・データがすぐに利用できるようになります。

「資産詳細」ページ

「資産詳細」ページ

「追加情報」ページのフィールドは、「アセット詳細」設定ページで「プラグイン・パラメータ」として構成できます。 詳細は、有効化のステップの項を参照してください。

競合会社資産識別

「資産詳細」ページに新しいフィールド「競合資産」が導入され、作業中のアセットが競合相手が所有しているが、アプリケーションでトラッキングされていることが示されています。

競合会社資産識別

競合会社資産識別

  • アプリケーションで資産が追跡され、競合相手が所有している場合、「競合相手資産」フィールドには「はい」と表示されます。
  • 組織が資産を所有している場合は、「競合資産」フィールドに「いいえ」が表示されます。

ビジネス上の利点

この機能改善により、資産情報の更新の遅延が最小限に抑えられ、ユーザー・データの精度が向上します。 モバイル・ワーカーによる更新は、ほぼリアルタイムで「エンタープライズ資産管理」アプリケーションに反映されるため、認可されたユーザーが最新の資産詳細にアクセスできるようになります。

有効化のステップ

  • インスタンスでアセット詳細モジュールの最新バージョン、v4.0.0がアクティブ化されていることを確認します。
  • 「資産詳細」ページに、表示された値の構成に使用できる新しいプラグイン・パラメータdescriptiveFlexFieldsが追加されました。

資産プラグインの編集

資産プラグインの編集

  • 「FusionのapiFieldName」で必要な値を設定し、このプラグイン・パラメータの「カンマ区切りリスト」として指定します。 対応するフィールドがDFFとして表示されます。

ヒントと考慮事項

該当なし