公開就業者アクセス構成の監査および移行

Functional Setup Manager (FSM)を使用して、環境間の公開就業者アクセス更新を移行できるようになりました。 また、公開就業者アクセス構成オブジェクトに対して監査を有効にすることもできます。

データ移行 

これで、「ユーザーとセキュリティ」機能領域の「ワークフォース・デプロイメント」オファリングに新しいタスク「公開就業者アクセスの構成」が追加されました。 この機能は、エクスポートおよびインポート時に2つの新しいビジネス・オブジェクト(「HCM公開就業者アクセス」および「HCM公開就業者アクセス詳細」)を移動します。

ソース環境から、公開就業者アクセス構成パッケージを含む新しいエクスポートCSVファイルを作成できます。 このファイルをダウンロードして、この設定を移動する他の環境のインポート・ソース・ファイルとして使用できます。

公開就業者アクセス・タスクの構成

公開就業者アクセス・タスクの構成

「ワークフォース・デプロイメント」オファリングの他に、「報酬管理」と「採用」、「候補者エクスペリエンス」オファリングにもこのタスクがあります。

監査

「公開就業者アクセス」監査可能オブジェクトを、「グローバル人事管理」製品にリストされているオブジェクトの「ビジネス・オブジェクト属性の構成」リストに追加しました。    

公開就業者アクセス・オブジェクトを表示するには、「Oracle HCM Cloudビジネス・オブジェクトの監査の有効化」に記載されているステップに従います。

新規公開就業者アクセス監査可能オブジェクト

新規公開就業者アクセス監査可能オブジェクト

公開就業者アクセス更新を環境間で簡単に移行できるほか、公開就業者アクセス・エンタープライズ構成に加えられた更新を監査できます。

有効化のステップ

「設定および保守」データ移行機能を有効にするために何もする必要はありません。

ただし、監査の場合は、公開就業者アクセス・オブジェクトの監査フレームワークの指示に従って「Oracle HCM Cloudビジネス・オブジェクトの監査の有効化」を実行する必要があります。

ヒントと考慮事項

N/A 

主なリソース

これらの新しい公開就業者アクセス機能の詳細は、Oracle Help Centerの次のトピックを参照してください:

アクセス要件

この機能を使用するには、次のジョブ・ロールが必要です: 

  • アプリケーション実装コンサルタント(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_CONSULTANT_JOB)