未解決の標準ユーザー変数を使用したフォームおよびダッシュボードのユーザー・インタフェースの向上
未解決の標準ユーザー変数によってフォームまたはダッシュボードのオープンが妨げられている場合、ユーザー・インタフェースにはメッセージと、欠落しているユーザー変数を解決できるユーザー・インタフェースへのリンクが表示されます。
適用先: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、FreeForm、Planning、Tax Reporting
現在、Oracleでは、次の3つのタイプのユーザー変数がフォームでサポートされています:
- 標準
- 動的
- コンテキスト依存
25.08では、フォーム2.0、Smart Viewクライアントおよびダッシュボードで動的およびコンテキスト依存のユーザー変数のデフォルト値を自動的に設定する機能拡張が導入されました。 標準ユーザー変数(未定義の場合)は、プリファレンスに欠落値を定義するためにユーザーの介入が必要です。 欠落しているメンバー値が含まれているためにフォームまたはダッシュボードを開かなかった場合は、管理者が設定したユーザー変数の値を定義するように求められます。
自動的に解決できなかったユーザー変数を含むフォームまたはダッシュボードの場合、欠落しているユーザー変数が最初に表示された「ユーザー・プリファレンス」ページへのリンクを提供するメッセージが表示されます。
"Before you can open this form, you must select a member for each User Variable. To select members for missing user variables: Click here"

ユーザー・インタフェースにユーザー変数メッセージがありません
メッセージ内のリンクをクリックすると、「ユーザー・プリファレンス」ページが新しい動的タブで開き、メンバー値が欠落しているユーザー変数が最初に表示されます。

欠落しているユーザー変数が表示された「ユーザー・プリファレンス」ページ
ビジネス上のメリット: メッセージを表示し、欠落しているユーザー変数を解決するためのユーザー・インタフェースへのリンクを提供すると、欠落しているユーザー変数を含むフォームおよびダッシュボードを開くプロセスが簡略化されます。
主なリソース
- Enterprise Profitability and Cost Management
- Enterprise Profitability and Cost Managementの管理および使用
- Financial Consolidation and Close
- Financial Consolidation and Closeの管理
- FreeForm
- FreeFormの管理
- Planning
- Planningの管理
- Tax Reporting
- Tax Reportingの管理